地域物語 第20編「江戸か黒須か下大谷沢か」

更新日:2024年03月21日

歴史名勝No60「三嶋神社本殿」

みしまじんじゃはいでん

市東部下大谷沢地区にある三嶋神社は、社の由緒書によると鎌倉北条氏の時代、伊豆の国三嶋明神を移し奉納したと伝わります。本殿には阿弥陀如来あみだにょらい像と寛文8年(1669年)銘の懸仏かけぼとけを安置し、柱には登り龍、下り龍の見事な彫刻が施されています。1668年11月に再建したとの棟札がありますが、現在の社殿は建築様式からは江戸末の作と思われます。

当地はかつて養蚕ようさんが盛んで、「江戸か黒須か下大谷沢か」と呼ばれていました。社殿には大正末期まで奉納されていた古い獅子頭3頭が保存され往時の賑わいを伝えています。

みしまじんじゃほんでん

三嶋神社本殿みしまじんじゃほんでん(市指定文化財(建造物))

三嶋神社から南小畔川を歩く

しもおやさわせきぞうぶつぐん

南小畔川みなみこあぜがわにかかる神流橋と県道笠幡狭山線の間に石造物群があります。

ばとうかんのん

馬頭観世音 安永6年(1777年)

ばとうかんのん

  馬頭観音 明治7年(1874年)

ばとうかんのん

馬頭観世音 安永6年(1777年)

ふもんぼん

普門品読誦供養塔ふもんぼんどくずくようとう 天明8年(1788年)

ばとうかんのん

秩父西国坂東百番納経塔ちちぶさいごくばんどうひゃくばんのうきょうとう 明治5年(1872年)

ばとうかんのん

橋供養塔はしくようとう 嘉永元年(1848年)

ばとうかんのん

馬頭観音1

天保12年(1841年)

道標も兼ねている。

川古へ

東 道

坂戸

南 扇町谷

ばとうかんぜおん

馬頭観世音2

文久3年(1863年) 道標を兼ねる

右 川越

左 はんのう

ばとうかんぜおん

馬頭観世音2

昭和27年(1952年)

2基は同一地点

ばとうかんのんえんけい
ばとうかんのん

馬頭観音3

文化2年(1805年) 道標を兼ねる

右のみち[ ]

ひだり 川こえ

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るーとあんない

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