自然
市制施行10周年を記念して制作した、ひだか郷土かるたを用いて日高市の自然を再発見してみませんか。
あいあい橋日本一のトラス橋
あいあい橋は、巾着田を流れる高麗川に架かる日本最長級の木製トラス橋です。橋の延長は、91.2メートルで、平成8年4月に完成しました。
高麗郷民俗資料館側から巾着田へ続く橋の上からの眺めは、清流に映える木々の緑が安らぎを与えてくれます。
うすもやの五常の滝の水けむり
五常の滝は、西の端の山あいにあり、落差は12メートルで、市を代表する滝です。滝つぼの手前の岩盤に滝不動尊がまつられています。
【注意】滝は私有地に囲まれているため、見学には事前予約が必要です。
巾着田四季おりおりの花がさく
巾着田は、高麗川の蛇行で作られた巾着袋のような形をしている土地です。春のレンゲ草、菜の花。そして、秋の曼珠沙華・コスモス、種々の野草が四季折々咲き乱れ、自然が織りなす空間は、心を癒してくれます。
初日の出のぞみ人かげ白銀平
白銀平は、アシビの白い花房が新緑に映え、美しく見えるところから昭和36年に命名された標高195メートルの静かな公園です。春は桜・つつじが咲き乱れ、秋は美しい紅葉を見ることができ、訪れる人の心をなごませてくれます。
展望台からは、丹沢・奥多摩の山々、新宿・池袋の超高層ビル群を望むことができます。
日和田山四季をいろどる自然の宝庫
日高市のシンボル日和田山。標高305メートルで眺望がよく、巾着田からみる姿は雄大です。
新緑の春。木陰で涼める夏、紅葉の秋、落ち葉カサコソの冬。一年中遊べるこの自然の宝庫は、平成10年に日高市ふるさとの森第1号地に指定され、環境ボランティアやたくさんの市民に守られています。
平和だねモクセイかおる日高のまち
モクセイは、10月ごろ開花し、甘い香りが漂います。空気の澄んだところでないとうまく花をつけないといわれます。これからも日高で多く見られ、豊かな自然が保たれることが望まれます。
昭和55年12月8日に日高市(町)の木に指定されました。
ホタルとび高麗川の水かがやかせ
高麗川や近くの小川で、昔多くのホタル(ヘイケボタル)を見ることができました。6月の終わりごろより羽化したホタルは、淡い光を放ちながら夜空を舞い、交尾、産卵します。成虫になってから、たった2週間でその役目を果たし、一生を終えます。
ホタルが住める環境を取り戻しましょう。
むらさきの小さなかわいいハギの花
萩は、秋の七草のひとつで、万葉集にも多く読み込まれています。
高萩の地名にもある通り、市内にも多く自生し、秋には小さな紫や白の可憐な花を咲かせます。
昭和55年12月8日に日高市(町)の花に指定されました。
メダカすむ小川をみんなで守ろうよ
メダカは、北海道以外の全土にいました。水草や藻のある小川や水田にすみ、水面近くを好みます。
るり色にかがやく羽はカワセミだ
カワセミは清流でしか見られない全長13センチメートルくらいの小さな鳥です。
昭和55年12月8日に日高市(町)の鳥に指定されました。
わぁすごい百万本の曼珠沙華
曼珠沙華は、田の土手などに群生しますが、特に巾着田の外側の林の中には約600メートルにわたり、大群落があります。
秋の彼岸頃になると満開になり、その景観は、真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたようで100万本といわれています。真っ赤な花と緑の雑木林、高麗川の清流が調和して絶景です。
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更新日:2021年11月13日