第68回都市計画審議会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
令和7年3月6日
第68回 日高市都市計画審議会会議録
日時
令和7年2月7日(金曜日) 午後2時から2時55分まで
場所
日高市役所 2階 庁議室
公開・非公開
公開
出席者
小林委員、谷口委員、金平委員、望陀委員、後藤委員、吉田委員、比留間委員、山田委員、森崎委員、関委員、森谷臨時委員
欠席者
和田委員、島村臨時委員
説明員
都市計画課長、市街地整備課長、市街地整備課副参事
事務局
都市整備部長、都市計画課長、計画推進・企業誘致・住宅政策担当主幹、計画推進・企業誘致・住宅政策担当主査、計画推進・企業誘致・住宅政策担当主事
傍聴者
1名
担当部署
都市整備部都市計画課
議題および決定事項等
議題
(1)議事
- 議第1号 都市計画法第34条第12号区域の追加指定について
【決定事項等】原案のとおり可決した。 - 議第2号 都市計画法第34条第12号指定区域の廃止について
【決定事項等】原案のとおり可決した。
(2)報告
- 川越都市計画事業武蔵高萩駅北土地区画整理事業の換地処分について
- 八高線・川越線高麗川駅の東西自由通路西口の一部と新駅舎の使用開始について
- 高麗川駅東口地区の用途地域等の変更について
- 武蔵高萩駅北地区地区計画の変更について
会議資料
審議事項
議第1号 都市計画法第34条第12号区域の追加指定について (PDFファイル: 736.3KB)
議第2号 都市計画法第34条第12号指定区域の廃止について (PDFファイル: 5.7MB)
報告事項
報告事項1 川越都市計画事業武蔵高萩駅北土地区画整理事業の換地処分について (PDFファイル: 51.0KB)
報告事項2 八高線・川越線高麗川駅の東西自由通路西口の一部と新駅舎の使用開始について (PDFファイル: 1.2MB)
報告事項3 高麗川駅東口地区の用途地域等の変更について (PDFファイル: 5.1MB)
報告事項4 武蔵高萩駅北地区地区計画の変更について (PDFファイル: 69.0KB)
会議の経過
(1)審議事項
議第1号 都市計画法第34条第12号区域の追加指定について
都市計画課の説明(議案1ページから3ページまで)
- 都市計画法第34条第12号区域に追加指定する1か所について説明した。
【質疑】
委員:物流倉庫が進出した場合、トラックは国道407号のインターの方に出ることが多くなるか。
説明員:まだ事業者から具体的な話はないが、おそらく407号線から入るという案が多いのではと考えている。
委員:それならば道路が整備されているのでよいが、この区域から北東へ向かい日高智光山線に出て左折し407号線と合流する日高カントリーの所が、歩道がなく狭くなっている。将来的には、交通量が多くなると通行人の安全の確保も、まちづくりという都市計画の重要な部分だと思うので、頭に入れておいていただきたい。
説明員:承知した。
委員:この区域は市街化調整区域だが、上位構想で工業系地域と明記されているということだが将来的にはどうなっていくのか。詳しく教えていただきたい。
説明員:日高市総合計画において将来土地利用構想を定めており、当区域は工業系地域の位置付けになっている。今後、工業系を誘致する方向性だが、現状では市街化区域への編入といった都市計画に基づく手続きを進める想定はない。
委員:そうなるとちぐはぐな印象を受ける。市街化調整区域で工業系地域ということならば、むしろ市街化編入していけばいいのではないかと思うが、市としてどう考えているのか。
説明員:将来的には市街化編入も検討したいが、現状その条件が全部揃っていない。都市計画基礎調査の結果等も踏まえて、今後、県と調整していく形になる。
委員:地図上で航空写真を見ると周りもまだ農地は残っており、今後物流などがより増えていきそうなのであれば、スプロール的に広がるよりもうまく計画的に土地利用を考えていった方がいい。
【審議結果】
原案のとおり可決
議第2号 都市計画法第34条第12号指定区域の廃止について
都市計画課の説明(議案4ページから5ページまで)
- 令和4年度に区域の指定告示を行ったが、事業計画者より事業計画が中止となったため指定区域の廃止の申し出があった。市指定運用方針の規定に基づき、当該区域の廃止手続きを行うものである。
【質疑】
委員:廃止については、問題ないと思う。日高はアクセスが良いので、企業は進出したいという話も聞いている。廃止した後、もし次にこの区域に進出したいという企業があった場合には、もう一度また指定するということか。
説明員:委員のご指摘の通り、今後、廃止した後に新たな事業者から相談があり諸条件が整えば、また審議会へ諮問し指定に向け進めていく。
【審議結果】
原案のとおり可決
(2)報告事項
1. 川越都市計画事業武蔵高萩駅北土地区画整理事業の換地処分について
市街地整備課からの説明
- 川越都市計画事業武蔵高萩駅北土地区画整理事業の換地処分について、概要と事業内容を説明した。
【質疑】
なし
2. 八高線・川越線高麗川駅の東西自由通路西口の一部と新駅舎の使用開始について
市街地整備課からの説明
- 高麗川駅の東西自由通路と新駅舎の建設工事について、令和6年12月から東西自由通路西口の一部と新駅舎の使用を開始したことを説明した。
【質疑】
なし
3. 高麗川駅東口地区の用途地域等の変更について
都市計画課からの説明
- 高麗川駅東口地区の用途地域、防火地域及び準防火地域、地区計画の変更について、概要、対象地区、変更内容および今後のスケジュールを説明した。
【質疑】
なし
4. 武蔵高萩駅北地区地区計画の変更について
都市計画課からの説明
- 武蔵高萩駅北地区地区計画の変更について、概要、変更内容および今後のスケジュールを説明した。
【質疑】
委員:変更内容の中で都市計画変更に併せ、武蔵高萩駅北地区地区計画区域内における建物の制限に関する条例を廃止するとある。高さの制限なども全部廃止され、高くてもいいということか。
説明員:今回廃止するのは容積率だけであり、高さの制限は変更しない。
委員:武蔵高萩駅北土地区画整理事業のエリアについて、換地が終わりこれから建物が建っていくと思うが、地図を見ると、太陽光パネルが場所によって広く設置されている。このような土地利用については、市としてどう考えるのか。周辺も地区計画で基準を示した方がいいのではないかと思うが、それについてはいかがか。
説明員:太陽光パネルが設置されていることに関して、こちらも理解はしている。市の意向としては、土地区画整理事業を行ったからには、太陽光パネルよりは建物等を 建てていただきたい。また地区計画では建築物の規制をかけており、太陽光パネルに関しては建築物ではないと捉えられる場合もあり、制限が難しいと考えている。中には、上に太陽光パネルを載せ、下に駐車場というところも一部あり、一律に規制するのも悩ましいところである。
委員:私も明確な答えは持っていないが、ただ今空いているところに建物がないうちに太陽光ばかりになってしまうことがはたしてこのエリアにとっていいのかというのは議論しておいた方がいい。今後増えて光が入ってきてまぶしいといったトラブルが起きる可能性があるかもしれないので、議論を始めておいた方がいいと思う。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2025年03月11日