第8回スポーツ交流事業(日高市にて 平成25年度)
平成25年11月2日から11月4日までの3日間、日高市と友好都市である大韓民国烏山(オサン)市の小学生によるスポーツ交流が行われました。今回の会場は日高市です
平成25年度スポーツ交流事業
烏山市との小学生によるスポーツ交流事業は、平成14年(2002年)の日韓共同で開催されたワールドカップサッカー大会を契機に、平成15年から実施しています。(第1回事業は烏山市で開催。平成20年度,平成21年度,平成24年度は未開催)
この交流事業は、日高市と烏山市の小学生がスポーツやホームステイを通じて友情の芽を育て、友好親善をより一層深めること、また、国際理解教育の一環として、お互いに相手国の生活や文化を学びながら大きく強く育ってもらうことを目的として行っています。
公式訪問同様、相互に隔年で相手市を訪問しており、第8回となる今回は、烏山市の小学生を日高市に招いて11月3日に日高総合公園で親善試合を行いました。
烏山市選手団到着
交流事業1日目の11月2日(土曜日)、烏山市の代表選手団は午後0時30分、大韓航空機で成田空港に無事到着しました。
その後、成田空港から大型バスで日高市に向かいました。
烏山市選手団
これまで一つの小学校の児童で構成されていた烏山市の代表選手は、今回から烏山市体育会で育成されている2つのクラブによる連合構成となり、8つの小学校から選抜された4年生と5年生の15名で、このうち1名が女子選手でした。
この選手団の引率は、烏山市の職員3名並びに烏山市体育会の2名でした。
対する日高市の代表選手は、日高市スポーツ少年団から選抜された6年生の22名で、このうち4名が女子選手でした。
歓迎夕食会
日高市へ到着後、市内のレストランで歓迎夕食会が催されました。夕食会では、谷ケ崎市長と烏山市選手団の金敬洙(キム ギョンス)団長が挨拶し、記念楯の交換等を行いました。
両市の代表選手たちは初対面で言葉が通じないこともあり、始めはおとなしかったのですが、夕食を囲みながら身振り手振りでコミュニケーションをとるとともに、日高市選手団から烏山市選手団へ歓迎の意を込めた手品の披露で盛り上がったことで、歓迎夕食会が終了する頃には会場全体が笑顔と元気に溢れ、温かな空気に包まれました。
歓迎夕食会終了後、烏山市の選手たちは、それぞれ日高市選手の家庭に分かれてホームステイしました。
市内見学
交流事業2日目の11月3日(日曜日)は、烏山市の選手団と日高市の選手たちがホームステイ先の家庭から日高市役所へ午前9時に集合し、高麗神社を見学しました。高麗神社では、平成25年9月に烏山市から名誉市民証を授与された高麗神社第60代宮司である高麗文康さんから説明及びご案内をいただきました。その後、市内のレストランで昼食を食べ、スポーツ交流の親善試合会場である日高総合公園へに向かいました。
親善試合
日高市スポーツ少年団の皆さんをはじめ、多くの皆さんに応援していただく中、親善試合を前後半20分ハーフで2試合行いました。
試合前の開会セレモニーでは、記念のボールとバナーを交換し、健闘を誓いました。
第1試合終了後には、第2試合も両市の代表選手が頑張れるようにと、日高太鼓「鼓游」の皆さんによる和太鼓の演奏が行われ、力強い鼓動がグラウンドに響きました。
試合結果
第1試合日高市 3対1 烏山市
第2試合日高市 0対1 烏山市
選手たちが全力を出し切り、1勝1敗という結果になりました。
白熱した好ゲームを繰り広げた両市の選手に、会場で応援してくださった多くの皆さんから惜しみない拍手が送られました。
選抜チームを指導してくださった両市の監督並びにコーチの皆さん、本当にお疲れさまでした。
試合後は、温泉施設で試合での汚れや汗を流し、文字通り「裸の付き合い」となりました。
入浴後、各地区のスポーツ少年団による歓迎会に参加、その後、ホームステイ家庭で最後の夜を過ごしました。
代表選手団帰国
交流事業3日目の11月4日(祝日)、日高市の選手たちは午前6時に日高市役所へ集合し、別れを惜しみながら烏山市選手団を見送りました。
その後、烏山市選手団は東京ディズニーランドを見学後、成田空港から午後5時の大韓航空機で帰国の途に着きました。
日高市代表選手の感想
日高市の選手から、このスポーツ交流事業に参加した感想をいただきました。
更澤陸斗選手
「ぼくは、烏山市交流事業で、日高市代表メンバーに選ばれ、試合にでました。試合をする前には、烏山市の人たちと、高ま神社に行き、高ま神社のことを勉強しました。試合では1勝1敗でした。1試合目では、前半始まってすぐに自分が1対1で足からいってしまって、ファールでPKで、烏山市に1点先制されてしまいました。それでも、ほかの人が得点を決めてくれたのでよかったです。この交流で少し勉強になりました。一生に一度の体験ができてよかったです」
三尾伶央選手
「ぼくは、日高選抜のキャプテンをしました。選抜のキャプテンに選ばれた時はすごく緊張しました。さらに、烏山選抜が日高に来ると聞いてどうしたらいいかわからなくなりました。結団式の時は選手宣誓をすることをとつぜん聞き、本番では残念な結果だったけど最後まで言えたのでよかったです。烏山の選手とは、あまりしゃべれなかったけどテレビを見たり、ゲームをして少しずつ仲良くなれました。試合では、ぼくたちより年下なのに、とても上手でおどろきました。試合結果は1勝1敗でとてもいい試合になりました。この烏山選抜と試合をやってみて、烏山の人はすごくやさしくてサッカーが上手だと思いました。もし機会があったらまた烏山の人に会いたいです」
奈良坂京哉選手
「ぼくたちは、11月2日から4日まで烏山市からきた選抜チームと交流を深めるため、試合やホームステイなどをしました。2日の夜は、かんげい会を市の人と一緒にしました。ぼくも、みんなも少しきんちょうしてました。でも楽しくできてよかったです。ぼくたちのところには、4人の烏山の子が来ました。2人ずつにわかれて、2軒の家にホームステイをしました。ぼくたちも半分ずつにわかれて2軒の家に一1ずつして烏山の子と一緒に泊まりました。なかなか言葉も通じなかったけど、そのうちなんとなく通じるようになってゲームをしたり、おもちゃで遊んだりしました。3日は、高麗神社で宮司の話を聞きました。昼食はレストランでやき肉を食べました。とてもおいしかったです。そのあと試合をしました。結果は、2試合やって1勝1敗でした。2勝できなかったのは残念でしたが、楽しくできたのでよかったです。4日は、朝早くから見送りしました。2日間しか一緒にいれなかったけど、見送りのときは少しさみしかったです。ぼくは、選抜に入れて烏山の子と友だちになれて本当によかったと思いました」
小野寺樹選手
「ぼくは、この3日間でたくさんの経験をしました。始めはどんな人たちが来るか不安でしたが、言葉が通じないけど手の動きなどですぐに仲良くなれました。ホームステイ先に一緒におとまりをさせてもらい、マジックやサッカー盤、野球盤で遊びました。2日目は、烏山市の選手たちと市内見学に行きました。いろんな人と仲良くなりました。午後は烏山市との試合で、1試合目と2試合目の後半に出ました。烏山市の選手は、スピードが速くて、ボールさばきがとても上手でした。その試合の後に、みんなでお風呂に行きました。はだかのつきあいをして、さらに距離がちぢまったように感じました。夜は、アンタレスでかんげい会をして、あっという間の2日間でした。自分が選抜に選ばれたことで、きちょうな経験をすることができました。この経験を活かし、今後につなげていきたいです。今度、機会があったら烏山市に行ってみたいです」
蟹江達樹選手
「ぼくは、サッカー選抜で3日間、韓国烏山市の人が来ました。1日目では烏山市の人が入国し、歓げい会をやりました。最初は、話かけられなかったけど、後になってから、ジェスチャーでなんとか通じるようになりました。その後、パク・チャン、キム・ジョンソンと友だちにもなれました。その2人は、ぼくの家のホストファミリーだったので友だちになれて良かったです。家に帰ったら、お父さんがマジックを見せてくれました。とてもびっくりしていました。その後、野球ばんなどで遊びました。2日目は、高ま神社へ行き、おまいりをし、高ま家住宅へ行きました。その後、レストランで焼き肉を食べました。とてもおいしかったです。その後、総合公園で試合をしました。とてもきんちょうしたけど、落ち着いて試合ができました。結果は1試合目は3対1で勝ちました。でも2試合目は0対1で負けてしまいましたが、2試合ともとっても楽しくできました。その後、お風呂に入りに行きました。試合の後だったのでとても気持ち良かったです。その後、選ばつでは解散し、今度は、アンタレスで、アンタレスの人の家に泊まる4人の歓げい会をしました。ごはんはとてもおいしかったです。歓げい会ではビンゴをやりました。ビンゴはパク・チャンが一番最初にビンゴになって良かったです。家に帰りみんなでゲームをやりました。キム・ジョンソンの操作がうまかったのでビックリしました。みんなで楽しく遊べたので良かったです。3日目は朝早くに起き、見送りに行きました。別れはつらかったけど、この3日間とっても楽しかったです」
山中凛選手
「 ぼくは、この第8回友好都市スポーツ交流事業でたくさんのことを経験しました。かん国語で話したり、烏山市の子どもとお風呂に入ったり、寝たり食べたりしました。また、高麗神社に行ったり、レストランに行ったりと、烏山市の子ども達と楽しく3日間過ごせました。この3日間で楽しいことはいっぱいあったけれども、特に心に残ったことが一つあります。その一つは試合です。烏山市の選手たちはみんな4,5年生なのにとても強くてちょっとビックリしました。また、自分はハーフとちょっとしかでてないけれども、とても楽しくて、もっと烏山市の選手ともっとサッカーができればいいなと思いました。試合は1勝1敗で終わり、とても良い結果だと思います。3日目の朝に烏山市の子どもたちと別かれました。とってもさみしくなりますが、今度はプロの試合で戦いたいです」
芳賀大和選手
「ぼくは、5年生のときも選抜に選ばれていました。高萩北には、上手な人がいっぱいいて選抜には、なれないと思っていたけど選抜になれたのでよかったです。初めは烏山の選手が来るのがちょっと不安だったけど、夜とか朝は一番おもしろかったです。次の日は烏山の選手と試合をやりました。ぼくは1試合目にでました。ぼくは、左サイドハーフというポジションをやりました。ボールがいっぱいくるのでたいへんでした。ぼくは2点取りました。1試合目は3対1で日高選抜が勝ったのでよかったです。2試合目は、ぼくはでませんでした。2試合目は、烏山の選手にせんせい点を入れられてしまいました。2試合目は最後の5分くらい出ただけです。でも2試合目は、1対0で烏山選抜が勝ちました。でも1勝1敗でした。2試合負けるよりはよかったです。ぼくは選抜に選ばれてうれしかったです。ぼくたちは、この烏山選抜との試合を通して、いろいろなことをどんどん経験していきたいです。来年は行く方なので2勝してきてほしいです」
山本壮揮選手
「ぼくは、ホストファミリーとして烏山市の選手を受け入れるのが不安でした。なぜなら、かん国語がよく分からなくて、烏山市の選手が話していても何を言っているのかが分からなかったからです。だから家に来た時は、最初に何を話せばいいのか分かりませんでした。かん国語はむずかしくてあまり通じなかったので、ジェスチャーなどを入れて話しました。少したってだんだん慣れてきたら不安はなくなりました。サッカーの試合の時は、烏山市の選手は、どんなプレーをするのか気になりました。5年生が中心なのに、みんなうまくてすごいなと思いました。こまの歓迎会で一緒に食事をしたり、ビンゴをやったり、とても楽しかったです。あっという間の3日間でしたが、烏山市の選手と友だちになれてうれしかったです」
小島大和選手
「日高選抜になって特にうれしかったのは、5年と同じく選抜に選ばれたことと、烏山の選抜選手と戦えるということです。みんなとは、そんなに練習できなかったけど、試合では絶対に勝とうと思いました。烏山の人達が来てかんげい会をした時に、言葉が通じるか心配だったけど、プリントとかを見て話したら通じてうれしかったです。ホームステイした時は、通訳さんもいなくてドキドキしました。寝る時は、いっしょにゲームしたり、テレビを見たりして遊んで楽しかったです。試合当日では、朝、高麗神社にみんなで行って、おまいりでは試合に勝てるように神様に祈りました。試合の時間になってすごくきんちょうしました。1試合目は1アシスト1ゴールで、3対1で勝ってよかったです。2試合目では、みんな1試合目よりつかれたのか、動きが悪くて自分もだめで、2試合目では負けてしまったけど、1対0でいい勝負ができてよかったです。烏山のみんなは動きが速くあたりが強くて、スタミナもありました。でも、楽しくフェアプレーで、くいのない試合ができてよかったです。朝別れる時は、短い間だったけど、さびしく思いました。烏山の子たちと仲良くなれてよかったです。3日間ありがとうございました」
鹿山剛義選手
「ぼくは韓国烏山市との交流事業は、ちょっと不安でした。理由は、韓国語をそんなに覚えていないのに会話ができるか心配だったからです。1日目の歓迎夕食会では、ほとんどの烏山の人たちが飲み物をミックス(コーラ、ウーロン茶、なっちゃんオレンジ)していておどろいたけど、おもしろくてきんちょうが少しほぐれました。ホームステイでは田中君と、アン・ウンス君とパク・ミングァン君が来て、いっしょにゲームをしたりしました。不安だった会話は、英語やジェスチャーで通じました。2日目の朝、ぼくたちは早起きして、学校の校庭でサッカーをしました。クロスを田中君が上げたのに、ミングァンはスルーばっかりしていました。そしていよいよ試合が始まりました。1試合目、ぼくは後半から右サイドハーフで出ました。結果は3対1で勝ちました。2試合目は後半の終わりごろ、右のフォワードとして出ました。初めてやるポジションなのですごくきんちょうしたけど、思い切り動き回りました。結果は0対1で負けてしまいました。くやしかったけど、その後ウンス君とミングァン君が肩を組んできたので笑顔になれました。その夜はまたゲームをしました。しかし、お別れの時が近いからなのか、前日よりも盛り上がりませんでした。そして2日目の朝、せっかく仲良くなったばかりなのに、お別れをしたのですごく悲しかったですが、バスに乗る前に2人とハグして「また会おう」と韓国語で言いました。また機会があればいっしょにサッカーやゲームをあきるくらいやりたいです」
佐藤敦輝選手
「ぼくは、烏山市選手と交流ができることを待ち望んでいました。歓迎夕食会でちゃんと会話ができるか、とても心配でした。ミングァン君が不安そうにしていたので友だちと話しかけてみました。すると言葉の意味を理解し話がはずみました。バイキングが始まったので料理を取りにいきました。ミングァン君は、肉をとてもほうばって食べていたので、「肉おいしいの」と聞いたら、グッドのポーズで返事をしてくれました。皆と仲良く食事をすることができ、韓国からの土産をもらい帰りました。次の日は、朝から日高市の観光で高麗神社に行きました。そこでは昔の日本と韓国の関係がどうだったかなど色々な歴史を学びました。高麗神社を見学し終わったらお昼を食べにレストランに行きました。昼ご飯は、焼き肉がすごい量で出てきました。その肉は、口にいれるととけてしまうほどおいしいのでいっぱい食べてしまいました。そんな楽しい日高市の観光が終わり、午後からは親善試合です。まず開会式があり、日高市のチームが盛大にむかえてくれ皆笑顔になっていました。いよいよ試合が始まり、序盤に早くも先制点を取られてしまいました。それでも、チームはあきらめず点を取り返し3対1で逆転勝利をおさめ、2試合目は0対1でおしくも敗れてしまいました。互いにフェアプレーができ良い試合でした。この親善試合では、親交が深まる試合ができたと思いました。その後、疲れた体をいやしてくれる温泉に行きました。最終日は、烏山市選手と朝早くにお別れをしました。短い間だったけど友好親善をより一層深めることができました」
中村祐斗選手
「11月2日の夜の歓迎夕食会で、初めて烏山市の選手と会いました。最初は、言葉も通じないし、お互いに初めてで、きんちょうしていて話せませんでした。マジックをやった後、烏山市の選手がすごく喜んでほめてくれたので、しゃべれるようになりました。僕の家にはキム・ヨンウン君とキム・グニョン君が来ました。2人が韓国の食べ物やサッカーソックスなどをおみやげに持ってきてくれました。友だちの隼哉君と4人でテニスや野球、ボウリングなどのスポーツゲームをやりました。2人に家族の人数やサッカーを始めた年齢などを韓国語のテキストを見ながら聞いてみると、4人、5人家族で、6才、8才からサッカーを始めたと英語で答えてくれました。2日目は高麗神社と高麗家住宅を見学し、日高と烏山の歴史のつながりを知る事ができました。昼は、レストランで焼肉を食べました。その後、総合公園で2試合しました。1試合目は3対1で日高が勝ち、2試合目は0対1で烏山が勝って1勝1敗でした。夜は、高麗川アニマルズと烏山市の選手4人で歓迎会をして、アニマルズの人達も烏山市の選手と仲良くしゃべったり、ゲームをしたりして楽しかったです。その後、家に帰ってから試合の写真やおみやげをわたすと、すごく喜んでくれました。3日目の朝は、烏山市の選手とあく手をして見送りました。初めは烏山市の人としゃべったりする事が不安だったけど、家に泊まってもらって一緒に遊んだり、試合をしたりして、楽しく過ごせてよかったです」
横手壮太選手
「僕は11月の2日、3日、4日と、韓国の烏山市の選手たちと国際交流をしました。1日目は歓迎夕食会、2日目は親善試合、3日目は早朝にお見送りという流れで進んでいきました。2日目の親善試合ではアニマルズのチームメイトや日高市の人達がたくさん応援しに来てくれていました。1試合目はPKで先制されましたが3対1で勝ちました。2試合目はぼくがスタメンで出場し、後半に1点失点し、それが決勝点になり負けてしまうという悔しい結果でしたが、この試合を通していろいろと学ぶ事が出来たのでよかったです。この韓国交流を通して、日本と韓国がもっと仲の良い国どうしになればいいと思います。機会があれば、今度はぜひ烏山市に行ってみたいと思います」
吉澤隼哉選手
「11月2日から4日にかけて、韓国烏山市とのスポーツ交流を行いました。2日は歓迎食事会、3日は交流試合、4日の朝は見送りをしました。歓迎食事会で韓国烏山市の選手と初対面しました。日本人とあまり変わらない印象でした。この食事会の中で、5人でマジックを披露しました。きん張してうまくできたか不安だったけど、終わってから「どうやったの?」と聞かれ、成功したんだと思い嬉しかったです。交流試合では、入場の時にスポーツ少年団の人達全員が拍手で迎えてくれたので嬉しかったです。1試合目はベンチで応援をしました。皆がすごくいい試合をしていたので、ぼくも早く出たいと思いました。2試合目に右サイドバックで出場しました。コートの周りで少年団の人達が応援してくれていたので、変なところは見せられないと気合が入りました。烏山市の選手と戦い、ドリブルでぬいたり、止めたり速い展開できん張感のある試合ができてよかったです。ぼくは、韓国烏山市との交流の間、ホストファミリーの中村君の家に一緒に泊まらせてもらいました。韓国語も分からないし、どう接していいのか不安がありました。でも、2人とも明るい子で、言葉は分からなくでも、とても楽しく過ごせました。4日の早朝に見送りをしました。韓国烏山市の選手と試合をして、しかも一緒に泊まるなんてことは、もう二度とできない経験だと思います。一生の思い出になりました」
菊池柚希選手
「ぼくは、日高市選抜に選ばれてよかったです。理由は、烏山市との交流ができたこと、いつもとは違うチームで試合ができたことです。ぼくの家はホストファミリーになり烏山市の選手が2人泊まることになりました。来る前は、言葉が通じなくて緊張してしまうので少し嫌だなと思っていました。初めて歓迎夕食会で会った時に、言葉が通じないけどジェスチャーで通じて仲良くなりました。家に帰ってから、ジャックスの選抜の2人も泊まりに来てくれてゲームをしました。烏山選抜の2人も楽しそうでした。夜遅くまでさわいでました。次の日は朝に全員が集合し、バスに乗って高麗神社を観光しました。その後レストランに行きました。焼肉を食べ、家に泊まったソンジュン君とウィチャン君は日本での食事は、レストランのお肉が一番おいしかったと言っていました。ぼくもおいしいと思いました。その後、総合公園で日高対烏山のサッカー試合をしました。1試合目は3対1で勝ったけど2試合目は0対1で負けてしまいましたが、ぼくの家に泊まっているソンジュン君がシュートを決めて、超くやしかったけどうれしかったです。試合が終わった後、温泉に行きました。気持ちよかったです。最終日、朝早くに市役所に送り、ディズニーランドに行くのを見送りました。来るまでは長く感じたけど、来たらあっという間の3日間でした。ぼくは、選抜に選ばれて烏山市のみんなと試合が出来てとてもいい経験が出来たと思いました。とても楽しい3日間でした」
小林祥大選手
「大韓民国烏山市はとても強い…。といううわさを聞いていたのでびびっていましたが、1試合目は1点、2試合目は、負けはしましたが、1点でおさえ、1試合目は勝利、2試合目は僅差で負け、2試合まとめて引き分けでした。少し残念でしたが、交流という面では、うまくいったのかなと思います。また、韓国の人達は辛い物が好きだと聞いていましたが、実際食べてみると、思っていたよりはるかに辛くとてもびっくりしました。ほかにも、高萩に来た烏山市の選手は、ゲームが好きらしく、日本にはないようなものや、似たようなものもあり、似ているものがあるのだなぁと感心しました。韓国語の練習をして必死に覚えようとしたけれど難しくてあまり覚えられませんでした。とても心配していましたが、当日になるとあまり通じなく、英語で話してみてもあまり通じず、とにかくいろいろやってみた結果、ジェスチャーが一番通じたかなと思いました。この体験で言葉だけでなく、心や動きで通じることができるということがわかり、韓国の人の特ちょうなども知ることができ、楽しく色々な勉強ができてよかったと思います。この体験は一生の思い出になって、忘れないでいたいと思います」
嶋田圭汰選手
「僕はスポーツ交流事業に参加して、他の人には体験出来ない事を自分は体験出来る事がうれしかったです。始めは韓国烏山市の人が来ると聞いた時は、言葉が通じるか不安で不安でしょうがなく、どんな子が来るのかも不安でした。10月に入ってから毎週土曜日に韓国語の講座があり、単語やあいさつを覚えることができると楽しくなっていきました。家に帰ってからも家族みんなでワイワイ韓国語を練習したりして、早く当日になればいいと思いました。そして当日の朝になったらやっぱりドキドキして、本当に大丈夫か心配になりましたが僕のチームの子も何人かいるので安心して歓迎夕食会会場に向かいました。夕食会が始まり自分のテーブルで自己紹介があり韓国語が通じてうれしかったです。烏山市の子は英語も通じました。僕の家はホームステイ先ではなかったので、夜にホームステイ先だった菊池柚希君の家に小林祥大君と一緒に泊まる事になっていたのでワクワクしていました。烏山市の子はソンジュン君とウィチャン君の2人が来て、みんなで卓球ゲームなどをしました。烏山市にもゲームがあるようで、すぐに仲良くみんなで遊んですごしました。時間がたつのがとても速かったです。2日目はこま神社やレストランに行き、レストランでは食べきれない量のお肉をたくさん食べました。とてもおいしいようで烏山市の子たちは、僕たちよりたくさんの量を食べていました。その後、サッカーの試合をし、結果は1勝1敗でしたが、烏山市の子はサッカーのあたりも強く、体も大きくて、足技もすごかったです。英語も上手だし、サッカーも上手だし、烏山市の子はパーフェクトですごいと思いました。3日目は市役所にお見送りに行き、あく手してお別れをしました。いつかまた、烏山市の子達に会えたらうれしいです」
稲垣楓選手
「私が、友好都市スポーツ交流事業で楽しかった事は、韓国烏山市の選手と、サッカー交流試合が出来た事と、烏山市から来たダミナ(女子)といっしょに、2泊3日ホームステイで過ごせた事です。1日目は歓迎会をしました。最初は、全然しゃべらなかったけれど、あとから慣れてきていっしょにしゃべれるようになりました。家に着くと、みんなでゲームをしたりして遊びました。そして、夜の11時半頃に寝ました。2日目の朝、私は早く起きましたが、私以外はまだ寝てました。だから私も寝ました。朝食はホームステイの家のカフェ屋でたべました。とってもおいしかったです。その後、日高総合公園に行き、入場の隊形に並びました。かっこいい入場のしかたでした。試合が始まるとすごい応えんがひびきました。試合は1勝1敗でしたが、とてもいい試合ができてよかったです。次に、温泉に行きました。すっごく気持ちよかったです。次に、スポーツ少年団のかんげい会に参加しました。フットサルをしました。楽しかったです。3日目はお別れの日です。5時半に家を出ました。市役所で烏山市の人とお別れをしました。とても楽しい交流事業でした」
本間かのこ選手
「私は、韓国交流事業を受けて感じたことが2つあります。1つ目は、烏山市の子(ウォン・ダミンちゃん)が一生懸命、自分の言いたい事を表現していることにびっくりしました。私は、ダミンがおとなしい子だと通訳さんに聞いていました。「極度の人見知りだから、無口でもしょうがないよ。」と、そう言われていたので、もっと自分のからに閉じこもっているのかなと思っていましたが、家に帰ったら、お土産をくれて、熱心に説明しようとしてくれました。あと、一緒に遊ぶときも、私達のポジションを聞いてきたりして、こんなに積極的だと思いませんでした。あと、言葉が分からなくても、通じ合えるのだなということが分かりました。2つ目は試合です。とても4年生とは思えない子達ばかりで、とてもびっくりしました。あと韓国の子達はとても負けずぎらいなのかなぁと思いました。なぜなら、点を取られた後、とても大きな声でさけんでいたからです。それにはとても、「おぉ、すごい気はくだ…。」と、思わずつぶやいてしまいました。私は、この韓国交流事業を受けて、色々なことが知れたし、他のチームとの交流もできたので、とてもいい経験になりました」
綿貫円佳選手
「私は韓国の烏山市と、サッカー交流をしました。初めての経験だったので、試合前はとてもきんちょうしました。日高選抜に選出されたとき、正直仲間に入れてもらえないのではないかと、とても心配でした。女だからという理由で仲間に入れてもらえなかった経験があったからです。しかし、練習が始まるとその心配は必要ないことがわかりました。それは、コーチがとても優しかったからです。「楽しくやろう」というコーチの言葉に支えられ、烏山の子たちと一緒に楽しくサッカーができるのではないかという気持ちに変わりました。烏山の子たちを、一生けん命むかえようという気持ちが、とても強くなりました。初めの夕食会では、お互いきんちょうしているせいか、全然しゃべれなかったのですが、家に帰ると、少しずつうちとけてきました。一緒におかしを食べたり、テレビゲームやボール遊びで楽しんだりもしました。ダミンと過ごした3日間は私たちにとっての大切な思い出になりました。このきかいをきっかけに、私は、言葉は通じなくても、サッカーで通じあえるのだなと思いました。今度は私たちが烏山市に行ってみたいです」
2泊3日という短い期間でしたが、烏山市の選抜選手とホームステイやサッカーによる交流親善試合を通じて直接触れ合うことで、言葉の壁を越えてすぐに仲良くなったことなど、日高市選抜選手にとっても良い経験となり、さらに友好都市交流の発展が期待できる事業となりました。
最後に、日高市の代表選手の皆さん、保護者の皆さん、スポーツ少年団の関係者の皆さんをはじめ、ご協力をいただいたたくさんの皆さんに感謝申し上げます。
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更新日:2017年03月12日