第8回公式訪問
平成8年10月1日の友好提携の調印後、日高市と烏山市は、公式訪問団を組織してお互いに訪問し、友好都市交流についての協議などを行っています。
第8回公式訪問(平成27年度烏山市公式訪問)
烏山市長から「烏山市民の日記念行事(市制27周年記念式典)」への招請があり、平成27年9月10日(木曜日)から13日(日曜日)まで4日間の日程で、日高市から公式訪問団を大韓民国へ派遣し、友好都市大韓民国烏山市をはじめ、京畿道庁、京畿道九里市を訪問しました。
訪問団は、谷ケ崎市長、山田市議会議長、横手国際交流協会会長、職員2名のあわせて5名が訪韓しました。訪問先では、高麗郡建郡1300年記念事業の広報活動を行い、友好都市烏山市では、烏山市民の日記念式典に出席し、その後、記念イベントや公共施設等を参観しました。
九里市長表敬訪問
9月10日(木曜日)午後九里市役所に到着し、朴榮舜(パク ヨンスン)市長を表敬訪問しました。九里市は平成20年度に日高市で行われた「日韓友情フェスタふれあいウォーキング」に参加しています。高麗郡建郡1300年記念事業について、韓国内においても広く周知するため、韓国語で作成した記念事業パンフレットを使用し説明しました。
京畿道知事表敬訪問
9月11日(金曜日)午前京畿道庁到着後、「365.24いつでも民願室」を視察しました。民願室内で、韓国SBS放送による京畿道と日高市のつながりや高麗郡建郡1300年記念事業について市長インタビュー撮影を行われました。取材後、南景弼(ナム ギョンピル)京畿道知事を表敬訪問しました。
烏山市訪問
京畿道庁を後にし、烏山市へ移動しました。まず、郭相旭(クァク サングク)烏山市長に表敬訪問し、烏山市長より市の鳥が新たにカラスになったことについて、また、選考中のキャラクターについて説明していただきました。また、川についてベンチマーキングを行うなど、烏山市日高市両市が持っている川の水質改善をお互いにしながら、よい川をつくっていきたいと述べられました。
続いて、烏山市議会を訪問しました。烏山市でも議会開会中でありましたが、文英根(ムンヨングン)市議会議長をはじめ、7人の議員が出迎えてくださいました。
烏山市民の日記念式典
第27回烏山市民の日記念式典に出席しました。今年から式典の進行内容を変更し、一日目に文化行事、二日目に体育行事を行うことになりました。烏山文化芸術会館で行われた文化行事には日高市のほか烏山市の歴代市長、韓国国内の友好都市の市長をはじめ大勢の列席により盛大に開催されました。谷ケ崎市長が、烏山市との海外(日本、アメリカ、中国、ベトナム)の友好都市を代表し、祝辞を述べました。
この式典では、表彰式も行われ、兪官鎮(ユグァンジン)前烏山市長が愛郷運動部門で表彰されました。
続いて烏山市長はあいさつの中で、烏山市が首都圏の中心都市として躍進するためには、何よりも烏山の本来の姿を見つけだし、烏山だけの明確なアイデンティティを確立すべきだと、そして革新教育と生涯学習都市を結合し、烏山教育をより進化発展させること、地域経済の活性化、快適で健康な都市生活が可能となるように全体的な都市空間を市民中心に再構築すること、文化芸術が息づく健康な生態環境都市基盤を構築すること、この5つの課題を市民とともに努力を尽くして推進していくと述べられました。
9月12日(土曜日)は、市民の日体育行事が総合運動場で開催されました。チアリーディングの公演のあと、6洞別選手団(約2,000人)が工夫を凝らした入場行進を行いました。会場の外では、食文化のイベントが行われていました。イベント会場では、大きな氷の入れ物に入ったパッピンス(かき氷)が市民に振舞われました。友好都市の食べ物を紹介するブースでは、日本、中国、ベトナムの料理が紹介されていました。
記念行事のイベント会場後にした一行は、U-CITYという市内防犯カメラの映像管理施設を視察しました。この施設は、交通、保安、子どもの安全のため市内に設置してある防犯カメラの映像を24時間管理し防犯カメラ支柱に設置されている受話器から直接センター職員と会話ができます。実際に谷ケ崎市長も体験してみました。この施設視察後、樹木園を訪れました。平成18年に開園したこの施設は林業試験場を利用し、自然を生かした人々の憩いの場として活用されています。週末になると多くの人々が訪れます。一行は広い園内の自然を見て回りました。
13日(日曜日)代表団一行は、3泊4日の滞在日程を終え、帰国しました。
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更新日:2017年03月21日