日高市地域公共交通協議会 第6回交通戦略部会の会議結果

会議結果は次のとおりです。

日高市地域公共交通協議会 第6回交通戦略部会 会議録

日時

令和7年6月13日(金曜日)午後1時30分から3時30分まで

場所

日高市役所3階301会議室

公開・非公開

非公開

非公開理由

日高市情報公開条例第5条第1項第2号に該当する情報を含むため

出席者

久保田部会長、小嶋職務代理、鈴木委員(代理:松本氏)、小谷野委員、山下委員、鹿山委員

欠席者

なし

説明員

交通政策室長、交通政策・交通安全・防犯担当主幹、交通政策・交通安全・防犯担当主査

事務局

総務部長、交通政策室長、交通政策・交通安全・防犯担当主幹、交通政策・交通安全・防犯担当主査、交通政策・交通安全・防犯担当主事

担当部署

総務部 危機管理課 交通政策室 交通政策・交通安全・防犯担当

議題

議事

  • 日高市おでかけタクシー・ワゴンの運行状況等について
  • 道路運送法第21条運行内容の見直しについて
  • 令和7年度事業の進めかたについて

会議資料等

議事

(1)日高市おでかけタクシー・ワゴンの運行状況等について

資料1に基づき、事務局より説明。

説明要旨

日高市おでかけタクシー・ワゴンについて、4月および5月の利用者数等の実績について報告。

質疑・意見

部会長:日高市おでかけタクシーおよびおでかけワゴンを運行するタクシー会社の2社から、本日まで運行した中で感じたことやご意見等をお伺いしたい。

委員:おでかけタクシーについて、鉄道駅での乗継割引(200円引き)が正しく理解されておらず、乗り継ぎの有無に関係なく、駅から乗るだけで割引を受けられると思っている市民が多くいる(実際は、鉄道駅を利用し、電車およびバスから乗り継いだ際、また、鉄道駅から電車やバスに乗り継ぐ際に割引が適用)。

おでかけワゴンについて、武蔵高萩駅停留所に市内大学のスクールバスが停車しており、おでかけワゴンを待っている市民を乗車させる際にトラブルになることがある。

委員: おでかけタクシーについて、昨年度まで実施していた高齢者等おでかけ支援事業のタクシーチケットと同様の利用方法だと思っている市民が多くいる。おでかけタクシー実施前に行っていた説明会のような場を再度設けた方が良いと感じた。

事務局:乗り継ぎ割引について、既存の公共交通を維持していくために取り入れた割引制度であるため、廃止は出来ないが、周知の方法は考えていく。また、武蔵高萩駅停留所の問題について、市内大学担当者へロータリー内における運用は年度当初に協議したが、再度、調整を行う。

おでかけタクシーの乗りかた等の再周知については、検討していく。

委員: 現在、市外の特別ポイントとして、毛呂山町の埼玉医科大学病院があるが、その他に市外のポイントを増設する予定はあるか。高萩方面に居住する市民は川越へ向かうことが多いと感じる。

事務局:市への問い合わせの中で、川越の池袋病院等を乗降ポイントに入れてほしいという問い合わせが入ることもある。毛呂山町の埼玉医科大学病院は、特定機能病院として、厚生労働省から認可を受けている医療施設であるため、あくまでも例外的に認めているものである。

部会長:この問題は、既存の公共交通の維持とも関係性があるため、深く議論をしていく必要がある。日高市おでかけタクシー・ワゴンについて、さまざまな課題が見えてきた。周知に関する課題については、引き続き検討していただきたい。

その他ご意見等はあるか。

委員一同: 特になし。

(2)道路運送法第21条運行内容の見直しについて

資料2に基づき、事務局より説明。

説明要旨

日高市おでかけワゴンについて、5月に行った道路運送法第21条変更申請の内容および変更に至るまでの経緯を説明(変更申請前に書面協議済み)。

質疑・意見

部会長:既に書面協議済みであるため、再度の確認となるが、ご意見等はあるか。

委員一同: 特になし。

(3)令和7年度事業の進めかたについて

資料3から資料6および参考資料に基づき、事務局より説明。

[説明要旨]

日高市おでかけタクシー・ワゴンの利用実態調査について、その目的および調査方法等を説明後、来年度の本格運行に向けてのスケジュールを共有。また、民間路線バスの国庫補助についても検討していることを報告。

質疑・意見

委員:民間路線バスの国庫補助について、申請資料の提出等協力してきたいと考えているが、条件のうち、1日あたりの輸送量が5人から150人までという内容について、詳細な条件はどのようなものか。路線の切り取りかたによっては、150人を優に超えてしまい、補助金の条件に合致しない可能性がある。

事務局:国庫補助の条件を確認する中で、毛呂山町の埼玉医科大学病院へ向かう系統は1日150人を超えていて、国庫補助の対象にはならないと考えている。しかしながら、高麗や武蔵台を経由し、飯能市へ向かう系統は1日150人に満たないのではないかと考え、資料を作成した。

なお、運輸局の示すルールに「競合カット(似た系統はまとめて計上をする)」というものがあり、1つの系統で見たときには条件に該当しているが、まとめて計上した場合に条件を満たさないということが想定される。過去、別会社の系統についても 「競合カット」となり、補助対象外となった経緯もあるようだ。1日あたりの輸送量に加え、まとめて計上しなければならない系統の基準等についても精査していく必要があると考えている。

部会長:基礎的な部分となるため、しっかりと精査していただきたい。

1点確認したい。利用実態調査について、市民へのアンケートを実施する際、サービスを利用しているため、さらに税金を投入し、拡充してほしいという意見と、サービスを利用していないため、縮小すべきだという意見があると考えられるが、サービス利用の有無が異なる市民への調査内容は検討しているか。

事務局:サービス利用の有無が異なる市民に対し、それぞれが意見を述べられるような調査内容を検討していく。

委員:資料1において、乗車定員が満員となった際に応援運行する追加便の回数が減少したと記載があるが、減少した原因には、追加便に乗車するならば、わざわざ利用をしないという意見の人がいることも考えられる。現在、当初と比べて追加便が減少している事実を公表し、サービス利用をやめてしまった人でも、調査をきっかけに、再度サービス利用を始めることにつながるような利用実態調査にしてほしい。

事務局:利用をしていないまたはやめてしまった人へは、居住者向けアンケートを行う予定であるため、内容を精査していく。

部会長:その他ご意見等はあるか。

委員一同: 特になし。

その他

今後の予定等について、事務局より説明。

第8回日高市地域公共交通協議会については、令和7年7月2日(水曜日)午後2時からを予定して おり、場所は高萩公民館多目的ホールとなる旨を伝える。

閉会

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危機管理課 交通政策室 交通政策・交通安全・防犯担当 (本庁舎 3階)

郵便番号:350-1292 日高市大字南平沢1020番地
電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
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更新日:2025年07月25日