平成29年度 第1回日高市行政経営審議会の会議結果

会議結果は次のとおりです。

平成29年度 第1回日高市行政経営審議会会議録

日時

平成29年9月27日 午後1時30分から

場所

日高市役所 2階 庁議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

矢次委員、水村委員、山田委員、岡村委員、速水委員、小林委員、平沼委員、関根委員、竹田委員

欠席者

横手委員、西川委員、荒井委員

傍聴者

なし

説明員

総合政策部長、政策秘書課長、企画調整担当主幹、企画調整担当主査、政策推進担当主査

事務局

総合政策部長、政策秘書課長、企画調整担当主幹、企画調整担当主査、政策推進担当主査

議題および決定事項等

議題

(1)会長および職務代理の選出について

(2)行政経営審議会の概要説明

(3)平成29年度外部評価の実施について(報告事項)

(4)日高市・まち・ひと・しごと創生総合戦略の効果検証について(報告事項)

決定事項

(1)会長および職務代理の選出について

推薦および指名により、矢次委員が会長、平沼委員が職務代理として選出された。

会議資料

会議の経過

議事

(1)会長および職務代理の選出について

〔説明要旨〕

平成29年8月1日付けで、日高市行政経営審議会委員を改選したことに伴い、新たな会長および職務代理の選出を行った。

〔決定事項〕

推薦および指名により、矢次委員が会長、平沼委員が職務代理として選出された。

(2)行政経営審議会の概要説明

〔説明要旨〕

日高市行政経営審議会の所掌事務、組織、諮問から答申までの流れについて、説明を行った。

〔質疑〕

質疑なし

(3)平成29年度外部評価の実施について

〔説明要旨〕

行政評価と外部評価の関係性、行政評価の導入経緯、行政評価の区分、外部評価の導入と見直しおよび今後の予定並びに平成29年度外部評価の実施方法、外部評価調書の概要について説明を行い、委員へ外部評価対象事務事業に関する意見書の提出を依頼した。

〔質疑〕

委員:計画されて実行されるまでに、点数化によるランク付けとなっていますが、担当課でランクを付けているのか。

事務局:実施計画を策定し、今後3年間の事業内容を決めていく。この実施計画および予算に基づき、事業を実施することになるが、予算執行状況および実施した成果等を判断材料として、客観的に点数を付けて行くことになる。この点数の合計点に基づき、AからCまでの評価を行っている。これが内部評価の手法となっている。

委員:点数を付ける職員が客観的な視点で点数を付けるのか。

事務局:組織として点数を付けている。

委員:会社的にはPDCAサイクルを回す場合は、計画段階でプレゼンテーション等を実施してから、事業化を行う前に評価をしているケースが多いと思います。市では、冊子を確認しながら点数化するのか。それともプレゼンテーションのように披露されて点数を付けるのか。

事務局:統一的な基準を用いて、評価視点での3段階評価による点数化を行っている。これが現状の評価方法となっている。事前評価に関しては導入している市町村は少ない。最近になって国が事前評価を導入している状況にある。

委員:外部評価調書に記載されている一次評価とあるが、これが点数化されたもので良いか。

事務局:その通りである。この点数に基づいてAからCまでの評価を実施している。点数にも幅があるので、多少点数が下がっても評価が変わらない場合もある。

委員:外部評価について、10事務事業に変更するとなっていたが、今回は8事務事業が対象となっている。行政経営審議会の委員で残りの2事務事業を決めるといった意図はあるのか。

事務局:今回は、変更に伴い、段階的に引き上げていくことを意識して8事務事業とした。委員に残り2事務事業を決めていただくといった意図はない。

委員:外部評価の事務事業の選定方法はどうなっているのか。市民コメントを実施するにあたり、意見記載内容に条件を付したりする考えは。

事務局:外部評価対象事業選定要領を策定し、外部評価アドバイザー委託を行っている方に最終的な選定は依頼している。また、市民コメントに対して意見記載内容に条件を付したりすることしない。

委員:意見書の文字数に制限はあるのか。

事務局:制限はありません。多く記載する場合は、別紙で提出をお願いする。

(4)日高市まち・ひと・しごと創生総合戦略の効果検証について

〔説明要旨〕

日高市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、関連事業を順調に推進している状況にある。

その中でも、国からの交付金により実施している事業として、地方創生加速化交付金を活用した「遠足の聖地プロジェクト」、地方創生拠点整備交付金を活用した「多世代型地域共生社会に向けた拠点強化・コミュニティビジネス推進一体プロジェクト」および地方創生推進交付金を活用した「ひだかの特産品づくり(栗)プロジェクト」の3事業があり、今後、効果検証について外部有識者等による評価が必要となることから、日高市行政経営審議会において意見を求めていく。

特に遠足の聖地プロジェクトに関しては、交付対象事業が完了し、今後も継続して事業を進めて行く関係から、委員からの意見を求めた。

〔質疑〕

委員:内容、実績値および評価といった、どのような意見でも良いのか。

事務局:指標値、実績値等を確認いただき、外部有識者から意見がほしいと考えている。どのような意見でもお願いする。

委員:指標値については、関連性および連動性があるものになっているのか。

事務局:直接的に関連性および連動性があるとは言い難いが、少なからず影響は与えるものとして指標値を考えている。

委員:遠足の時期は、曼珠沙華の開花時期とは一致しないがどのように考えているのか。

事務局:遠足のニーズ調査を実施しており、県内および都内の小学校2,100校に調査を依頼した。474校から回答、回収率約23パーセントの結果から、約5割は5月に実施、次に多いのは10月とのことであった。曼珠沙華の開花時期での対応は難しいこともありますが、季節を問わず来訪してもらえる環境を整える考えでいる。

委員:遠足の申込みは、無料なのか。

事務局:無料で対応している。

委員:高麗郷ブランド認証数について、日高市で生産されたものを68点認証しているとのことだが、事業効果としてみると、高麗郷ブランドに認証されたものの売上、満足度等はどのような考えで進めているのか。

事務局:商工会で認証しているが、各ブランドの売上を把握しているものではない。波及効果が生まれればと感じている。

委員:今後、大きく実施する事業はあるのか。

事務局:トイレの改修を検討している。ニーズ調査にもあるが、清潔なトイレを求めている。また、モデルコースとして設定した箇所も整備を進めたいと考えている。

委員:キャンプ等については、遠足の聖地で考えていることはあるのか。

事務局:現状では考えていない。今後、ニーズがある、もしくは特色があると感じることがあれば、検討はしていきたい。

委員:環境保全のために対応している人はいるのか。観光地として、マナー向上は必要であると感じている。また、巾着田に行ったとき、トイレがきれいと言っている人が多くいた。

事務局:巾着田管理事務所にサポーターズクラブという形で対応してくれる人はいる。

委員:学校で一番遠い場所から来るのはどこからか。

事務局:都内東部からも来ている。ニーズ調査においても都内東部から回答は来ている。バス代の値上がり等で対応が難しくなっているとも回答があった。

委員:高麗郷ブランドを巾着田の中で購入することが出来れば、さらに宣伝になると思うが。

事務局:高麗郷ブランドだけを取り扱っている店舗が無いので、商工会と調整を図りつつ、対応していければ良いと感じている。

委員:遠足の聖地プロジェクトは、非常に良い取り組みであると感じている。指標値の設定方法等が分からないので教えてほしい。

事務局:指標値については、主に「日高市まち・ひと・しごと創生総合戦略」のデータを活用し、年度ごとのデータを把握している。遠足申込み件数に関しては、遠足自体を取りやめて、社会科見学に変更している小学校が増えているとニーズ調査の結果が出ており、成果値に影響を及ぼしていると分析している。

委員:外部評価意見書の空欄を活用して、意見および提案等を記載して提出する方法でも問題はないか。

事務局:問題はないので、記載して提出をお願いする。

(閉会)

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更新日:2017年10月16日