令和6年度 第1回日高市小規模企業振興審議会の会議結果

会議結果は次のとおりです。

令和6年度 第1回日高市小規模企業振興審議会会議録

日時

令和7年1月30日(木曜日) 午前11時から正午まで

場所

日高市役所 2階 庁議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

清水佳代子委員、古本良子委員、金平恵子委員、猪俣利雄委員、清水慶育委員、石井幸良委員、井上薫委員、福嶋輝幸委員

欠席者

なし

説明員

産業振興課商工観光担当主幹

事務局

市民生活部長、産業振興課長、産業振興課商工観光担当主幹、産業振興課商工観光担当主査、産業振興課商工観光担当主任

傍聴者

1人

議題

  1. 小規模企業の振興に関する施策について
  2. その他

会議資料

会議の経過

1 開会

2あいさつ

3 議事

(1)小規模企業の振興に関する施策について

〔要旨〕

事務局:資料1に基づき、日高市プレミアム付き電子商品券事業(案)について、資料2に基づき、ひだかで省エネ家電買い替え応援キャンペーン第3弾(案)について報告。

〔質疑・意見〕

委員:前回のPayPayキャンペーンの実施後、各事業者からまた実施してほしいとの声が多かった。今回のPayPay商品券は、購入できる人が抽選になるとのことだが、どれくらいの人が対象外になる想定か。

事務局:全30,000セットの販売で、全員が上限の4セットを希望した場合は7,500人が対象者となるが、必ず一人1セットは当選するように調整し、2セット目以降を抽選とする。

事務局:令和2年度のひだかニコニコ応援券のときのように、1セット1万円にすると購入者の負担が大きいため、今回は5,000円で設定した。プレミアム率は前回と同じである。

委員:資料2の省エネ家電買い換えキャンペーンで、補助金を受けるには、店頭でどのような手続きが必要になるのか。

事務局:運転免許証等で、市内在住であることを確認し、割り引かれた額を支払うこととなる。

委員:PayPayの本人確認済ユーザー数というのは、マイナンバーカードで本人確認を行ったのか。

事務局:本人確認は、運転免許証や保険証でも可能である。今回のキャンペーンは、PayPayのアプリの中で全て完結できるのが強みである。アプリの利用について難しい部分もあるかと思うので、公民館での説明会を実施する。

委員:アプリの使いかた等について市のホームページで公開するのか。

事務局:市のホームページで、株式会社PayPayが作成した動画を公開する予定である。

委員:今回のキャンペーンに参加するには、PayPayアプリの導入だけでなく、本人確認が必要になるのか。

事務局:必要になる。

委員:3,500円分が中小事業者、3,000円分が大型店舗を含む全店舗で利用可能とあるが、アプリ内で残高がわかるのか。

事務局:アプリ内で残りのポイントが表示される。

委員:市内のPayPayユーザー数が2.6万人とのことだが、日高市の人口の半分にも満たない。事業として、参加できる人が少なく全ての人に恩恵がないものはどうなのか。難しいとは思うが、紙の商品券を作成し、併用すれば参加できる人数は増えると考える。

事務局:令和2年度のひだかニコニコ応援券は紙の商品券であったが、換金を行う金融機関から、商品券の管理に人員を割かなければならず、紙を数える機械が詰まる等、さまざまな支障があった。また、商品券の印刷費もかかるため、市民に還元できる部分が減ってしまう。

委員:事業の理由付けとして、キャッシュレス化の推進があると思うが、株式会社PayPayの1社だけが儲かる仕組みはどうなのか。市民にどう説明するのか。

事務局:auPAYやd払い等、他社との比較を行ったところ、「市民限定」というキャンペーンは、PayPayのみで可能である。東京都では複数のキャッシュレス事業者でキャンペーンを行ったが 、日高市の場合、現実的に市内での登録店舗数の多い業界最大手のPayPayにすることが最適と考えている。

委員:平等性という観点から、1億円の交付金の使途として、日高市の人口約5万5千人に恩恵があるものが望ましい。

事務局:人件費等のコストや金融機関の負担を考慮し、紙での商品券事業を行う自治体は減ってきている。デジタル化を進める意味もある。

委員:令和2年度のニコニコ応援券のとき、印刷費や郵送料がかかるため、還元できる金額が減っていた。デジタル化を進めつつ、手数料等を最小限にするには、紙よりも電子化した方が市民限定に還元できる。

委員:日高市の人口構成は70代以上が一番多く、20代が最も少ない。PayPayユーザーの構成割合では20代が一番多いが、人口的に最も少ない20代への取り組みで良いのか。また、1,500円(最大6,000円)のプレミアムのためにアプリを導入する人はいるのか。70代以上の人へのフォローはどうするのか。議論として、無駄なコストをかけないことと、幅広く市民に恩恵を届けることのどちらを重視するのか。

委員:前回のPayPayキャンペーンのとき、高齢者やスマートフォンを使えない人からの苦情や意見はあったのか。

事務局:令和2年度のニコニコ応援券のときは、1セット1万円の商品券が高いという意見や、大型店で使える部分を増やしてほしいといった要望はあったが、スマートフォンが使えないといった苦情はなかった。

委員:今回の事業の目的を経済の活性化に重きを置けばいいが、物価高騰による生活者支援にもなっており、スマートフォンを持っていない人を対象外にしてよいのか。

委員:商工会に、80代の人でスマートフォンの使いかたを聞きに来られた人もいる。

事務局:市内PayPayユーザーの消費額は50代が最も多い。

委員:予算の一部を使って、スマートフォンやキャッシュレス決済の講座等ができると良い。

事務局:市内各公民館で2回ずつ、計12回実施する。

委員:高齢者にはキャッシュレス決済等、先進的なものは難しく、わざわざ公民館に行く人も少ないと思うので、周知の方法は工夫してほしい。

4 閉会

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更新日:2025年03月14日