第12回日高市地域公共交通協議会の会議結果
会議結果は次のとおりです。
第12回日高市地域公共交通協議会会議録
日時
令和8年6月25日(木曜日)午後1時15分から2時30分まで
場所
文化体育館「ひだかアリーナ」会議室1
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
久保田会長、金子職務代理、松本委員、小谷野委員、山下委員、野房委員、古川委員(代理:近藤氏)、中山委員、犬竹委員、新井委員、関根委員、藤田委員、江頭委員、長岡委員、松尾委員、小嶋委員、後藤委員、坂巻委員、古本委員、野々宮委員、木村委員
欠席者
杉本委員、美濃浦委員、守谷委員、大澤委員、鹿山委員、松川委員
説明員
交通政策課長、交通政策・交通安全担当主幹、交通政策・交通安全担当主査
事務局
市民生活部長、交通政策課長、交通政策課交通政策・交通安全担当主幹、交通政策課交通政策・交通安全担当主査
傍聴者
3人
担当部署
市民生活部交通政策課交通政策・交通安全担当
議題および決定事項等
議題
報告事項
(1)令和7年度事業報告および令和8年度事業計画について
- 日高市おでかけタクシー・おでかけワゴンの運行状況等
- 地域公共交通計画に掲げる施策事業および成果指標の進捗状況
- 日高市おでかけタクシー・ワゴンの利用実態調査の実施
- 市内交通空白解消に向けた取り組み
(2)日高市おでかけワゴンの本格運行について
協議事項
国庫補助金(地域内フィーダー系統補助)の計画認定について
会議資料等
資料1_日高市おでかけタクシー・ワゴンの運行状況について (PDFファイル: 1.7MB)
資料2_高齢者等路線バス利用補助申請状況について (PDFファイル: 414.5KB)
資料3_日高市地域公共交通計画 自己評価シート(施策事業の実施結果及び今後の取組予定) (PDFファイル: 806.4KB)
資料4_日高市地域公共交通計画 自己評価シート(成果指標(KPI)の達成状況及び今後の取組予定) (PDFファイル: 796.1KB)
資料5_日高市おでかけタクシー・ワゴンの利用実態調査の実施 (PDFファイル: 2.3MB)
資料6_市内交通空白解消に向けた取り組みについて (PDFファイル: 2.8MB)
資料7_日高市おでかけワゴンの本格運行について (PDFファイル: 2.4MB)
資料8_地域公共交通計画認定申請書(令和8事業年度) (PDFファイル: 7.1MB)
資料8_地域公共交通計画認定申請書(令和9事業年度) (PDFファイル: 7.1MB)
資料9_交通不便地域指定申請書 (PDFファイル: 2.4MB)
資料10_日高市地域公共交通協議会運賃協議部会規程の改正について (PDFファイル: 486.9KB)
会議の経過
日高市地域公共交通協議会条例に基づき、久保田会長が議長となり進行を務めた。
報告事項
1.令和7年度事業報告および令和8年度事業計画について
日高市おでかけタクシー・おでかけワゴンの運行状況等
資料1および資料2に基づき、事務局より説明。
説明要旨
令和7年度の「おでかけタクシー・おでかけワゴン」の利用実態および収支率等に加えて、「高齢者等路線バス利用補助」の利用状況を報告。
質疑・意見
委員:資料1、ページにおいて、令和8年度の取り組みとしてあげられている運行曜日、 時間、市外運行区域の拡大は市民が願っていることであり、サービス向上の方向性を示しているが、これらを検討するに当たり、さらに深く掘り下げて現場のドライバーにも目を向けてほしいと思っている。
ドライバー不足の中、ドライバー側の視点に立ってみると、賃金や労働環境等、さまざまな課題がある中で、どのようにサービス向上につなげていくのか疑問である。先日、実際におでかけタクシーに乗車し、ドライバーに話を伺ったところ、さまざまな懸念があったことからドライバーに対してアンケートを採ってみたらどうかと思うが、これまでに意見交換等を行った実績はあるか。また、今後、実施する予定はあるか。
事務局:これまで、ドライバーを対象としたアンケートは実施しておらず、今後も、ドライバーを対象としたアンケートは予定していない。現状、運行事業者の代表者への意見聞き取りは定期的に行っており、現場の意見は把握していると認識している。
委員:おでかけタクシーのドライバーに直接お話を伺った内容の1つに、鉄道駅の乗継割引(200円引き)の話があった。乗客は乗り継ぎだというが、信ぴょう性を疑う場合もあり、だからと言って乗客に本当に乗り継ぎをしたのかを確認することもできなく、ドライバー個人の判断に委ねられている。
また、おでかけタクシーの支払い方法について、現金、クレジットカード払い、その他キャッシュレス決済に加えて、地域商品券での支払いが可能となったため、ドライバーとしては収受が煩わしくなっているのではないか。
さらに、地域商品券は実際に事業者が現金化するまで3週間程度の日数を要すると聞いており、その辺りの対応を市には見直し、検討していただきたいと思っている。なお、地域商品券については、印刷代や送料等を含めて、多額の費用を要した。さらに、使用された企業側としては、商品券を数え、日高市社会福祉協議会に持参し、現金化している。そのトータルの負担を考えると地域商品券については、市としてやり方を考えていかなければならないのではないかと感じている。
事務局:鉄道駅の乗継割引については、既存公共交通の利用促進の一環として導入している制度であり、利用者の自己申告に基づき適用することから、乗車時における乗継の状況確認までは難しいことは認識している。利用者のマナーに関する部分でもあることから、利用方法等に関する注意喚起を継続的に行いたい。
また、地域商品券については、運行事業者の協力のもとで利用可能としている。以前から、一般タクシー利用時においても地域商品券の利用を可能としている現状であったので、今回、おでかけタクシーにも同様に利用可能とした経緯がある。地域商品券の利用により支払い方法が多様化することでドライバーの負担となることについては、今後、負担軽減に関する検討を図りたい。
委員:駅からの乗継割引について、ドライバーには判断が難しい部分がある。「駅から直接乗り継いでいないと考えられる買い物客は断る」など、運用を徹底するつもりであるなら、運行事業者と利用者間でトラブルにならないよう、利用者に理解いただけるような運用方針を明確にしていただきたい。 また、地域商品券の利用に関しては、商品券と表紙の体裁が非常に似ており、商品券ではなく表紙が紛れていることがある。色味を変えるなどで表紙が紛れないよう改善してもらいたい。 おでかけタクシーとしての割引、障がい者割引、福祉タクシー券、更に地域商品券と複数の割引制度がある中で、決済が複雑になり、ドライバーが手間取ることが実際起きている。簡潔にできる方法を事業者としてお願いしたいところである。
委員:日曜や夜間運行の拡大について、利用者側からの要望が多いことは理解している。ドライバー不足の問題もあるが、それだけでなく、事務員側での集計および会計処理等に要する時間も逼迫している状況である。日曜日はおでかけタクシーを運休し、事務作業に当てないと間に合わないのが現状であることから、その辺も議論を進めるうえで考慮していただきたい。
会長:本年度、課題を検討するうえで事業者側の貴重な意見が伺えた。今の意見を踏まえて、慎重に協議していきたいところである。
委員:法定計画に掲げるKPI(おでかけタクシーの利用回数)の設定値が大きく、思い切った取り組みを行わないと達成が難しいのではないかと感じている。目標値の見直し、または新たな目標の設定が必要ではないか。
また、おでかけタクシーの利用者の男女比率はどうなっているか。私の周囲では、あまり男性に利用されていないように思うのだが、その辺りの検証はできているか。
委員:KPIについては、おでかけタクシーの導入前に先進事例(東松山市)の実績を基に、日高市の人口規模に落とし込み数値を設定している。東松山市は運行開始から数年が経過しているが、日高市では運行から1年という状況での回数であるため、制度内容の周知等を含めて、市民に浸透しきれていない部分があると思われる。結果が出るまでは、複数年の注視を行う必要があり、計画改訂時期(令和12年度)に合わせ、見直し等の検討を進め、日高市に適したKPI数値について協議させていただきたい。
なお、多様性の観点から業務上の必要性を鑑み、利用登録申請書に性別記載欄を設けていないため、男女比の確認はできていない。
委員:高齢者等路線バス利用者の補助要件について、75歳以上の人がどのような目的で定期券を購入し、使用されているか把握できているか。
事務局:定期券利用者の利用目的、購入理由等までは把握していない。
地域公共交通計画に掲げる施策事業および成果指標の進捗状況
資料3および資料4に基づき事務局より説明
説明要旨
日高市地域公共交通計画(令和7年3月)に掲げる施策・事業の実施結果および今後の取り組み予定、成果指標(KPI)の達成状況および今後の取り組み予定を説明した。
質疑・意見
質疑・意見なし
日高市おでかけタクシー・ワゴンの利用実態調査の実施
資料5に基づき事務局より説明
説明要旨
おでかけタクシー・ワゴンのサービス水準向上に係る検討を進めるに当たり、利用者等の意見を把握するため、アンケート調査の実施概要を説明した。
質疑・意見
委員:友人からの感想をお伝えする。まず、使いかたがよく分からないため利用していないという意見がある。また、利用登録申請後、利用登録者証が手元に届くまでに時間がかかるため、利用したいと思った時に利用できなかったという意見もある。良い意見として、運行事業者の電話対応が良く、話しやすかった点や友達と乗り合いで、お得に利用できる点などがある。
おでかけワゴンについては、高麗川駅東口開設に伴い、令和8年3月30日から運行ダイヤおよび停留所の変更、見直しを行っているが、その効果はあったか。
事務局:高麗川駅東口開設により、運行ルートと合わせてダイヤ改正を行い、高麗川駅西口までの運行距離が短縮された分、運行便数の増便につながり、利用が集中していた時間や便を平準化し、追加便の発生を抑えることができた。
また、鉄道や路線バスとの接続時間の見直し等、利用者目線での改善が図れた。なお、5月の運行ダイヤ一部見直しでは、高麗川駅と四反田堀停留所間の運行時間を2分と設定していたものを、実際は1分も時間を要さず、早発しないための時間調整に係る停車が発生していたため、駅の出発時刻と同じに設定し、利用者が不在の場合は停車不要で次のバス停まで行くように改善した。
会長:おでかけタクシーの利用方法の認知については、今後、実施するアンケートで認知度を明確化したいと思う。資料5、8ページにアンケート案を掲載している。まだじゅうぶんに確認できていない人もいると思われるため、事務局より、今後のアンケートのスケジュールに関する説明をお願いする。
事務局:おでかけワゴンについては、利用者を対象したアンケート調査のみ実施する。実施時期については、学生の利用者もあることから、夏休み明けの9月を予定している。また、おでかけタクシーについては、利用者だけでなく、未利用者および未登録者を含み、全市民を対象としたアンケート調査を7月1日から実施したい。
来月早々に区長文書での配布により実施予定としていることから、アンケート調査内容に対するご意見は、6月29日(月曜日)までにお知らせいただけるとありがたい。
市内交通空白解消に向けた取り組み
資料6に基づき事務局より説明
説明要旨
地域交通法の改正に合わせて、国で進める「地域の輸送資源のフル活用」や「共同化・協業化」 に基づき、市内交通空白解消に向けた取り組み内容を説明した。
質疑・意見
委員:交通空白解消に係る運行事業者との取り組みについては、具体的に考えていることがあれば教えていただきたい。おでかけタクシーの利用範囲の拡充などの改善の話もあったが、例えばミニバスやハイエース等の運行車両を増やして拡充するのか、または、住民が地域内でボランティア輸送等を行うのか、市としての拡充に関するイメージや実施に伴うスケジュール感を教えていただきたい。
事務局:今年度は民間の輸送資源(企業の送迎車両等)の活用について、検討するための基礎調査を行いたいと考えている。実施に至るかどうかは施設側との調整を含めて、不透明な部分が多く、まずは、活用可能な輸送資源があるかどうかの確認を今年度実施する。
取り組みに対して好意的な回答があれば、個別にヒアリングを行い、それらの結果を踏まえて具体的な施策や事業の検討を進める予定である。
会長:企業送迎等は通勤や帰宅時以外の空き時間に輸送資源として活用できないかの確認を行いたい趣旨と理解する。
委員:輸送資源の活用については、国としても力を入れており、補助金などのサポートも拡充している。調査段階における補助メニューも用意しているため、検討段階でも構わないのでいつでも相談していただきたい。
2.日高市おでかけワゴンの本格運行について
資料7に基づき事務局より説明。
説明要旨
実証運行の利用実態等を踏まえて、令和8年6月1日から道路運送法第4条に基づく本格運行へ移行したことを説明。また、運行実態に即した円滑な運行時間の確保するため、一部、運行ダイヤの見直しを行ったことを説明。
質疑・意見
質疑・意見なし
協議事項
国庫補助金(地域内フィーダー系統補助)の計画認定について
資料8に基づき事務局より説明。
説明要旨
おでかけワゴンの持続可能な運行を維持・確保するため、国庫補助金(地域内フィーダー系統補助)の活用について、申請スケジュールと合わせ、計画認定に必要となる申請書類等を説明。
質疑・意見
会長:持続可能な運行を維持・確保するためには必要な補助事業となる。協議会としてはこれで承認するということでよいか。
委員一同:承認する。
その他
埼玉県内における路線バス運賃改定(国際興業株式会社)
説明要旨
令和8年10月1日より、運賃改定を行う。現在220円、230円の区間は240円、240円の区間は250円となる。なお、250円以上の区間の変更はない。定期券(彩京のびのびパス)について、25,000円から28,000円に変更になる。
今回の運賃改定は、社員の労働環境改善に加えて、昨今の世界情勢に伴う燃料輸送費等の高騰によるものである。利用者においては、負担をかけることになり大変恐縮ではあるが、今後の安定的な運行のため、ご理解を賜りたい。
日高市地域公共交通協議会運賃協議部会規程の改正について
説明要旨
道路運送法に基づく運賃協議に係る会議等の開催に当たって、関係者の負担軽減、生産性向上を図る観点から、国土交通省より会議の開催を要しない「軽微な事案」の場合における目安となる考えかたが示されたことを受け、日高市地域公共交通協議会運賃協議部会(以下「運賃部会」という)の取り扱いについて、書面協議を行い承認を得たため、運賃部会の規程改正を行ったことを説明。
次回の協議会等について
説明要旨
第13回日高市地域公共交通協議会については、令和8年10月16日(金曜日)午後2時からの開催を予定しており、場所は日高市役所となる。また、第11回日高市地域公共交通協議会交通戦略部会については、令和8年8月7日(金曜日)午後2時からを予定しており、こちらも場所は日高市役所となる。後日、改めて会議の開催通知を送付するため確認をいただきたい。
閉会
以上で会議は終了した。
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更新日:2026年08月13日

















