第11回日高市地域公共交通協議会の会議結果
会議結果は次のとおりです。
第11回日高市地域公共交通協議会会議録
日時
令和8年2月25日(水曜日)午前10時から11時30分まで
場所
日高市役所301会議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
久保田会長、金子職務代理、松本委員、小谷野委員、山下委員、高木委員、島根委員、原島委員、杉本委員(代理:長田氏)、嶋田委員(代理:清水氏)、武藤委員、江頭委員、守谷委員、長岡委員、大澤委員、小嶋委員、鹿山委員、松川委員、坂巻委員、古本委員、野々宮委員、木村委員
欠席者
関根委員、藤田委員、美濃浦委員、松尾委員、後藤委員
説明員
交通政策室長、交通政策・交通安全・防犯担当主幹
事務局
総務部長、交通政策室長、交通政策・交通安全・防犯担当主幹、交通政策・交通安全・防犯担当主査
傍聴者
3人
担当部署
総務部危機管理課交通政策室交通政策・交通安全・防犯担当
議題および決定事項等
議題
- 会長の選出について
- 職務代理の指名について
- 日高市おでかけタクシー・おでかけワゴンの運行状況等について
- おでかけワゴンの停留所および運行ルートの変更について
- 日高市地域公共交通計画の一部改訂について
会議資料等
資料1_日高市地域公共交通協議会条例 (PDFファイル: 188.2KB)
資料2_おでかけタクシー・ワゴン運行状況等について (PDFファイル: 1.2MB)
資料3_日高市おでかけワゴンの本格運行に向けた移行手続について (PDFファイル: 852.0KB)
資料4_日高市地域公共交通計画 新旧対照表 (PDFファイル: 686.2KB)
資料5_日高市地域公共交通計画 改訂案 (PDFファイル: 1021.6KB)
資料6_日高市地域公共交通計画改訂に係る市民コメント実施結果 (PDFファイル: 263.2KB)
別紙_おでかけワゴン運行ダイヤ(案) (PDFファイル: 524.0KB)
参考資料_タクシー運賃の改定について (PDFファイル: 2.5MB)
会議の経過
日高市地域公共交通協議会条例(以下:条例)に基づき、日高市長より委嘱された委員への委嘱状交付の後、次の事項を協議し、了承を得た。
議案事項
(1)会長の選出について
条例第5条第1項の規定に基づき、久保田委員が選出された。
(2)職務代理の指名について
条例第5条第3項の規定に基づき、金子委員が指名された。
(3)日高市おでかけタクシー・おでかけワゴンの運行状況等について
資料2に基づき事務局より説明。
説明要旨
令和8年1月末時点までの「おでかけタクシーおよびおでかけワゴン」の利用者数および運行経費等を報告した。
質疑・意見
委員:1ページ目について、おでかけタクシー利用登録者数のところで抹消等に「死亡等」と記載があるが、死亡以外でどのようなことがあるか教えていただきたい。
事務局:「死亡」以外の理由としては「市外転出」がある。月によっては大きく人数が変動しているのは、住民基本台帳と照合し、定期的に登録削除等を行っているためである。
委員:資料2の22ページに収支率の平均値があるが、おでかけワゴンを維持していくための収支率の目標値があれば伺いたい。
事務局:議題5の中で説明するが、高麗川駅系統で40パーセント、武蔵高萩駅系統で30パーセントとして設定していきたいと考えている。
委員:おでかけタクシーについては、利用者が増加しているという認識でよいか。
事務局:おでかけタクシーについては、資料2の6ページの地区別利用者数を見ても、各地区で人口の10パーセントを超える割合が増えてきていることを踏まえると、緩やかに増加傾向にあると考えている。
会長:おでかけタクシー・ワゴンともに利用者数が減少した月があり、部会でも議論になった。寒さやインフルエンザの流行など、いくつかの仮説は考えられるが、また暖かくなり、出歩きやすい環境になってからの状況を見ていければと思う。引き続き注視していきたい。
(4)おでかけワゴンの停留所及び運行ルートの変更について
資料3に基づき事務局より説明。
説明要旨
おでかけワゴンの実証運行の利用実態等を踏まえ、本格運行移行に伴う道路運送法上の許認可申請の手続とともに、持続可能な運行に向けた国庫補助制度の活用に伴う申請内容等を説明。
質疑・意見
委員: 都内に勤めており通勤時は鉄道を利用しているが、川越線が単線なので遅延が多い。鉄道が遅延になった場合、おでかけワゴンは時刻表どおりに出発してしまうのか、あるいは、鉄道の遅延に合わせて時間調整を行うのか。
資料3の6ページ、実証運行における国庫補助金の活用について、キャッシュレス決済端末の導入とあるがPASMO等も対応しているのか。また、この決済端末はこれから導入を計画しているのか。
事務局:おでかけワゴンは鉄道の遅延に合わせて出発時刻を調整することはなく、設定ダイヤどおりの運行となる。また、決済端末は交通系ICが利用可能であり、既に導入している。本日の説明は導入に要した経費に対して、補助金を充てたということをご報告した。
会長:本格運行に向けた申請手続について、説明のとおり進めることでよいか。
委員一同:異議なし
(5)日高市地域公共交通計画の一部改訂について
資料4、5、6に基づき事務局より説明。
説明要旨
おでかけワゴン本格運行移行に伴う運行内容の変更および国庫補助制度の活用を計画書本体に位置付けるとともに、実証運行の実績に基づく KPI(成果指標)の設定に関する内容を説明。
質疑・意見
会長:内容としては、事務局からの説明のとおり、計画を一部改訂するということでよいか。
委員一同:異議なし
委員:今回の議題とは別な話となるが、市が進めている各種施策・事業については、これからの持続性の確保が大きな課題ではないか。例えば、資料2の22ページを見ると、おでかけワゴン・おでかけタクシーの市負担額は、合計で約2,700万円となっているが、以前、市が運行していた循環バス(せせらぎ号)の状況と比較してどうなのか教えていただきたい。
事務局:第2回協議会の中で、循環バス(せせらぎ号)の運行経費について、分析結果を報告している。その資料中、循環バスの年間利用者が3万人弱、市の補助金投入額が2,000万円強、市内人口に対する乗客1人当たりの経費が約900円であった、という検証をしている。同じように、おでかけワゴン・おでかけタクシーの利用者1人当たりの経費は、おでかけワゴンは1人当たり約300円、おでかけタクシーは1人当たり約500円と概算される。
歳出の総額としては、循環バスよりおでかけワゴンとおでかけタクシーの方が合算すると大きいが、利用者はおでかけタクシー・おでかけワゴンの方が多く、経費の使われかたとしては非常に有効であると考えている。予算については、先進自治体の事例を参考に、日高市の人口規模であれば可能な額として設定しており、現状としては想定の範囲内である。一番の命題は「持続可能性」であるこれを継続していくことを目標に考えているところである。市民の皆さんから運行曜日や時間の延長など、運行拡大に関するさまざまなご意見をいただくが、市として今後、持続可能かどうかという点を鑑みると、できるものとできないものがある。これからも引き続き、 持続可能性を前提に検討していきたいと思っている。
委員:国庫補助等を有効に活用するなど、市の財政負担を考慮しつつ、持続可能な公共交通を検討してもらいたい。私自身、高麗地区に居住しており、おでかけタクシーの利用がメインになるが、例えば 片道800円でも、往復で利用すれば1,600円であることを考えると、その負担額は大きく感じる。利用者のほとんどが高齢者であり、通院等に利用されている。後期高齢者であれば、病院の診察料は数百円で済むところ、移動にかかるタクシー代の方が高く、料金が高いため、乗らないという人も多い。
市の財政に余裕があるのかと聞いたのは、そこを確認したかった。余裕があるなら、年金生活者で移動に400円から500円くらいしか払えない人が2,000円近く払わなければならない現状について、将来に向けた検討課題として考えていただけるとありがたい。
事務局:他自治体の先行事例では、コミュニティワゴンの乗車賃を高齢者割引や無料にしているところもある。果たしてそれで今後も持続できるのかは大きな課題である。日高市はまだ1年目であるため、引き続きモニタリングを続け、利用動向を注視していきたい。
委員:おでかけタクシーの乗車人数は1回あたり1.26人(1月運行実績より算出)であるが、おでかけタクシーの良いところとして、制度設計当初、相乗りで安く利用できることをPRしてきた。現在の利用状況では、その長所が生かされていない。タクシーを利用する費用が高くなるのは仕方がないと思われるが、相乗りを上手く利用するようなPR必要なのではないか。
事務局:ご指摘のとおりで、本協議会での議論の前段階でAIを活用したデマンド交通等の話もあり、事務局も先進地へ視察に行った。複数の利用者の利用時間や出発地・目的地から、最適なルートをAIで設定するというものだが、相乗りをしている事例はほとんどないということだった。高価なシステムを導入したが、相乗りはめったになく、ほぼ1人乗りでタクシーとして使用されているという状況を伺った。
それなら日高市ではタクシー補助でやった方がいいのではということで、おでかけタクシーの検討が始まった。先進地でも乗合利用の促進に関する施策を実施しているが、なかなかうまくできていない。日高市でもお友達同士で誘い合って、公民館活動等で利用していただきたいとPRしているところである。まだまだ足りないところであるため、続けてPRしていきたいと思う。また利用者・市民の皆さんも、乗り合わせでお得に利用できるという話を盛り上げていっていただけるとありがたい。
その他
事務局:来月、タクシー運賃の改定が見込まれている。改定内容等について、タクシー事業者からご報告をお願いしたい。
委員:参考資料で配布している関東運輸局のプレスリリース資料に基づき報告する。先ほどタクシー運賃が高いという話があったばかりで大変心苦しいが、3月16日からタクシー運賃が改定される。日高市は埼玉南部地区に該当しており、現行は1.121キロメートルで初乗り500円、加算料金が236メートルで100円ずつ上がる設定である。運賃改定後は、初乗り500円、加算料金100円は変わらないが、距離が1.027キロメートルと短くなる。
また、迎車料金がこれまで400円だったところ500円になる。これまでは、迎車による乗車で900円(初乗り運賃+迎車料金)だったところが、1,000円になる。なお、埼玉南部地区では予約料をいただいていないが、他の地区では600円を予約料として加算している地区もある。日高市は、おでかけタクシーもあり、予約料はいただいていない。今後の課題になってくると思う。3月16日、午前0時を過ぎた段階でメータ ーが変わる予定となっているため、今後、車内にも案内チラシ等を掲示し、利用者への周知を図りたい。
事務局:今の説明を補足し、現時点の市の対応について報告する。おでかけタクシーの料金区分は 現在7区分となっている。タクシーメーターが1,000円から1,490円の場合は800円、1,500円から2,490円の場合は1,000円の支払額となっている。現在、800円から1,000円台が大きなボリュームゾーンである。運賃改定による影響が出てくるのは7区分の設定上限額ぎりぎりの人で、例えばこれまでメーター料金が1,400円で行けていたところが1,500円になったとすると1つ高い区分の支払いとなり800円で済んでいたところが1,000円になる。7区分に収まっている状態であれば利用者の負担は変わらないが、その場合の市負担は増えることとなる。
この影響は、利用方法によって変わってくるため、今後の利用状況や利用者と市の負担割合等、モニタリングを続け、注視していきたい。現段階では7区分を変える予定はない。
事務局:次回、令和8年度第12回日高市地域公共交通協議会については、令和8年6月25日 (木曜日)午後2時から開始を予定している。場所は日高市役所301会議室である。第10回交通戦略部会は5月14日(木曜日)午後2時から、場所は日高市役所を予定している。会議の開催通知は後日送付する。本年度は今回で最後となるが来年度もよろしくお願いしたい。
閉会
以上で会議は終了しました。
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更新日:2026年03月17日

















