第14回スポーツ交流事業(令和5年度)【令和5年11月24日掲載】
令和5年10月27日(金曜日)から29日(日曜日)の3日間、日高市の小学生と大韓民国京畿道烏山(オサン)市の小学生によるスポーツ交流事業が烏山市で行われました。
令和5年度スポーツ交流事業
日高市代表選手団烏山市へ派遣
日高市の代表選手は、市内の各スポーツ少年団から選抜された15人です。引率は、団長、監督、コーチ、市職員です。10月27日(金曜日)午前4時30分に市役所を出発し、羽田空港から飛行機で金浦空港に到着しました。空港から大型バスに乗り、高速道路を使って1時間30分ほどで烏山市に到着しました。
烏山市内見学(1)
烏山市に到着した日高市の選手たちは、市内見学を行いました。ミニチュアビレッジというミニチュア模型館へ行きました。ミニチュア模型館は、韓国館と世界館の2つに分かれていて、韓国館は朝鮮時代、60年から70年代、釜山、ソウル、そして烏山市の重要な建物を見ることができ、世界館は、中国、中央アジア、ロシア、ドイツ、フランス、オランダの有名な建物を見ることができます。
入り口で渡されたクイズシートに描かれた建物を一生懸命探しながら、韓国の歴史と世界の有名建築物を学ぶことができました。
その後は、うどん、お寿司、天ぷらなどの日本食のミニチュアを作成する体験を行いました。
見学後、烏山市選手団とホストファミリーが待つ歓迎晩餐会会場へ向かいました。 日高市選手団一行を烏山市選手団、ホストファミリーなど参席者の人たちが温かく迎えてくださいました。日高市選手は、初めは緊張していましたが、事前研修会で勉強した韓国語やジェスチャーでコミュニケーションを取り、晩餐会が終わる頃にはすっかり仲良くなっていました。晩餐会終了後、日高市選手は、ホームステイ先である烏山市選手の家に向かいました。
烏山市内見学(2)
28日(土曜日)午前10時ごろ、初めてホームステイを体験した日高市選手たちは、ホストファミリーと共に烏山市庁に集合しました。
市庁には日高市選手団歓迎の横断幕が飾られていて、記念撮影を行いました。
その後、烏山市庁の隣にあるバードパークを見学しました。
4階建ての建物で、両生類、爬虫類、鳥類等約1,200種類の生き物がいる国内最大規模の室内自然生態体験館です。
バードパークでは、リクガメやコイ、インコなどさまざまな生き物に餌やり体験を行いながら、色々な生き物の生態を学びました。
サッカー親善試合
バードパーク見学後、選手団一行は競技場へ移動しました。今回の競技場も前回同様、烏山市スポーツセンターと総合運動場の間に併設されたサッカー場で、人工芝のグラウンドです。
韓国料理のお弁当を食べた後、ユニフォームに着替え、準備運動、練習を行い、親善試合が始まるのを待ちました。
午後2時30分、開会式が行われ、両市選手主将がペナント交換を行い、サッカーボールにサインをして、記念撮影を行いました。
いよいよ試合開始です。
1試合(前半20分、後半20分、休憩10分)で、2試合行われました。
1試合目、前半は開始2分で烏山市選手の先制点が入り、その3分後に山本偉楓選手が日高市1点目を決めました。前半13分に烏山市選手の追加点が入り、1対2の烏山市リードで前半を終えました。後半は開始10分に烏山市選手が追加点を決め、1試合目は1対3で烏山市が勝利しました。
2試合目、前半開始4分と10分に山本偉楓選手がシュートを決め、更に前半12分にプラダラミレスヨシヒコ選手、前半15分に國分開惺選手が立て続けにゴールを決め、4対0でリードして前半が終了しました。
後半は、開始7分に烏山市選手が1点を取り返しましたが、終了間際に山島凛聖選手がゴールを決め、5対1で日高市が勝利しました。1勝1敗で親善試合が終了しました。
両選手ともにフェアプレーで、とても素晴らしい試合になりました。両市の子どもたちが親善試合を通じ、スポーツの素晴らしさを感じるとともに言葉の壁を超え、たくさんの友情を育んだようです。
日高市代表選手団帰国
29日(日曜日)の朝、日高市選手団は、烏山市選手とホストファミリーと一緒に、烏山市役所に集合しました。烏山市選手、ホストファミリーに見送られながらバスで市役所を後にしました。その後、選手団は烏山市関係者に見送られ金浦空港から帰国の途に着きました。
帰国報告会
11月11日(土曜日)、日高市役所会議室にてスポーツ交流事業帰国報告会を行いました。本年度は、友好都市烏山市から、李權宰(イ・グォンジェ)市長をはじめとする代表団16人が来日されたので、参席していただきました。
帰国報告会では、はじめに事業を振り返るスライドショーを見た後、日高市選手団を代表し、和田茂団長より帰国報告をしていただきました。選手団より1人ずつ自己紹介を行い、日高市選手舘洞龍希主将が帰国報告のあいさつをしました。次に、谷ケ崎市長より慰労のお言葉をいただき、続いて李權宰(イ・グォンジェ)市長からあいさつをいただきました。
最後に全員で記念撮影を行い、帰国報告会を終えました。
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更新日:2023年11月24日