第11回スポーツ交流事業(烏山市にて 平成28年度)

烏山市日高市両市選手団の写真

 平成28年10月22日(土曜日)から24日(月曜日)の3日間、日高市の小学生と大韓民国京畿道烏山(オサン)市の小学生によるスポーツ交流事業が烏山市で行われました。

平成28年度スポーツ交流事業

日高市代表選手団烏山市へ派遣

 日高市の代表選手は、市内の各スポーツ少年団から選抜された15人です。引率は、団長、監督、コーチ、市職員です。10月22日(土曜日)午前5時に市役所を出発し、羽田空港から飛行機で金浦空港に到着しました。空港から大型バスに乗り、高速道路を使って1時間30分ほどで烏山市に到着しました。

金浦空港にての写真
烏山市のバスの写真

烏山市内見学

 烏山市に到着した日高市の選手たちは、早速市内見学を行いました。エコリウムという水辺のテーマパークに行き、展望室からエコリウムのあるマルグムド公園内を見渡しました。次に、伝統文芸創作体験館に行き、そこで「福袋(キジュモニ)」製作に取り組みました。選手たちは、一針一針丁寧に手縫いで仕上げていきました。オリジナル福袋の完成です。その後、選手団は、孔子を祀っている闕里祠(グォルリサ)とUN初戦記念館を見学しました。見学後、烏山市選手団とホストファミリーが待つ歓迎晩餐会会場へ向かいました。

 日高市選手団一行を烏山市選手団、ホストファミリーなど参席者のかたがたがあたたかく迎えてくださいました。日高市選手は、初めは緊張していましたが、事前研修会で勉強した韓国語やジェスチャーでコミュニケーションをとり、晩餐会が終わる頃にはすっかり仲良くなっていました。晩餐会終了後、日高市選手は、ホームステイ先である烏山市選手の家に向かいました。

エコリウム展望室の写真
伝統文芸創作体験館にて福袋を作製している選手団の写真
自分が作製した福袋を持って記念撮影の写真
グォルリサにてお辞儀の仕方を練習する日高市選手たちの写真
グォルリサの写真1
グォルリサの写真2
歓迎晩餐会の写真
歓迎晩餐会にて両市選手団の写真

サッカー合同練習及び親善試合

23日(日曜日)午前9時、初めてのホームステイを体験した日高市選手は、烏山市選手とともに総合運動場のとなりにあるサブグラウンドに集まりました。人工芝でよく整備されています。天候は朝から雨が降り、風も強く、韓国でもこの時期一番の寒さでした。午前中は、両市の指導者を交換して行う合同練習です。両市の選手は、日本語と韓国語の自分の名前が貼られたビブスを身につけ、日高市選手は、烏山市の監督、コーチ2名から、烏山市選手は日高市の監督、コーチからサッカーの指導を受けました。合同練習は2時間行われました。

早めの昼食をとった後、いよいよ親善試合です。烏山市のマスコットキャラクターであるカラスの「カサンイ」も応援に来てくれました。

雨の中での開会式となりました。ペナントの交換、始蹴式等のセレモニー後、試合開始です。試合は20分ハーフで行われました。

第一試合、両市チームの実力は拮抗しており、前半は両市どちらも譲らず、後半、試合終了1分前に、烏山市フォワード、イ・ビョンホン選手がペナルティーエリア付近からのフリーキックを直接ゴールし、第一試合は0対1で烏山市が勝利しました。第二試合の前半は、やや烏山市が優勢に進めましたが、日高市ゴールキーパー、前田旺輝選手(高萩小)のナイスセービングもあり、両市ともに得点のないまま前半を終了しました。後半は逆に日高市が優勢に試合を進めましたが、なかなかゴールには至りませんでした。試合も残りあと2分とわずかになったとき、日高市ディフェンダー、大橋也真士主将(武蔵台小)からの見事なスルーパスで、日高市ミッドフィルダー、和田一選手(高麗小)がキーパーと1対1になり、それを冷静にゴールを決めました。これが決勝点となり、第2試合は1対0で日高市が勝利しました。雨の中、両市選手ともにフェアプレイでとてもすばらしい試合になりました。烏山市の選手は市内8校からの4年生から6年生の選抜チームで、日高市の選手は、各地区のスポーツ少年団の選抜選手で、一部を除き夏は野球、冬はサッカーをしている6年生です。

そんな両国、両市の子どもたちが親善試合を通じ、スポーツの素晴らしさを感じるとともに言葉の壁を超え、たくさんの友情を育んだようです。

試合後、両市選手は、同施設シャワー室で濡れた体を温め、その後ホームステイ先へ移動し、烏山市選手とその家族と楽しく過ごしました。

烏山市マスコットキャラクターと日高市選手たちの写真
烏山市指導者と日高市選手たちの写真
合同練習の写真1
合同練習の写真2
日高市監督コーチから指導を受ける烏山市選手の写真
ペナント交換をする両市主将の写真
親善試合の写真1
親善試合の写真2
親善試合の写真3
親善試合の写真4

日高市代表選手団帰国

24日(月曜日)の朝、日高市選手団は、烏山市選手とホストファミリーと一緒に、烏山市役所に集合しました。烏山市選手と引率のホストファミリーとともにバスに乗り、烏山市関係者に見送られながら市役所を後にしました。選手団一行は、烏山市選手に見送られながら金浦空港から帰国の途に着きました。

烏山市関係者にお礼を述べる日高市選手団団長の写真
バスに乗り込む日高市選手の写真

帰国報告会

11月12日(土曜日)、日高市役所会議室にてスポーツ交流事業帰国報告会を行いました。

帰国報告会では、はじめに日高市選手団を代表し、美松長徳団長より帰国報告をしていただきました。次に日高市選手大橋也真士主将が帰国の挨拶をしました。大橋主将の韓国語の号令で選手全員が勉強してきた韓国語でお礼のことばを言いました。谷ケ崎市長より慰労のおことばをいただき、続いて、烏山市長、烏山市議会議長から日高市選手団に届いたメッセージが披露されました。最後に全員で記念撮影を行いました。

美松長徳団長より帰国報告の写真
帰国報告の挨拶をする日高市主将の写真
慰労のことばを述べられる谷ケ崎市長の写真
帰国報告会記念撮影の写真

関連情報

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更新日:2017年03月21日