第13回スポーツ交流事業(烏山市にて 平成30年度)
平成30年10月6日(土曜日)から8日(月曜日)の3日間、日高市の小学生と大韓民国京畿道烏山(オサン)市の小学生によるスポーツ交流事業が烏山市で行われました。
平成30年度スポーツ交流事業
日高市代表選手団烏山市へ派遣
日高市の代表選手は、市内の各スポーツ少年団から選抜された15人です。引率は、団長、監督、コーチ、市職員です。10月6日(土曜日)午前4時30分に市役所を出発し、羽田空港から飛行機で金浦空港に到着しました。空港から大型バスに乗り、高速道路を使って1時間30分ほどで烏山市に到着しました。
烏山市内見学
烏山市に到着した日高市の選手たちは、市内見学を行いました。エコリウムという水辺のテーマパークに行き、展望室からエコリウムのあるマルグムド公園内を見渡し、その後公園内を散策しました。次に、U-cityという市内防犯カメラの映像管理施設を見学しました。見学後、烏山市選手団とホストファミリーが待つ歓迎晩餐会会場へ向かいました。
日高市選手団一行を烏山市選手団、ホストファミリーなど参席者の方々が温かく迎えてくださいました。日高市選手は、初めは緊張していましたが、事前研修会で勉強した韓国語やジェスチャーでコミュニケーションを取り、晩餐会が終わる頃にはすっかり仲良くなっていました。晩餐会終了後、日高市選手は、ホームステイ先である烏山市選手の家に向かいました。
サッカー合同練習および親善試合
7日(日曜日)午前10時、初めてのホームステイを体験した日高市選手は、烏山市選手とともに総合運動場のとなりにあるサブグラウンドに集まりました。人工芝でよく整備されています。快晴でサッカー日和の天候でした。午前中は、両市の指導者から、各チームの練習方法の指導を受けながら合同練習を行いました。合同練習は1時間30分程行われました。
昼食をとった後、いよいよ親善試合です。
ペナントの交換、サインボールの交換、始蹴式等のセレモニー後、試合開始です。試合は20分ハーフで2試合行われました。
第一試合は前半5分に烏山市ミッドフィルダーのイ・ヨンフン主将のゴールが決まり、前半は0対1で烏山市のリードで終えました。後半開始直後の3分に烏山市ミッドフィルダーのパク・セビン選手のゴール、後半12分にはディフェンダーのキム・ミンギュ選手のゴールが決まり、烏山市が0対3でリードを広げました。1分後の、後半13分に日高市フォワードの福田吉宗選手(高萩北小)が相手の守りの隙をついてゴールを決め、日高市が反撃を開始しますが烏山市の堅い守備に阻まれ第一試合は1対3で烏山市が勝利しました。第二試合は、前半10分に烏山市フォワードのパク・ジュミン選手、13分に日高市フォワードの星野天佑主将(高根小)、15分には烏山市ミッドフィルダーのイ・ヨンフン主将のゴールが立て続けに決まり、激しい点の取り合いになり、1対3で烏山市のリードで前半を終えました。後半になっても烏山市優勢の流れは変わらず、後半9分にこの試合2点目となる烏山市のイ・ヨンフン主将のゴールが決まりました。また、後半19分にも、烏山市フォワードのソ・ジュンホ選手のゴールが決まり1対4で烏山市が勝利しました。両市選手ともにフェアプレイでとても素晴らしい試合になりました。
烏山市の選手は市内8校からの4年生から6年生の選抜チームで、日高市の選手は、各地区のスポーツ少年団の選抜選手で、一部を除き夏は野球、冬はサッカーをしている6年生です。そんな両国、両市の子どもたちが親善試合を通じ、スポーツの素晴らしさを感じるとともに言葉の壁を超え、たくさんの友情を育んだようです。
試合後、両市選手は、入浴施設に移動して疲れた体を休めました。
その後、烏山市長主催の晩餐会会場へ移動しました。
烏山市長主催晩餐会
烏山市長主催の晩餐会ではさまざまな料理があり、ビュッフェ形式で日高市選手団は烏山市選手団と一緒に好きな料理をとって食事を楽しみました。
昨晩のホームステイや親善試合を経て、子どもたちはより仲良くなっていました。
日高市代表選手団帰国
8日(月曜日)の朝、日高市選手団は、烏山市選手とホストファミリーと一緒に、烏山市役所に集合しました。烏山市選手、ホストファミリーに見送られながらバスで市役所を後にしました。その後、選手団は烏山市関係者に見送られ金浦空港から帰国の途に着きました。
帰国報告会
11月10日(土曜日)、日高市役所会議室にてスポーツ交流事業帰国報告会を行いました。
今年度は、友好都市烏山市から、郭相旭(クァク・サンウク)烏山市長をはじめとする代表団が来日されたので、参席していただきました。
帰国報告会では、はじめに事業を振り返るスライドショーを見た後、日高市選手団を代表し、宮岡孝二団長より帰国報告をしていただきました。次に日高市選手星野天佑主将が帰国報告のあいさつをしました。星野主将の韓国語の号令で選手全員が勉強してきた韓国語でお礼の言葉を言いました。谷ケ崎市長より慰労のお言葉をいただき、続いて、郭相旭(クァク・サンウク)烏山市長、張認洙(ジャン・インス)烏山市議会議長からごあいさつをいただきました。最後に全員で記念撮影を行いました。
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更新日:2018年11月20日