ご意見と市からの回答(令和7年度)

 市民の皆さんから市民提案箱に寄せられたご提案と市からの回答を紹介します。
 なお、掲載にあたり一部編集などを行っている場合がありますのでご了承ください。

総合福祉センター「高麗の郷」の喫煙所について

提案内容

喫煙所の窓を閉める、空気清浄機をつけるといった検討をしてほしい。

回答

施設の指定管理者である社会福祉協議会と検討いたしました。利用者の中にも喫煙するかたもいるため、喫煙所の撤去はせず、喫煙する際は喫煙所の扉と窓を閉めて換気扇を使用しない状態とし、分煙となるよう対応させていただきます。この利用方法について、喫煙するかたにご理解いただくよう周知させていただきます。

自治会管理のごみ集積所の利用について

提案内容

ごみ集積所は、自治会の加入に関わらず、管理費等の条件付きで利用できることを自治会に対して文書で周知・指導してほしい。

回答

市では、効率性の観点からごみの収集・運搬についてはステーション方式としており、ごみ集積所の多くは自治会等に設置および管理をお願いしておりますが、近年、生活スタイルの多様化によりごみ集積所の利用に関するご相談が増加しています。今回の内容については、地域のコミュニティを構築していく上での重要な課題と認識しております。今後、区長会議等において、法解釈を含めた提案、説明を行い、相互理解による解決を図りたいと考えております。なお、ごみ集積所の利用については、別の手段での対応も考えられますので、環境課までご相談ください。

小学生の室内での遊び場、体を動かせる場所について

相談内容

児童館があれば良いが公民館や学校施設、図書館、地域の施設など既存の施設の一部を開放するなど、地域の小学生の居場所ができないか。

回答

市では、令和5年4月に施行された「こども基本法」を踏まえ、子どもや子育て支援に関する市の計画として、本年3月に「日高市こどもの未来プロジェクト」を策定しました。今後、この計画による施策の展開として、福祉・生涯学習・地域交流・ボランティアなど、さまざまな分野における関係部署が行う取り組みや事業を通じ、子どもや若者の居場所づくりを進めていくこととしています。既存施設の一部を開放し、子どもたちの新たな居場所にするというご提案は、この計画でお示しする考えかたに共通するところです。しかし、開放にあたって施設の利用要件を見直すなど、個別に対応していく必要があります。今後、各施設を所管する部署と連携しながら、実施の可能性やより有効な手立てに関する研究を進めてまいりたいと思います。

学校施設関係については、児童の安全確保とこれに係る費用という課題が懸案となっております。現在、怪我や児童同士のトラブルをはじめ、不審者の侵入や性犯罪など、さまざまな事故や問題が発生しているのが実情です。地域などの大人のかたに協力いただくことも考えられますが、責任問題が生じることから、現時点で学校施設を開放し、ご利用いただくことは難しい状況にあります。今後、市で進めております学校を核とした地域づくり「地域学校協働活動」においても、ご提案いただきましたことをテーマとして話し合いたいと考えております。

公民館、図書館関係については、それぞれ法令などに基づいた設置目的があり、その目的に沿った形でご利用いただいているかたや団体がおりますことから、現時点では、児童の遊びの場として開放することは難しい状況です。なお、公民館、図書館では、期間限定ですが学習スペースとして一室を開放しております。そのほか各種イベントの開催をはじめ、図書館ではカフェコーナーや飲食が可能なウッドデッキの開放などを行い、幅広い世代のかたにご利用いただいておりますので、ご検討いただければ幸いです。

通級指導教室に関する合理的配慮のお願い(教育格差の是正)について

相談内容

来年度から市立小学校に入学予定の児童の保護者です。本児童は発音障がいがあり、市が設置する「ことばの教室(通級指導教室)」への通級指導を予定しています。しかし、当該教室は高萩小学校内に設置されており、その他の小学校に在籍する児童は平日の指定された時間に保護者の引率で通級しなければなりません。
現在、私たちは共働き世帯であり、通級のたびに仕事を休んで送迎を行わなければならなくなるため、毎週の通級は困難であり、指導間隔を空けざるをえなくなります。一方で、設置校である高萩小学校に在籍する児童は、保護者の送迎を必要とせず、毎週安定して指導を受けることが可能です。このように、同様の教育的ニーズを持ちながら、在籍校や保護者の状況によって受けられる指導回数に差が生じることは、公教育における「教育格差」ではないかと疑問を感じます。

内閣府が示すとおり、障害者差別解消法に基づく「合理的配慮」が公立学校においても義務化されました。通級指導における移動の困難さは、「物理的障壁」であり、設置者である自治体にはこの障壁を除去する責務があります。
家庭環境によって支援が制限されることのないよう、以下の対応策について協議・検討をお願いします。

第1希望、巡回教室(出張教室)の実施。
「ことばの教室」の担当教員が各小学校へ出向いて指導を行う体制を構築してください。児童が在籍校を離れることなく指導を受けられるようになり、「物理的障壁の除去」と「保護者の就労状況による不利益の解消」が同時に実現されます。
第2希望、通学支援制度の確立。
巡回指導が困難な場合、児童が保護者の付き添いなしで安全に通級できるよう、タクシー利用費の全額助成と移動支援員の配置を検討してください。

本件は、過度な行政負担や特別な配慮を求めるものではなく、法令に基づいた合理的配慮の提供と、教育格差の是正を求めるものです。どの子も等しく言葉を育む機会を与えられる市であってほしいと願っています。

回答

市教育委員会では、令和8年2月時点で「ことばの教室」を高萩小学校1か所に設置しております。そのため、市内で通級指導を必要とする児童は、高萩小学校に通っていただいている状況です。

ご提案いただいた「巡回による通級指導教室」の設置に付きましては、市としても必要性を認識しており、実現に向けて検討を進めております。しかしながら、巡回指導を行うためには、指導教員の服務・指導時間の確保・教室の準備など、解決すべき運用上の課題が多くございます。

こうした課題に一つ一つ取り組みながら、巡回指導に向けて検討しております。
また、令和8年度には新たに高麗川小学校にも「ことばの教室」開設に向けて準備中です。

庁舎内の和式トイレについて

相談内容

イベントや行事等があった時は特に、市役所のトイレを利用するため多くの人が並んでいますが、和式トイレは利用する人がいません。高齢者は和式トイレで座ることができないため、すべて洋式トイレにしてほしい。和式トイレの箇所も洋式トイレになれば、待っている人も減らせます。

回答

市役所庁舎のトイレにつきましては、洋式化や温水洗浄便座への改修工事を市民の皆さんの利用頻度を考慮して順次実施し、洋式トイレを増やしてまいりました。

利用状況に偏りはあるものの、和式トイレを利用している来庁者もいらっしゃる中で、複数箇所個室があるフロアについては、和式トイレを一部残置しています。

今後、来庁者のニーズを見極めながら、より利用しやすい衛生環境になるよう検討してまいりますので、ご理解いただきますようお願いい申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

政策秘書課 広報広聴担当(本庁舎 2階)

郵便番号:350-1292 日高市大字南平沢1020番地
電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
お問い合わせフォームへ

更新日:2026年03月17日