平成29年度 第2回日高市行政経営審議会の会議結果
会議結果は次のとおりです。
平成29年度 第2回日高市行政経営審議会会議録
日時
平成30年2月21日 午後1時30分から
場所
日高市役所 2階 庁議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
矢次委員、横手委員、水村委員、西川委員、山田委員、岡村委員、速水委員、小林委員、関根委員、竹田委員
欠席者
平沼委員、荒井委員
傍聴者
なし
説明員
総合政策部長、政策秘書課長、財政課長、企画調整担当主幹、企画調整担当主査
事務局
総合政策部長、政策秘書課長、企画調整担当主幹、企画調整担当主査
議題および決定事項等
議題
(1)平成29年度日高市外部評価の実施結果について(報告事項)
(2)平成30年度日高市一般会計予算概要について(報告事項)
会議資料
平成29年度日高市外部評価の実施結果 (PDFファイル: 129.2KB)
平成30年度日高市一般会計予算概要 (PDFファイル: 1.2MB)
会議の経過
議事
(1)平成29年度日高市外部評価の実施結果について
〔説明要旨〕
平成28年度に執行した事務事業に関して、外部評価を実施した結果を受けて、平成29年度外部評価書を作成しましたので、その内容の説明と今後の外部評価の在り方や方法について意見を求めた。
また、各事務事業についての意見も求めた。
〔質疑〕
委員:市民コメントの周知方法について教えてほしい。
事務局:市ホームページおよび広報ひだかへの掲載を行い、周知を行った。また、各公民館、ひだかアリーナおよび行政情報コーナーへ外部評価調書を備付け、市民の目にも触れるように周知を行った。
委員:外部評価員として連携協定を行っている大学の法学部の教授に依頼しているとのことであったが、県内大学法学部の教授に依頼することはないのか。また、連携協定により利益供与が生じることはないのか。
事務局:連携協定により本市を熟知している大学であるという認識のもと、4大学の中から、行政に関わりが強い法律の観点から、法学部がある駿河台大学の法学部教授に依頼しているものである。
連携協定とは、簡単に説明するとお互いの協力関係を示すものである。
その事業内容により、各大学の特色に合わせた協力をお願いしている。
よって、利益供与が生じることはない。
委員:外部評価を事業仕分けと考えてしまうと、連携協定している大学からの協力ではないほうが良いと考えるが。
事務局:当初は、事業仕分けのイメージで外部評価を導入した経緯があるが、近年では、市民への説明責任を果たすために導入しているといった状況である。住民のために実施している事業を第三者が簡単に仕分けすることが出来ないという考えである。
よって、連携協定している大学の協力を得ることで、より住民への説明責任が果たせると考えている。
委員:市民のかたがたに、より関心を持ってもらうためには、広報力の不足があると思われる。近年、スマートフォンを使って情報を収集する傾向にあるので、視覚的にも目を引くような仕掛けが必要であると感じる。広報を充実していくことが課題である。
事務局:改善を図っていく。
委員:会議形式から変更して市民コメント形式にしたこともあり、コメントが少なかったことも考えられる。他自治体で同様に市民コメントを求めたりしているのか。調べてみて取り入れる方法があると思う。広報活動が一番必要だと思うので、媒体なり、イベント等の機会により地道な周知が必要である。
事務局:他自治体で実施しているところは聞いたことがない。全国を対象に調べてみて、取り入れていきたい。
委員:市民は自分が関係する不利益なことについては意見を言うが、コメントがないということは良いことなのではと捉えることもできる。ただ、市としては意見がほしいとのことなので、具体的な方法までは発言できないが、今まで以上のアピールが必要と考える。
委員:市民の方の意見を募る場面において、コメントを求めたほうが良いと考える。
委員:負担が増えることが考えられるが、各区長に依頼して周知を図ることが効率的ではと考える。区長会等が活用できると思われる。
事務局:外部評価については新たな方法に改正したが、改正が良かったか言い難い状況である。また、効率的に短い時間で評価を行うかに関しても重要となってくる。そのような状況を踏まえて、外部評価のあるべき姿も、今後、委員の皆様も含めまして検討を進めていきたい。
各事務事業に対する意見
- 市民表彰事務
表彰候補者の推薦基準について、ボランティアの在り方について - 放置自転車対策事業
自転車の保管期間について、武蔵高萩駅周辺の駐輪場の在り方について - まちづくり寄附金事務
返礼品の限度額について - 災害対応事業
行政区に未加入者への対応について - 同居近居促進事業
制度利用件数について - 土地区画整理事業
特になし - 浄化センター維持管理事業
公共下水道の普及率について - 英語教育推進事業
特になし
(2)平成30年度日高市一般会計予算概要について
〔説明要旨〕
平成30年度当初予算についての会計別予算額、歳入と歳出の状況および一般会計予算の重点施策について、市の状況を踏まえて報告した。
特に重点施策である子育て応援、住環境整備、安心安全なまちづくりおよび人口減少対策の4つの柱、ならびに連携する事業を掲げた「未来につなぐ予算」に関して、詳細な説明を行った。
〔質疑〕
委員:介護保険特別会計予算についてですが、健康増進の取組によって、予算が減額していることは凄いことだと思う。健康教室、介護予防教室等の効果があるということか。
事務局:一概には各教室での効果とは言えないが、健康に気を使っている人が増えている背景もあると思われる。市民の健康増進に力を入れていくことは重要と考えている。ウォーキング等も健康増進につながると思う。
委員:子育て総合支援センターは、乳幼児を抱えた親が行くにあたり、交通アクセス上、車が無いと利用が困難な状況だと感じている。拠点を整備しても恩恵に預かれない人が多くなるのではと感じるが。電話相談システム等を追加することはできないのか。
事務局:現状、車での利用に関しても駐車場が手狭で不便な状況となっている。
電話相談システム等に関しても担当課に説明しておく。
委員:プロモーション動画で日高市を発信とは、Youtube等を活用して配信していく考えなのか。来年度計上している予算は、外部に発注するためのものなのか。
事務局:日高市のPR動画として、全国的に周知し、知っていただくための動画を製作したいと考えている。Youtube等活用して発信していきたい。どのような手法で製作していくか検討しているところである。予算については他自治体を参考にしているものである。
委員:人口減少対策の結婚活動支援事業とあるが、どのぐらいの割合でカップルが成立するものなのか。
事務局:福祉政策課で実施するものである。その他として埼玉県川越都市圏まちづくり協議会(レインボー協議会)にて実施している。
予算の内容に関しては、県等で設立するSAITAMA出会いサポートセンターへの加入負担金が大半となっている。
委員:「未来につなぐ予算」の遠足の聖地プロジェクトについて、予算等の考え方について教えてほしい。
事務局:遠足の聖地プロジェクト事業はもちろんのこと、これに関わる事業から主要な部分を抜いて合算したものである。
委員:高齢者等お出かけ支援事業についてですが、高齢者のかたがたが特に困っていることは病院への通院するための移動手段にある。地域みらいお助け隊というボランティアもあるが、通院対応に苦慮している状況と聞いている。このような事業はもっと充実したほうが良いと感じている。
事務局:高齢者の移動手段を確保する方法について課題が多い状況である。この事業ではバス利用、タクシー利用に関しての負担を軽くするためのものとなっている。
(閉会)
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2018年03月14日