平成27年度第3回日高市行政経営審議会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
平成27年度 第3回日高市行政経営審議会会議録
日時 |
平成27年11月12日 午後1時30分から午後4時 |
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場所 |
日高市役所 2階 庁議室 |
公開・非公開 |
公開 |
非公開理由 |
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出席者 |
福岡会長、水村職務代理、西川委員、木下委員、岡村委員、土井委員、横手委員、平沼委員、森田委員、潮田委員、知野委員 |
欠席者 |
矢次委員 |
事務局 |
企画財政部長、企画調整・人権推進担当主幹、主査 |
傍聴者 |
2名 |
担当部署 |
企画財政部企画課 |
議題及び決定事項等 |
議題
決定事項 第5次日高市総合計画後期基本計画案について、福岡会長から谷ヶ?市長へ答申書の手交を行った。 答申書は別紙のとおり。 |
会議資料 |
次第 [67KB pdfファイル] 資料1 第5次日高市総合計画後期基本計画(案) [6643KB pdfファイル] 資料2 第5次日高市総合計画後期基本計画(案)に係る審議会意見に対する市の考え方 [529KB pdfファイル] 資料3 日高市まち・ひと・しごと創生総合戦略(原案) [4947KB pdfファイル] 資料4 埼玉県まち・ひと・しごと創生総合戦略(概要) [1352KB pdfファイル] 資料5 埼玉県まち・ひと・しごと創生総合戦略素案 [1601KB pdfファイル] |
答申書 | 答申書 [121KB pdfファイル]![]() |
会議の経過 |
議事 (1)日高市総合計画について 質疑なし 答申書の内容について、委員確認の上、市長へ答申を行った。
(2)日高市総合戦略について 委員からの主な意見は次のとおり。
〔人口ビジョンについて〕 委員:資料3の100ページにある人口将来展望グラフで、現在の約5万7千人から2032年に人口が増える形となっているが、実際にその形になる根拠はあるのか。ピークを越えており、増える余地はないと思うが。
事務局:後期基本計画の中でも土地区画整理事業の高麗川駅西口地区、武蔵高萩駅北口地区は計画人口に対して、まだ埋まっていない状況であり、そちらへの流入を考えており人口増加を想定している。
〔総合戦略について〕
委員:130ページの下から3行目「年間を通じ、国内外からより多くの観光客を誘致」とあるが、そのとおりだ。一時的な誘客で観光客が多く来ても、その後、閑散としていてはもったいない。一年を通じた集客力がないといくら鉄道網などを整備しても人はやってこない。
委員:日高市のファンがたくさん増えることを望んでいる。今後、観光をきっかけとした良い機会が数多くあるため、これを逃す手はないと思う。しかしながら、日高市は近隣で「宿泊できない街」である。川越や飯能とうまく連携し、観光客の宿泊はそちらに委ねるのか、あるいは新たな方法を探し、高級ホテルや旅館とは違った味を求める旅行人のニーズに応えるよう民泊などを活用するのか、どこかで、他との違いを出せればいいと思う。泊まれないのであれば、日帰り観光を進めるよう切り替えていけばよい。
委員:総体的に日高市にとって良い取組である。市の中でも、地域により高齢化率に差がかなり出てきている。武蔵台・横手台地区は、高齢化率40パーセントを超えており、こういう街を何とか活性化させる方法を考えていかなければいけないと思う。現在、一番住民が困っているのが移動手段である。市民アンケートの結果をみると、現在の生活には満足はしているが、今後の生活には不安を感じている人が多い。そうしたときに、公共交通の法的な限度の中で、いかに充実させていくかが課題となる。空き家も増えているが、若い人たちが流入できる環境を整え、住んで良かったと思える街を目指すのが大切である。それぞれの地域でどうやって取り組んでいくのか考えていくべきである。 極端な例を言ってしまえば、高齢者の街というか、高齢者が一日楽しめる地域になればいいのではないか。そのためには、坂道があっても過ごしやすい環境を提供し、安心して老後を過ごせるよう整備する必要がある。
委員:市民が優先的に考えているのは公共交通の充実である。今までの循環バスは失敗しているので、新しい手法であるデマンドタクシーやデマンドバスを導入できればよいのではないか。
委員:循環バスは失敗したとの話もでたが、代替え手段としてのデマンドバスなどは以前から考えられていた手法である。現在は当時と違って、ICTを活用し、簡単にできる仕組みも出来てきている。輸送密度が低い場所でもアイデアがあれば、決まった路線ではなくて、公共的に利用可能な仕組みが可能であると思う。専門家の力を借りることもできる。実験的に取り組みたい大学も多くあるはずだ。
委員:106ページ具体的施策2-1について、金融機関と連携した定住支援は良い取組である。また、土地区画整理事業地内の計画人口が埋まっていないとの説明があったが、まさに今後は、住宅地として整備されたところに誘導していくことが大切である。以前もコンパクトシティ化を進めるべきとの話をしたが、駅を中心に整備した土地区画整理事業への誘導を行っていくことが大事であり、スプロール化を防ぐためのコンパクトシティの考え方が必要である。水道、下水道の基盤整備も可能となる。
委員:サイボクハムと連携した健康づくりの推進とあるが、健康づくりで連携している埼玉医大の名称も入れたほうがよい。
事務局:記載する。
委員:109ページの再掲とは何か。
事務局:前の施策にも記載されているということである。
委員:施策4のアクティブシニアの活躍支援で高齢者の新たな活躍の場づくりとあるが、ここにつながるのは移動手段の確保でないか。高齢者の事故も増えてきており、免許の返納をしようと思うかたもいるだろうが、移動手段がないために運転をせざるを得ない現状があるのではないか。
委員:年代別の推計をみると、75歳以上の人口がかなり多い。新聞記事でもあったが、75歳を超えた高齢者が増えると、元気な高齢者自体が少なくなるというものである。アクティブシニアに加えて、75歳以上の高齢者の生活をどう支えていくのかということも将来的に重要な点となるのではないか。元気で働くことに加えて、安心して老後を過ごせるという点も考えていくべきである。
(3)その他 今後のスケジュールについて事務局から説明を行った (閉会)
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更新日:2018年07月11日