緑の基金にご協力をお願いします
市内に残る貴重な自然環境の保全を目的に、平成4年度に「緑の基金」を創設しました。
この基金は、市民や企業の皆さんからの寄付金を有効に活用し、緑地の確保、緑化の推進などにより貴重な自然環境を保全し、日高市をさらに魅力あるまちにするためのものです。
この趣旨にご賛同いただき、ぜひご協力をお願いします。
寄付の申し込み
寄付の申し込みは随時、市役所3階の環境課窓口にて受け付けています。
個人5,000円以上、団体・法人1万円以上の寄付をいただいた人には、協力証書を交付します。あらかじめご連絡のうえ、環境課窓口までお越しください。
また、個人5万円以上、団体・法人10万円以上の寄付をいただいた人には、後日、感謝状を贈呈します。
緑の基金の使用実績
ご協力をいただいた寄付金で、平成6年度に日和田山の一部の山林を取得し、平成10年度には市環境保全条例の規定に基づき、日和田山を『ふるさとの森第1号地』として指定しました。さらに、令和3年度には高指山頂上付近の高指山無線中継所跡地を取得し、高指山周辺を『ふるさとの森第2号地』として指定しました。
今後も緑の基金を有効に活用し、大切な日高の自然を次世代に引き継いでいきます。
ふるさとの森第1号地【日和田山】
平成27年度には日和田山の頂上付近の用地を取得し、一部の木を伐採したことにより眺望が開けました。
現在、日和田山の一部約23ヘクタールを所有しています。
その他、平成28年度には木製ベンチを5基、平成29年度には女坂登山道に手すりを設置し、令和元年度には、登山口に緊急車両専用駐車場を整備しました。
女坂の手すり
木製ベンチ
日和田山頂上付近からの眺望
「ふるさとの森-日和田山」案内図 (PDFファイル: 817.2KB)
ふるさとの森第2号地【高指山】
令和3年度に高指山無線中継所跡地を取得し、高指山周辺の土地所有者の同意を得て、約2ヘクタールを『日高市ふるさとの森第2号地』として指定しました。
令和3年度にふるさとの森指定に伴い、山頂付近の広場へ植樹、登山道へ標示柱および道標を設置しました。
今後は、自然環境の保全に努め、遠足の聖地として推奨していきます。
高指山山頂からの眺望
高指山もみじ広場
標示柱設置
これまで緑の基金で取得した場所
(1)あずまや付近
場所:埼玉県日高市大字高麗本郷288-1、303-1
面積:1万3,886平方メートル
取得日:平成16年5月14日
取得価格:3,784万3,200円
(2)山頂および山頂東側
場所:埼玉県日高市大字清流209-4、256-19
面積:1万1,798平方メートル
取得日:平成16年12月1日
取得価格:957万8,400円
(3)山頂南東側
場所:埼玉県日高市大字清流102-7
面積:4,455平方メートル
取得日:平成27年4月13日
取得価格:356万6,008円
(4)高指山山頂周辺
場所:埼玉県日高市大字清流324-2、332-7、333-2、大字高麗本郷916-2、917-1
面積:4,718平方メートル
取得日:令和3年4月19日
取得価格:1,000万円
緑の基金の状況
寄付総額 7,314万5,460円(平成4年度から令和5年度までの総額)
寄付件数 1,244件(平成4年度から令和5年度までの総件数)
基金残高 1,801万1,504円(令和5年度末現在)
令和5年度にご寄付いただいた皆さん
令和5年度に次の皆さんから緑の基金へご寄付をいただきました。本当にありがとうございました。
住所 | 寄付者 |
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日高市 | 株式会社比留間重機 代表取締役 福岡 剛 様 |
日高市 | 株式会社日高カントリー倶楽部 代表取締役社長 大河原 茂夫 様 |
日高市 | シチズンマイクロ株式会社 代表取締役社長 中野 明彦 様 |
狭山市 | 奥富興産株式会社 代表取締役 奥冨 猛 様 |
日高市 | 日高金属株式会社 代表取締役 杜 紅霞 様 |
日高市 | 太平洋セメント株式会社 埼玉工場 工場長 寺元 和彦 様 |
令和5年度寄付金額合計:82万2,065円
緑の基金感謝状贈呈
個人5万円以上、団体・法人10万円以上の寄付をいただいた人へ感謝状を贈呈しました。
法人:シチズンマイクロ株式会社 様、奥富興産株式会社 様、日高金属株式会社 様、太平洋セメント株式会社埼玉工場 様
ふるさとの森の管理・活用
環境ボランティアの皆さんのご協力により、下草刈りなどの管理やミツバツツジの植樹会も行われています。
日和田山は、かつてミツバツツジが群生していましたが、絶えてしまい、日和田山を再びミツバツツジが咲く山にしようと、植樹をしています。
毎年、開催している植樹会には、市内外から参加があり、入学記念や退職記念、子どもの誕生など、参加者がそれぞれの思いを込めて、ミツバツツジの苗木を植えています。
春には薄紫のかわいい花を咲かせます。
寄付金控除のご案内
寄付をした人の寄付金のうち2,000円を超える部分について、所得税や個人住民税から税額の控除が受けられます。
控除を受けるには、所得税の確定申告または住民税の申告が必要となります。申告の際には、寄付金の『領収書』が必要ですので、大切に保管してください。詳しくは、税務課市民税担当へお問い合わせください。
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更新日:2024年04月01日