平成30年度 第2回日高市立図書館協議会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
第2回 日高市立図書館協議会会議録
日時
平成31年3月19日 午前10時から11時35分まで
場所
生涯学習センター 2階 会議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
新井委員、小金井委員、山口委員、吉原委員(職務代理者)、望月委員(委員長)、三宅委員、平田委員
欠席者
岡野委員
説明員
図書館長
事務局
教育部長、生涯学習課長、図書館長、職員
傍聴者
なし
担当部署
教育部 生涯学習課 図書館
議題
- 平成30年度下半期事業報告及び平成31年度事業計画について
- その他
会議資料
会議の経過
1 開会・進行 生涯学習課長
2 あいさつ 望月委員長、教育部長
3 議事 議長は望月委員長
(1)平成30年度下半期事業報告及び平成31年度事業計画について
資料を基に事務局説明(説明員 図書館長)
〔質疑・意見〕
(委員)5ページの3月の実績の図書館まつりの項目で説明のあった「ボードゲーム」というのははやっているのか。具体的にどのようなものか。
(事務局)(資料を追加配付し説明)テーブルと椅子を用意してゲームを実施したもので、図書館に足を運んでいただくきっかけになればと、今回初めて実施したものである。
(委員)このボードゲームは図書館で所蔵しているのか。
(事務局)これは窓口委託会社が持っている物で、ご提案をいただき、借り受けて実施したものである。
(委員)図書館まつりは広報ひだか以外にはどのような広報を図ったのか。
(事務局)図書館のホームページ、また市役所のホームページのトップページには特別に図書館まつりのバナーを作って掲載、SNSを活用したPR、館内、その他施設に表示をさせていただいたり、所沢記者クラブの新聞記者に情報提供し読売新聞、文化新聞に掲載していただいた。
(委員)3ページの1月の実績の「本の福袋」は私も楽しませていただいた。思いがけない本がたくさん入っており、周りの方からの評判も非常に良い。また、児童向け展示も正月の干支に関するものなど良いものが揃っていたので、保育の現場でも参考にさせていただき、助かっている。
(委員)4ページの移動図書館車による貸し出しについて、場所が4か所に増え、資料3で貸し出し冊数も増えているとの説明を受けたが、滞在時間については30分とのことだが、これから貸し出しが増えたら時間の延長を考えているのか。利用者からすると時間が短い気がするが。
(事務局)今の所は30分間のなかで実施していこうと思っている。移動時間を30分と長く取っているので、現状ではお客様の状況を見ながら30分間で終わらないときは手続きが終わるまで延長している。
(委員)ゆとりを見るのは大切なので、ゆとりを持ってスケジュールを取ってほしい。それから、2月の広報ひだかでは移動図書館車の貸出場所等が、紙面が大きく掲載されており、とても分かりやすく、市民の方にPRになったのでは。
(委員)朗読劇について、参加人数35人とあるが、年齢層がどういう方だったかが大事だと思う。ヤングアダルト(13歳から19歳までの世代の人たち)が多かったのか。
(事務局)1日目は内容が若い方向けとして実施、2日目は一般の方向けとして企画実施したが、両日とも若い方もいらっしゃったが、多かったのは若い方より一般の世代の方だった。少しでもヤングアダルトの利用が増えて欲しいと考え、初めて行った企画なので、これからYA(ヤングアダルト)コーナーの設置も含め、利用促進をしていきたい。
(委員)はりねずみの本棚(若者向けの本棚)の設置は、普段出合えない本、社会に目を向けられる本が置いてあり、とても良いと思った。コーナーの呼び名については、なぜはりねずみなのか。
(事務局)若者向けの棚については、YA(ヤングアダルト)コーナー、ティーンズコーナーなど呼び方はまちまちだが、はりねずみというのは針がたくさんあるが、若い人はちょっと針が出ているような尖っているようなところもある。その世代をはりねずみに例えて、日高の図書館らしく親しみを込めて愛称を付けたものである。
(委員)その本棚に触れてもらうために、その世代が関わっている場所にPRは考えているか。例えば中学の図書館にチラシを置くなど。
(事務局)まだ設置したところで、PRについては、これから考えていきたい。今のところはホームページで周知をしている。表示も最初は分かりづらいと言う話もあったので、分かりやすくなるように改善したりとしているところで、少しづつPRも含めて、育てていきたいと考えている。今日頂いたご意見等踏まえて進めていきたい。
(委員)一箱古本市について、参加者32人とはどういう人数か。
(事務局)来て、話をしたり、買ってくれたりした人を含めて(関わった人が)32人(出展者5人を含む。)である。
(委員)学校関係者にご意見や1年で感じた事をお聞きしたい。
(委員)平成30年度の実績が増えているが、伸びた理由を教えてほしい。また、平成28から29年度の伸びはどうだったのか。
(事務局)平成28年度に建物改修工事を行い、外壁、トイレ、エレベータの入替、ロビーのタイルの貼替等を実施し、閉館期間が長かったので、平成29年度とは一概に比較できない。また、平成29年4月から、開館時間の延長、開館日数(月曜、祝日開館等)の拡大を行い、それに伴い、利用者が増えてきていると考えている。
(委員)3ページの12月の実績の年末謝恩企画「福引き大会」は100人もの参加があったのか。
(事務局)福引きについては、消しゴムはんこのボランティアさんに手伝ってもらって作成したしおりや、本を入れるバッグ、貸出券入袋などの本に関するグッズを景品として用意し、午前中のうちに100人分が終了した。当日借りた人しかくじを引けないこととしている。
(委員)5ページの3月の実績の福島第一原発の関係の展示などのように、大切なことを展示するのは重要。これに限らず、社会との関わりの中で展示物等を工夫していただくのは良い。今後も続けてほしい。
(委員)図書館が展示物を学校に貸し出し(展示めぐり)できないか。
(事務局)今回は、窓口委託会社所有の物を、その期間借りてきて展示したものである。またそのような企画をし、借りることができればそういうことも確認したい。
(委員)今年度も来館者数を増やす為にいろいろな工夫をされていて素晴らしいと思う。学校も、担任の先生や図書委員会の生徒により、学校図書館の利用を活性化させるような工夫をしている。
市の図書館の児童生徒の利用者数の推移などが分かると良い。また、図書館は魅力ある本があれば、それだけ利用者数が増えると思うが、学校でもどのような本を図書室に置いたらよいか苦慮している。本の選定について、工夫や課題などがあるとしたら聞かせてほしい。
(事務局)2月までの貸し出し冊数の内訳として、一般書14万5千982冊、児童書は7万7千702冊となっている。児童書の貸し出しは比率としては多いのではないかと思っている。
(委員)子どもたちはスマホでも本が見られる。図書館を利用したり、本を読む子の人数がどう推移しているのか、去年より今年は増えているのか減っているのか。子どもたちを指導する上で傾向を知りたい。
(事務局)こちらでもお調べして、ご報告できるようにしたい。
(委員)委託になって、時間が経ち、利用者側も慣れてきて、全体的にはうまくいっていると感じる。窓口の方は質問しても穏やかに対応してくれ、以前はトラブルになった事もあるので、そういう点ではプロだと感じる。
私は児童図書を借りることが多いが、破けていたり落書きがあったりと本を開いてみて、マナーの悪さを感じている。借りる側にも問題があると感じている。図書館だよりで本の取り扱いのPRができると良い。
(委員)委託になって私もすごく助かっている一人である。親子広場でのお勧め本の質問などにも丁寧、親切、穏やかに対応してもらえ、気持ち良くお願いや相談ができ、助かっている。テーマ展示もいつも楽しみにしている。
(委員)10連休中、図書館はどうなっているか。
(事務局)通常どおり開館している。
(委員)利用者管理業務とはどういった内容なのか。
(事務局)申し込み手続きを行ったり、利用者登録されている方の個人情報の管理(延滞の管理も含む)、リストアップ等の業務である。
4 その他
(事務局)(会議終了後にYAコーナーをご案内の旨のお知らせ)
5 閉会 生涯学習課長
更新日:2019年05月31日