平成30年度 第1回日高市立図書館協議会の会議結果

会議結果は、次のとおりです。

第1回 日高市立図書館協議会会議録

日時

平成30年11月5日 午前10時から11時45分まで

場所

生涯学習センター 2階 会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

新井委員、小金井委員、山口委員、吉原委員、望月委員、三宅委員、岡野委員、平田委員

欠席者

なし

説明員

図書館長

事務局

教育部長、生涯学習課長、図書館長、職員

傍聴者

1人

担当部署

教育部 生涯学習課 図書館

議題

  1. 上半期事業報告および下半期事業予定について
  2. その他

会議資料

  1. 議案(PDF:290KB)
  2. 資料1 年月別貸出人数及び年月別貸出冊数比較(PDF:67.8KB)
  3. 資料2 公民館での返却・予約本貸出及び武蔵高萩駅返却ポストの返却数(PDF:67.5KB)
  4. 資料3 移動図書館車での館外貸出冊数(PDF:53.7KB)
  5. 図書館アンケート集計結果(あらまし)(PDF:179.2KB)
  6. 図書館アンケート集計結果(PDF:432.2KB)
  7. 図書館アンケート質問用紙(PDF:209.1KB)

会議の経過

1 開会 生涯学習課長

2 あいさつ 教育部長

3 議事

(1)委員長の選出および職務代理者の指名について
日高市立図書館の設置及び管理等に関する条例施行規則第27条第1項の規定に基づき、委員長を委員の互選により、また、職務代理者を委員長の指名により、同条第3項に基づき、次のとおり決定した。

委員長 望月綾子委員
職務代理者 吉原廣子委員

(2)平成30年度上半期事業報告および下半期事業予定について
(資料1)を基に事務局説明

〔質疑・意見〕
(委員)本を返すのは公民館や武蔵高萩駅の自由通路でできるようになったが、借りるのは図書館に行かないとだめなのか。
(事務局)借りる場合はインターネットか電話で予約すれば、公民館までお持ちする。ただ、タイトル等は電話の場合でも伝えてもらう必要があるので、インターネットを使ってもらえると図書館のホームページから入って検索も出来る。
(委員)蔵書目録もあるのか。
(事務局)ある。ただ、インターネットを使う場合に、最初の1回は来館して仮のパスワードを取る必要がある。その後はご自宅でインターネットを使って蔵書検索、予約ができる。受取場所を公民館に指定すれば、火曜日、木曜日、土曜日にお持ちし、受け取ることができるサービスを昨年の4月から開始したところである。
(委員)公民館まで取りに行く必要があるのか。公民館まで遠い人はそこまで歩いて行かなくてはならない人もいると思うが、配送サービスは考えていないのか。
(事務局)これまでは全員の方に図書館まで来ていただいて貸し出しをしていたが、それを昨年の4月から各公民館でも受け取ることができるようにしたところである。個別の配送というのは、職員が直接届ける場合や宅配業者に依頼する場合があるが、宅配業者を使うと費用がかかってしまったりということもあるので、少しずつ勉強させていただいている。移動図書館車の活用を含め、図書館から遠いところは移動図書館車での貸し出しをどこが良いかと言うことも含めて調整しているところで、宅配の方も勉強させていただきたい。
(委員)高齢化が進み、足の不自由な方もいる。市民のボランティアを使うなど検討してほしい。家まで持ってきてもらえれば、借りやすい。
(事務局)おっしゃられたような手法も勉強させていただきたい。
(委員)他の図書館では実施しているところはあるのか。
(事務局)障がいのある方に対して宅配を行っている図書館などはあり、日高市立図書館においても目の障がいがある方については郵送でお送りするサービスはある。
(委員)障がいのある方のご自宅には補助をしているどなたかが出入りしているはずなので、そういう方々にお願いをして取りに行ってもらうなども考えられると思うので、多方面から検討をしてほしい。
(委員)4月の貸し出し人(冊)数が昨年より減った理由で考えられるのは。
(事務局)正直、原因はこちらでも考えたが分からない。展示なども例年同様実施している。
(委員)学校での新学期ということが影響しているのでは。学校ではどう指導しているのか。
(委員)学校では意識の向上に努めている。昨年4月に増えたのはリニューアルしたからでは。
(委員)ピーアールを始めて、去年と今年というよりも、何年か見て行かないと推移が分からないので、原因の方ももしかしたら分からないかもしれない。3年から5年のスパンで状況を見れば原因が分かるかもしれない。学校の方は、小学校も中学校も図書委員会という子どもたちの組織があって、図書館のピーアール活動をしたり、学校図書館の方も充実をさせるようにしており、図書については関心意欲を高めるようにしている。
(委員)昨年度から窓口業務が委託になったが、アンケートの結果をみると、成果が出ており素晴らしいなと感じた。特に窓口で働いている方はとても親切で、ちょっとした質問でも対応が良く、窓口業務はプロだと感じる。懸念された結果が良い傾向になった事は、市の図書館が前向きに考えていった結果の表れかなと思い喜びのひとつである。サービスが拡大されて、日曜、祝日も開館できることになり、24時間フルタイムで働いている方も多い中で、サービスが向上した事は、一歩前進かなと喜んでいる一人である。
(委員)移動図書館車で児童ふれあいセンターは子どもだけしか借りられなかったのか。
(事務局)児童ふれあいセンターをご利用されている親子なら子どもも保護者も借りられるが、防犯上、利用者以外は入れず、近所の方はセンターの中に入れないので貸し出しができなかった。今度はどなたでも借りられる場所に伺いたいと考えている。
(委員)遠いところは何とか配慮し、移動図書館の有効活用のため、行ってほしい。
(事務局)行ってみて、少なかったら1年位で場所を変えたりと、お客様の動向を見ながら、実際の需要があるところに行ければと考えている。
(委員)児童ふれあいセンターに近所の人が自由に入れるようにするのはできないか。
(事務局)利用者の安全を考えてということですので、それは難しい。
(委員)返却が公民館でできるようになったのは非常に助かっている。大型絵本の返却なども助かっている。
(委員)移動図書館は、公的な場所だけで無く、民間の敷地も含め検討できないか。
(事務局)公的な場所だけに限らず相手が良いと言っていただければ行きたいと考えている。また自治会館などは了承いただきやすいのではと考えている。平成19年が前回の移動図書館車の最後の運行だったが、その時は8か所で、行く先々で利用者が減っていって、最後は排ガス規制などで廃車となった。行く日と行ける場所の回数が限られているので、要望あるところ全部には行く事ができないので、なるべく図書館から遠いところから行ければいいかなと考えている。無料で場所が借りられて利用者が多いところを検討したい。
(委員)浦安の図書館にはハンディキャップサービスがある。以前より高齢化が進んでおり需要も変わってきているのでは。
(事務局)他市の図書館の障がい者サービスを調べたときに、利用状況について伺ったところ、障がいの条件が厳しくて合致する方が少なかったと聞いた。障がいの条件の設定により、利用率が変わるのではないか。対象と方法について調べて行きたい。
(委員)アンケートの件について、来館者のみのアンケートなので、限られた人、限られた年代の人のアンケートということを踏まえて判断を。窓口業務についても、来館された人たちの満足度は高いが、来館されていない電話対応・インターネット対応についてはどうかと言うと満足度は違ってくると思う。電話対応は良い悪いは別として非常にマニュアル的と感じる。
移動図書館の場所変更については、返却ポストのみでも残す方向で検討ができれば。
貸出数は4月は毎年減っていると思う。数年を見なければわからない。
職場体験で高校は今までも受け入れていたのか。
(事務局)ご報告していなかっただけで、今までも希望があれば毎年、中学生・高校生・大学生の職場体験の受け入れを、小学生2年生は図書館見学を受け入れている。
(委員)図書館要覧6ページの重点施策で広報の推進が無くなったのはなぜか。サービスを知らない人が多い。借りられない人に広報するのが良いのでは。市民まつりで配るなど、積極的な広報の仕方をして行って欲しい。
5ページのサービスの拡大の中の本の貸し出し延長手続き等について、これも限られた場所だということを書いて欲しい。他の図書館から借りたものは、電話では延長できない事なども含め、ここに丁寧に書いてもらいたい。
登録者数が増えている割には貸し出し冊数が伸びていない。この点も考えるべきでは。
レファレンスの減少には何か原因があるのでは。
(事務局)今までは、この本はどこですか。というような内容のものもカウントしていたが、委託した際にカウントの仕方を変えたもので、減ったというわけではない。説明不足で申し訳ない。
(委員)図書館要覧18ページ4月から12月までの貸し出しベストの期間が不明である。
(事務局)平成29年4月から平成30年3月までの期間である。
(委員)図書館要覧22ページ視聴覚ライブラリー利用状況の教材利用状況 毎年0が続くのは、教材が問題なのか。広報不足か。
(事務局)16ミリフィルムであり、内容が古いため、利用が少ないと考えている。今年は公民館で利用がある。
(委員)レファレンスの際、相談を受ける個室があるのか。
(事務局)個室はなく、その場で回答、もしくは内容によっては後日回答している。

4.その他

(委員)大型絵本が季節ごとにもう少しあればと思う。利用時期が重なってしまう。予算があって大変だと思うが。
(委員)学校では修学旅行の前の調べものの際などに本が必要となるが、学校の団体貸し出しの利用状況は。
(事務局)団体貸し出しの数値には学童保育室と学校も含まれているので、そのうちの学校分のみとなると、申し訳ないが調べないとこの場ではお答え出来ない。
(委員)団体貸し出しについての文書などは、図書主任だけでなく、校長会にも別に文書があると良い。また団体貸し出しについては、図書館に来て申し込むだけでなく、ファックスでの申し込みなどを検討して欲しい。
(委員)学校に来た文書は校長も全て目を通している。更に周知をというなら校長会で知らせるという方法もある。

5 閉会

この記事に関するお問い合わせ先

図書館(生涯学習センター内)

郵便番号:350-1231 日高市大字鹿山370番地20
電話:042-985-5121
ファックス:042-984-1081
お問い合わせフォームへ

更新日:2019年03月04日