令和4年度日高市健康づくり推進会議の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
日時
令和5年3月24日(金曜日)午前10時から11時まで
場所
市立保健相談センター(機能訓練室)
公開・非公開
公開
出席者
國分委員、安田委員、平野委員、糸久委員、永井委員、千田委員、赤羽委員、松本委員、奈良委員、金橋委員
欠席者
奥田委員、清水委員
事務局
健康推進部長、保健相談センター所長、主幹(2人)、管理栄養士
傍聴者
なし
担当部署
市立保健相談センター
議題
- 日高市健康増進計画・日高市食育推進計画「はつらつ日高21」の策定について
- その他
会議の資料等
会議の経過
- 開会
- あいさつ
- 委員紹介
- 会長、副会長の選任
- 議題
(1)日高市健康増進計画・日高市食育計画「はつらつ日高21」の策定について
資料1「日高市健康増進計画・日高市食育推進計画「はつらつ日高21」の策定について」を使用し、以下のとおり計画策定に向けたスケジュールについて説明等をした。
- 現在、「日高市健康習慣に関するアンケート」および「日高市食生活アンケート」の結果を集計中である。
- 本日以降、計画策定が完了する令和6年3月末までに最大4回の健康づくり推進会議の開催を見込んでいる。
- 現在集計中の2つのアンケートについて補足説明をした。
「日高市健康習慣に関するアンケート」の補足説明
- 無作為抽出した市民3,000人の37.5パーセント(1,124人)から回答を得た。
- 前回(6年前)との比較も重要であるため、設問は内容を踏襲した。
- 前回、最も回答率が高かった年代が1段階(5歳)上がっており、高齢化が進んだ現状が確認された。一方、若い世代からの回答が少ない傾向が確認されたことから、若年層(健康無関心層)への啓発も課題である。
「日高市食生活アンケート」の補足説明
- 市内の学校へ通う小学5年生および中学2年生(計976人)の81.1パーセント(792人)から回答を得た。今回から電子申請による回答方法へ変更したが、高い回答率を維持できた。
- 「健康習慣に関するアンケート」と同様、前回(6年前)との比較も重要であるため、設問は内容を踏襲した。
- 学校からの意見を踏まえ、設問20「自分の体格をどう思いますか」に限って「任意回答」とした。
以下の資料を配布して、計画策定に向けて確認するよう依頼。なお、同じタイミングで策定する「日高市自殺対策計画」に対してもご意見をいただく予定であることを申し添えた。
- 「日高市健康増進計画・日高市食育推進計画「はつらつ日高21」
- 市の健康に関する各種取組を取り纏めた「事業概要」
- 市計画の上位計画に位置付けられる国の「健康日本21(第二次)」の最終評価報告書(概要版)
- 「日高市自殺対策計画」
質問1
委員:食生活アンケートについて、設問20「自分の体格をどう思いますか」を任意回答にしたとのことですが、学校側からどのような意見が有ったのでしょうか?
事務局:女子生徒の一部において、「痩せているのに太っている」と思い込み、過度なダイエットをする現状等も見受けられるとのことで、日々、こうした生徒と向き合う学校現場にとって、「自分の体格をどう思いますか」という設問は大変にデリケートな内容であるとのことでした。学校側からは、削除を含めてこの設問を再検討してほしいとの意見をいただきましたが、市としては「痩せ」への対策を検討するうえで不可欠な設問と考えていることを説明し、結果的に任意回答の取り扱いとすることとしたものです。
(2)その他(「健幸のまち」宣言および関連事業について)
「健幸ポイント手帳」や、アンケート結果に関する資料を基に、「健幸のまち」宣言とそれに関連して実施した事業について説明等をした。
- 「健幸のまち」宣言の主旨(市民一人一人が健康づくりに取り組み、地域の人と人とのふれあいの中で「健幸」を実感できるまちを目指す)を踏まえ、健康づくりのきっかけを提供する「日高市健幸ポイント事業」を新たに開始したもので、事業の概要は以下のとおり。
【日高市健幸ポイント事業の概要】
- 日々のウオーキングを通じて獲得する「ウオーキングポイント」他の合計が100ポイントを上回った最大1,500人に、市内の約140店舗で使える2,000円分の地域商品券を贈呈するもので、地域商品券が使用されることにより市内のお店も応援できる(元気にできる)もの。
- 健幸ポイント事業の参加者は1,700人を超え、100ポイント以上を達成して地域商品券を獲得した方は約600人。
- より分かり易いルールを設定する等して、令和5年度も引き続き市民に健康づくりの切っ掛けを提供する「健幸ポイント事業」を実施する予定。
- 参加者から提出されたアンケートによれば、85パーセントの人が生活習慣の改善を実感するとともに、「運動すること」や「体をチェックすること」を意識するようになったといった意見もいただきましたが、アンケート設問3の「健康で生き生きと幸せに暮らすこと、健幸を実感している」)と答える人の割合が、現在の約50パーセントから70パーセント程度に向上することを目指し、市民の健康増進につながる事業を提供していく予定であることを説明。
質問2
委員:健幸ポイント手帳などに「減塩を意識して…」と言ったことが書かれていますが、誰がどのような根拠で記述したのでしょうか?
事務局:厳密には1日何グラムといった基準はありますが、現状においては、より少ない塩分を心掛けていただくことをイメージして記述したものです。また、減塩については現在の食育推進計画においても記述しているところです。なお、国民健康・栄養調査では、塩分摂取量は1日当たり6グラムから7グラムを目指すとしているとことですが、現状値は1日当たり10グラム程度と言ったところです。
質問3
委員:むやみに減塩を進めるとミネラル不足に陥る可能性があると思いますが、市としてはどのように考えてますか?
事務局:塩分はミネラルの供給源でもあり、減塩とミネラル不足は関連があると考えます。しかしながら、減塩は食欲(の低下)につながる場合もありますので、厳密に何グラムにするといったことではなく、減塩を意識していただくことが先ずは重要と考えます。また、ミネラルは野菜等を食べることにより補えるものとも考えます。
質問4(会議終了後にあった提案)
委員:計画の表紙に記載する計画期間は、和暦と西暦を併記したほうが分かり易いと思うが?
事務局:市では、計画等の期間を示す場合は和暦と西暦とを併記する取り決めを行っていますので、本計画においても同様に対応する予定と説明した。
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閉会
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更新日:2023年04月12日