子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の「キャッチアップ接種」の期間延長等が検討されています【令和7年1月15日掲載】

接種勧奨の差し控えによって接種の機会を失った人を救済するため、無料で予防接種を提供する「キャッチアップ接種」が行われているところですが、今夏以降の急激なワクチン需要の増加によって、接種を希望する人の多くが「キャッチアップ接種」の期間が終了する令和7年3月末までに、必要とされる3回接種を完了できない可能性が生じています。

こうした現状を踏まえ国は、「キャッチアップ接種」の期間を延長することや、接種の対象者を拡大すること等について、下記のとおり検討していますのでお知らせいたします。

なお、ワクチン入荷の状況によっては、速やかに接種ができない場合もありますので、3回の接種(注釈)を完了したい場合は、ワクチン在庫の有無を含め、医療機関へ早めにお問い合わせいただくようお願いいたします。

(注釈)15歳未満で9価ワクチンの接種を開始した場合の接種回数は2回までです。

国において検討されている案

国において検討されている案
接種対象者
  1. キャッチアップ接種対象者(平成9年4月2日から平成20年4月1日に生まれた人)のうち、令和7年3月末までにHPVワクチンを1回または2回接種した人
  2. 平成20年4月2日から平成21年4月1日に生まれた人のうち、令和7年3月末までにHPVワクチンを1回または2回接種した人
延長の期間 令和7年3月末までとされる「キャッチアップ接種」の終了後、1年間
使用ワクチン 2価、4価および9価ワクチンで、いずれも3回接種を要します
接種費用 無料

HPVワクチンが接種できる市内の医療機関(必ず事前にお問い合わせください)

HPVワクチンが接種できる市内の医療機関
医療機関の名称 電話番号
岡村記念クリニック 042-986-1110
まえだクリニック 042-982-5002
芳村医院 042-985-1433
のぞみクリニック 042-989-7778
旭ヶ丘病院 042-989-1121
令和レディースクリニック 042-984-0311

上記のほか、「飯能市内定期予防接種医療機関」および「住所地外予防接種相互乗入れ接種協力医(埼玉県内)」でも接種が可能です。

子宮頸がんワクチン接種に関する無料オンライン相談窓口

一般社団法人埼玉県産婦人科医会による、子宮頸がんワクチン接種に関するオンライン相談窓口を開設しています。

予診票

接種にあたって必要です。接種を希望する人の母子健康手帳をお持ちのうえ、保健相談センターへお越しください。

間もなく終了! ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防ワクチン任意接種費用助成

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した人が、定期接種の年齢(小学校6年生から高校1年生相当)を過ぎて、任意接種として自費で接種した場合、上限額の範囲内で接種費用を助成します。

日高市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い実施規則(Wordファイル:44KB)

対象(次の全てに当てはまる人)

  • 平成9年4月2日から17年4月1日までの間に生まれた女子で、令和4年4月1日時点で日高市に住民登録があること
  • 16歳となる日の属する年度の末日(3月31日)までに、ヒトパピローマウイルス感染症にかかる定期接種において、3回の接種を完了していないこと
  • 17歳となる日の属する年度の初日から令和4年3月31日までに、国内の医療機関で、2価HPVワクチン(サーバリックス)または4価HPVワクチン(ガーダシル)を自費で接種したこと
  • 償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を受けていないこと

(注釈)キャッチアップ接種とは、平成9年度(誕生日が平成9年4月2日から)から平成18年度生まれ(誕生日が平成19年4月1日)までの女性のうち、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防ワクチンの接種を逃した人のための接種です。

(注釈)過去に他市町村から同種の助成を受けている人を除きます。

申請期限

令和7年3月31日(月曜日)

提出書類

  • 日高市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書
  • 接種を受けた人の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し(申請者と接種を受けた人が異なる場合は双方のもの)
    (注釈)申請時の住所が記載された住民票、運転免許証、健康保険証(両面)などいずれか一つ
  • 振り込み希望先金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し(口座番号等を確認できるもの)
  • 接種費用の支払いを証明する書類(領収書および明細書、支払い証明書等)
    (注釈)原本に限ります。
  • 接種記録が確認できる書類の写し(母子健康手帳「予防接種の記録」欄等)

(注釈)申請者と接種した人が異なる、必要書類が不足している等の場合に、追加の書類を求めることがあります。

(注釈)接種記録が確認できる書類がない場合は、日高市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書の提出が必要です。

申請書のダウンロード

申請方法

郵送または直接保健相談センターへ

送付先

郵便番号350-1231 日高市大字鹿山370番地20
保健相談センター 宛

支給決定

申請後、その内容を審査し、償還払いの可否を決定し、郵送で通知します。

償還払いの金額(どちらか一方)

  • 任意接種1回につき、接種を行った医療機関に対し支払った接種費用
    (注釈)書類の発行に要した文書料等は除きます。
  • 任意接種の接種日の属する年度の区分に応じた償還払い上限額のいずれか低い額
ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種の接種日の属する年度における償還払い上限額
任意接種の接種日の属する年度 償還払い上限額
平成25年度 1万6,500円
平成26年度 1万6,970円
平成27年度 1万6,970円
平成28年度 1万6,970円
平成29年度 1万6,970円
平成30年度 1万6,970円
令和元年度 1万6,970円
(注釈)接種日が、令和元年10月以降は、1万7,280円
令和2年度 1万7,280円
令和3年度 1万7,280円

支払方法

申請者が指定する口座に振り込みます。

この記事に関するお問い合わせ先

保健相談センター 健幸のまち推進担当(生涯学習センター内)

郵便番号:350-1231 日高市大字鹿山370番地20
電話:042-985-5122
ファックス:042-984-1081
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更新日:2025年01月15日