令和5年度 第4回 日高市上下水道事業運営審議会の会議結果

日時

令和6年2月8日(木曜日)午後2時から3時22分まで

場所

日高市役所 2階 庁議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

大澤博行委員、加藤大輔委員、松尾万葉香委員、内野美葉委員、梶田あゆみ委員、小泉敬子委員、比留間智恵子委員、森志津子委員、佐野修一委員、谷本和歌子委員

欠席者

大澤尚委員、金子誠委員

説明員

【水道課】関田課長

【下水道課】鹿山課長

事務局

加藤部長

【水道課】関田課長、清水主幹、新田主幹、和田主査

【下水道課】鹿山課長、武田主幹、松本主幹、石森主幹、鶴岡主査

傍聴者

なし

担当部署

上・下水道部下水道課

議題および決定事項

議題

1.報告事項

(1)水道事業

  • 令和6年度水道事業の概要について

(2)下水道事業

  • 日高市下水道ストックマネジメント計画について
  • 令和6年度下水道事業の概要について

2.その他

会議資料

会議の経過

1.開会(司会:事務局)

2.会長あいさつ(大澤博行会長)

3.市長あいさつ

4.議題

(1)報告事項

【水道事業】

  • 令和6年度水道事業の概要について
  • 事務局より、資料を用いて説明

委員:3点ほど質問いたします。
1点目、広報ひだか令和6年2月号の4ページで、給水契約をしている全ての使用者の基本料金2か月分を免除するとあります。このことにより、水道料金収入の減収が見込まれますが、減収に対する水道会計への補填は何かあるのですか。
2点目、武蔵台配水場の配水池を2か年かけて建設しますが、どのような工事を行うのですか。また、施設の規模はどのくらいですか。
3点目、1月1日に発生した能登半島地震に際して、水道課の職員を3人派遣しているとのことですが、絶大な支援をしてください。

事務局:1点目の水道料金減免の状況につきましては、令和6年2月検針分および3月検針分の基本料金を減免します。
財政的な影響ですが、件数としては約25,000件、金額としては約4,450万円を見込んでいます。このほか、支出としてシステム改修費約70万円を見込んでいます。あわせて、約4,520万円の減収や支出分については、国の交付金を活用し、補填します。
2点目の武蔵台配水場の関係については、現存する配水場の隣接地を令和5年12月に購入しました。広さは約4,560平方メートルです。
現在使用している配水池は、コンクリート製のものが1池ですが、コンクリート製ですと今後の維持管理費が非常にかかることから、新配水池は円形ステンレス製のものを2池建設します。
容量は、今の人口規模にあわせ、2池あわせて2,100トンとなります。2つの配水池とした理由は、維持管理の面や事故時の対応を考慮したものでます。
3点目の令和6年能登半島地震の対応については、水道課の職員3人を昨日から派遣しています。
朝4時に日高市を出発し、午後2時40分ごろ金沢市の企業局に到着、前任のふじみ野市職員から引継ぎを受けました。
今日の朝6時に、志賀町に向かい、志賀町で応急給水活動を行っています。
支援活動は11日まで行い、後任の市町村へ引き継ぎ、12日に日高市へ戻る予定です。

委員:国庫補助金は、令和5年度の収入となるのですか。

事務局:令和5年度収入です。

【下水道事業】

  • 日高市下水道ストックマネジメント計画について
  • 令和6年度下水道事業の概要について
    事務局より資料1、資料2を用いて説明

委員:日高市下水道ストックマネジメント計画についてですが、今後の5年間で約20億円の事業費になっています。今回の計画は、第1期計画で実施できなかった事業も含まれているということでよろしいでしょうか。
また、現在、策定中と思われる令和6年度から8年度までの日高市総合計画実施計画に、第2期計画の内容も含まれていくということでよろしいでしょうか。

事務局:第1期計画につきましては、現金の保有状況など、経営状況を見極めながら工事を実施していたことから、未実施となった工事がございます。
第1期計画で未実施となった工事につきましては、第2期計画に記載しており、令和6年度予算に計上しているものもあります。
実施計画においても、第2期計画の内容を反映し、計上していくものです。

(2)その他

会長:その他、委員、事務局から何かありますか。

事務局:上下水道事業ともに企業会計を採用しており、基本は独立採算制となります。水道であれば皆さんに水を使用していただき、料金をいただく、下水道であれば皆さんのご家庭から排水される汚水を処理して、その処理費用などをいただいて上下水道事業の経営をしています。
水道事業の現状はと申しますと、大口需要家の事故に伴い水道料金収入が減少しており、現時点で赤字経営となっています。将来的に高萩北部の土地区画整理事業に関する増収が見込まれるにしても、土地の造成、建物の建設が終わって、初めて使用ということなので、しばらくは厳しい経営状況が続く見込みです。
下水道につきましても、とりあえずは黒字となっていますが、多額の一般会計繰入金の収入があっての黒字となっています。
一般会計からの繰入金は、下水道を使用していない市民にもご負担いただいていることになります。
まずは市民の皆さんへ水道の安定供給、そして汚水処理を継続し、そのうえで上下水道事業の経営を改善していく必要があります。
令和5年度は、今回の審議会が最後になろうかと思います。令和6年度につきましては、上下水道の経営改善について重点的に進めていきたいと思いますので、委員の皆さんのご協力をお願いします。

会長:それでは、本日の議題は全て終了いたしました。長時間にわたり、ご審議いただきまして、ありがとうございました。

5.閉会

この記事に関するお問い合わせ先

下水道課 業務担当

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更新日:2024年03月08日