平成28年度 第1回日高市障がい者地域総合支援協議会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
平成29年6月14日
平成28年度 第1回日高市障がい者地域総合支援協議会会議録
日時
平成29年3月28日 午前10時から午前11時30分まで
場所
市役所 5階 501会議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
平田委員、相澤委員、四條委員、小口委員、玉造委員、荒井委員、笹川委員、加藤委員、吉田委員、相川委員
欠席者
藤原委員、榊原委員
説明員
金子社会福祉課長、大岩主幹
事務局
師岡福祉子ども部長、金子社会福祉課長、大岩主幹
傍聴者
1名
担当部署
福祉子ども部社会福祉課
議題および決定事項等
議題
(1) 会長および副会長の選任について
決定事項等
会長に相川 章子委員を、副会長に萩原 政行委員を選任した。
(2) 平成29年度からの協議会の運営について
決定事項等
会議の運営について協議した。
作業部会を設置することとした。
(3) 第5期障がい者計画・障がい福祉計画について
決定事項等
第5期計画の基本指針の概要について説明し、了承を得た。
その他
会議資料
3.資料2 日高市障がい者地域総合支援協議会設置要綱(PDF:669.4KB)
4.資料3 第5期障がい福祉計画に係る基本指針について(PDF:2.1MB)
5.資料4 審議会の公開基資料4 日高市審議会等の会議の公開に関する基準(PDF:900.6KB)準(PDF:900.6KB)
会議の経過
1 開会
(事務局から欠席委員の報告、協議会成立の報告、会議の公開(原則公開)についての確認、委嘱状の交付)
事務局:これより、平成28年度第1回日高市障がい者地域総合支援協議会を開会いたします。
事務局: 続きまして、師岡福祉子ども部長からごあいさつ申し上げます。
(福祉子ども部長あいさつ)
2 議事
事務局:要綱においては、協議会の会議は、会長が議長となることとなっておりますが、会長が選任されるまでの間、部長が仮議長となり会長、副会長の選任をいたしたいと思いますがいかがでしょうか。(「異議なし」の声あり。)
事務局:異議なしのお声がかかりましたので、部長に仮議長をお願いしたいと思います。部長お願いいたします。
(1) 会長および副会長の選任について
仮議長:それでは、要綱第5条第1項に基づき、委員の互選により、会長および副会長の選任をいたします。初めに会長でございますが、どなたか、ご推薦等はございますか。
(「前回も会長をやっていただいた相川委員に。」 の声あり。)
仮議長:会長に相川委員の声がありました。ほかにございませんか
(なし)
仮議長:相川委員に会長をお願いすることでよろしいでしょうか。
(異議なし)
仮議長:副会長はいかがいたしますか
(「前回副会長の萩原委員に」 の声あり。)
仮議長:副会長に萩原委員の声がありました。ほかにございませんか。
(なし)
仮議長:萩原委員に副会長をお願いすることでよろしいでしょうか。
(異議なし)
仮議長:それでは、相川委員に会長を、萩原委員に副会長をお願いいたします。よろしくお願いします。
仮議長:それでは、会長が決まりましたので、議事進行を会長に譲ります。相川会長、会長席にお願いいたします。
会長:それでは、議事に入らせていただきます。次第に従い、議事を進行いたします。
(2)平成29年度からの協議会の運営について、を議題とします。
事務局から、説明をお願いします。
事務局:(協議会の役割についての紹介。前回(休止前)までは課題抽出プロジェクトによる課題抽出まで行なわれていた。再開後の取組みとして、今後どのようにすすめていくと良いか。障がい者計画、障がい福祉計画との連動性も考えている。来年度予算で全体会の開催予算は年3回分あり、第5期の計画策定のスケジュールを考えると、7月から8月に第1回目、計画骨子が示せる12月に第2回、計画(案)の確認をおこなう2月に3回目の開催はどうかについて説明。)
委員:前回までの様子が分からないので、判断ができません。前回の資料を示してもらえますか。
事務局:(課題プロジェクトのまとめを配布(平成27年度) 主な課題抽出として、1.就労、2.相談支援体制、3.権利擁護、4.子ども支援、5.防災についての5項目。それぞれの項目についての詳細もを説明。)
会長:事務局から前回の課題の発表がありましたが、ここまでできていれば、これに基づいて進めていってよいように思いますが、皆さんのご意見はいかがですか。
委員:この会議は従来の障がいの枠を超えて、いろいろな課題があることを知る機会。前回は課題抽出を終えて、次は具体的に、というところで終わってしまいました。委員からも障がい者雇用について話しが出ていた中だったので(残念だった)。年3回の会議では報告事項が中心になるでしょうから、間で何を具体的に取組めていけるのかが大事だと思います。取組みにあたり幅広い方への参加の呼びかけができるといいと思います。参加の際の金銭的な保障は課題ですが、手弁当でも参加してもらえれば。
会長:専門部会のあり方や役割が大事になりますね。
委員:我々は執行機関ではないので、年3回の会議の中で、意見を述べるという立場でいいと思います。(前回までの)5つの大事な課題がありましたが、私としては、新たな課題として、交通費の割引きについて、知的、身体に比べて精神は遅れています。3障がいが平等の権利として、県議会でも承認されたそうです。市議会ではどうなのか分かりませんが。このことを新たな課題に入れて欲しいと思います。
会長 :障がい種別の枠を超えての交通費の話題のみならず、課題が分かる機会になりますね。
委員:第5期福祉計画との関係でいうと、例えば入所施設定員の2パーセント削減を掲げているが、国も県も削減は難しいと判断しはじめている中で、この2パーセントという目標の根拠はどこにあるのでしょうか。具体的に示されている数値目標について、理解を深めていく機会が必要ではないでしょうか。拠点事業についても、国は予算を減らしていく中での方向性や、医療的ケアが必要な障がい児たちへの対応など、目標について実態把握、確認を深めつつ、今後の計画を立てていくことが重要ではないでしょうか。そう考えると、スケジュールを早めに進めて行くことも大事ではないでしょうか。
会長:計画の中で具体的なものを示しつつ、現場の意見も反映していくことが大事ということではないでしょうか。協議会運営についても、全体会の進め方、その間のプロジェクトの取組み方も議論が必要と思われます。
委員:2年前の課題は見えてきましたが、執行部で考える重点課題は何ですか。
事務局: 国の示した次期計画の基本的な指針をもとに深めていくことになります。次の議題になりますので、次で説明します。
会長:今までの議論から、次回までにどういった作業部会を設置するかを検討して、手弁当になりますが、この協議会委員でない方にも参加してもらうということでよろしいですか。
(異議なし)
会長:では(3)第5期障がい者計画・障がい福祉計画について、を議題とします。事務局から、説明をお願いします。
事務局:(第5期計画について、資料3および実態調査報告書に基づき、全国課長会議の報告では、障がい児計画と精神障がい者地域包括ケアシステムを盛り込んでいくことが大きなポイントであること。国の方針を基本として、成果目標を検討することになること。計画案の中で国が示すものと多少の相違があった場合は、その部分については説明を求められると考えられること。また目標の中には、日高市単独でなくても、入間西圏域として整備できれば良いものも含まれる。日高市自前でできるのが理想ではあるが、より広域の圏域の活用も視野に入れられる等説明。)
委員 :身体障がい児のアンケート結果が少なく、ちょと分かり難いです。もう少し調査を深めた方がいいと感じます。また、アンケートを記入する人によって、例えば知的障がいの人であれば、家族が書く場合が多いと思いますが、そうなると家族の想いは伝わりますが、本人の想いが伝わり難くなると思います。前回のアンケートのときは、内容についても事前に協議する機会がありましたが。
会長:配布先の中に施設入所の方についてはどうですか。
事務局:入所をしている方にも調査を出しています。サービス利用実態については、給付実績から調べることも可能です。
委員:児童の親の意見については。
事務局:障がい児の計画について、アンケートの最終欄に「障がい児計画の策定にあたりのご意見を」との項目を設けています。障がい児については保護者宛にアンケートを送りました。アンケート配布時期については、国が障がい児の計画について具体的なものを示さなかったため、予算のある本年度の後半に行わざるを得ませんでした。申し遅れましたが、アンケートについては、(協議会の)休止前に検討いただいた前回行ったアンケートをベースにして、質問項目の整理や追加を行ったものです。
会長:事務局からは、障がい児計画と精神障がい者の地域包括ケアシステムがポイントとの報告がありましたが、皆さんのお考えはどうですか。
委員:精神障がい者の年金の支給について、埼玉県は高いほうですが、こういった点についての調査はしたのでしょうか。
事務局:収入についての調査項目はあります。
会長:障がいのある人の収入確保について大事な問題だと思います。少し就労すると打ち切られたりなど。障がい児についてのご意見はいかがですか。
委員:お母さん自身が社会資源を知らないことでの悩みは大きい。知ってもらうことも大事だし、母親と子どものニーズは違うこともあると思います。
委員:今度、総合福祉センター高麗の郷内に児童の拠点になる場所ができるので、そこでの役割になるのでしょうか。
事務局:子育ての総合窓口として、平成30年4月からのオープンを目指しています。
委員:医療的ケアはないのでしょうか。
事務局:保健相談センターの機能までは考えていませんが、検討中であり、現在のところは未定です。
委員:特別支援学校に通う子どもたちのフォローができるといいですが。
委員:アンケートから精神障がい者の多くの方々が家の中だけで過ごしていると分かりましたた。
委員:例えば、特別支援学校に通う子どものお母さんたちの想いを聞く場を開ければ、いろいろな想いを知ることができると思います。
会長:本人や家族のニーズを掴むことが大事になると思います。ほかの委員の皆様からもご意見をお願いします。
委員:親たちも学校から日常生活についてまで、いろいろな悩みを本当は抱えています。
委員: 医療ケアの必要な子を持つお母さんから「学校に行くにも付添いが必要で、子どもから離れることができない」などの悩みを聞きました。
委員:精神障がい者について、飯能と日高を比べると、日高は遅れているんですね。市内に病院もない。日高の人は毛呂や飯能へ支援を求めていく。精神障がいについても努力していくことを入れて欲しいです。市内に行き場所、居場所があるといいと思います。精神障がいの人で60才を過ぎた人がどうしているのか、行き場所をどうしていくか等なども検討が必要だと思います。
委員:身体障がい者団体は高齢者が多く、若い人でも50代。いかに健康で長生きするかも大事なことです。あと「外へ行こう」ということで、例えば福祉スポーツ大会への参加もしています。亡くなる会員もいて、高齢化の問題は会としても課題です。
委員:企業の代表として何ができるのか。今までの話を聞いていると、いつまでに誰が何をどのように解決していくのか、そのための部会をどうしていくのか等など、見えてこないです。いつ決めるのでしょうか。
会長:今日すぐには決められませんが、どういうプロジェクトを置くか検討したいと思います。また、計画をモニタンリングし、無理な計画なら修正し、現実にできる部分を具体的に重ねていくことも必要と思われます。
委員:次回が7月か8月といわれていましたが、雇用、相談支援、就労の面で呼んでいただけると思いますが、29年度中の計画策定という目標もあるので、間に合うのか、というのはちょっと感じます。前回のように、あまり参加できずに終わってしまうのはよろしくないと。もしプロジェクトチームが始まり、実際に動き出せば協力できることはあるし、極力参加したいと思っています。
会長 :新年度第1回目の会議日程を考えるが必要と思われます。
委員:就労支援センターでも精神障がいのある方の登録が多く、就職後の定着が困難なケースが多いです。丁寧に聞取りを進めていくことも大事だと感じます。
委員:病院の救命部門で働いています。精神障がいの方への対応、医療とのつながりをどうしていけばいいのかということでの課題は感じます。市内で連携がとれ、支えていける体制があるといいと思います。
会長:これまでの話から、新年度第1回目の会議日程はなるべく前倒しする方向性で考えていきたいと思います。課題については、2年前のものと現状を比較しながら抽出していくことで進めていきたいと思います。
委員:最後に防災について。防災計画に障がい者のことは載っているのでしょうか。特に送迎中災害による避難などが心配です。
事務局:避難場所としては、一義的には公民館や学校等になります。そういったところでの避難が難しい場合は、福祉避難所に避難することになります。福祉避難所は、私の記憶が正しければ(社会福祉法人)武蔵会(清流苑)、晃和会(清雅園)などと協定を結んでいます。組織のトップの人は知っていても、現場の人まで承知しているかどうかはわかりません。市役所の災害対策の担当者に説明してもらうことも可能です。
委員:送迎中の避難場所などが、どうなっているのでしょうか。
事務局:市としての災害時に避難が必要な人の想定は、(断層による)直下型でも200名強とされています。その中に障がいのある方がどれくらいいるかということになります。土砂災害や風水害も想定はしています。幸い日高市は大きな災害に見舞われる機会は少ないです。
委員:洪水のマップはどうですか。河川だけでなく、マンホールなどからの洪水や水害、特に施設からの送迎の際に、車を寄せておけるところや、う回路等の対応についてはどうですか。
事務局:ハザードマップは作成されていますが、どこの部分が冠水するか等の記載まであるかは確認していません。
会長:次に、「その他」について、事務局から何かありますか。
事務局:特にございません。
会長:では、これをもちまして、本日の議事は終了いたします。皆さん、ご協力ありがとうございました。それでは、議長の席を降ろさせていただきます。
5 閉会
事務局:以上をもちまして、本日の「平成28年度第1回日高市障がい者地域総合支援協議会」を閉会させていただきます。ありがとうございました。
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更新日:2019年04月01日