赤十字活動資金と義援金
活動資金
日本赤十字社の活動は、会員の皆さんからご協力いただいた資金(会費)や寄付で支えられています。
災害で被災した人への医療救援や物資などの支援のほか、日ごろから、子どもたちへの防災教育や応急手当の知識・技術の普及などを行っています。
これらの活動は、「活動資金」によって行われています。
義援金
日本赤十字社にお寄せいただいた「義援金」は、被災県に設置される義援金配分委員会に全額送金され、同委員会で定める配分基準に従って被災された人に届けられます。
義援金は、国や自治体が行う復旧事業や日本赤十字社の災害救護活動などに使われることは一切ありません。
海外救援金
世界各国の赤十字社・赤新月社を通じて被災国の赤十字社に寄せられるものを「海外救援金」と呼んでいます。
「海外救援金」は、被災国の赤十字が行う被災者支援活動に役立てられます。
東日本大震災では、世界各国の姉妹社から日赤へ海外救援金を寄せていただき、これを財源として、生活家電セットの寄贈や給水タンクの設置など、被災者の生活再建のためさまざまな支援を行いました。
Q&A ここが聞きたい!
Q 日赤は義援金から手数料をもらっているの?
A 一切いただいていません。100パーセント被災者にお届けしています。
日赤は皆さんからお預かりした義援金を全額、義援金配分委員会を通じて被災者にお届けしています。
義援金の受付や送金等をするために必要な費用は、皆さんからの活動資金によってまかなわれています。
Q いつ必要になるの?
A 活動資金は常に! 義援金は災害発生後に!
何事にも準備が肝心。日本赤十字社では、突然発生する災害に備えて、平時から訓練・研修を行ったり、資器材の整備、救援物資の備蓄を行ったりしています。そのため活動資金は常に必要となります。
義援金は、災害発生後、災害ごとに募集されます。

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更新日:2024年10月24日