ベビーシッターなどを利用するときの留意点
埼玉県内において、ベビーシッターを名乗る男性の自宅から男児が遺体で発見されるという大変痛ましい事件が発生しました。このような事件が二度と繰り返されないようにするため、ベビーシッターなどを利用される場合には以下の点にご留意いただくよう、よろしくお願いいたします。
1 情報収集を
保育料の安さや手軽に頼めるかという視点ではなく、信頼できるかという視点で情報を収集しましょう。
一時預かりが必要な場合やひとり親へのさまざまな支援が必要な場合は、市にご相談ください。
2 事前に面接を
実際に子どもを預ける前に、必ずベビーシッターと面会し、子どもを預かる方針や心構えなどを質問し、信頼に足りる人物かどうかを確認しましょう。また、子どもを預ける際には、事前に面会したベビーシッター本人に直接預けましょう。
3 事業者名、氏名、住所、連絡先の確認を
実際に子どもをベビーシッターに預ける際には、事業者名、ベビーシッターの氏名、住所、連絡先を必ず確認しましょう。その際、ベビーシッターの身分証明書のコピーをもらうようにしましょう。
4 保育の場所の確認を
保育の場所が子どもの自宅以外である場合は、事前に見学し、保育に適切な場所かどうかを確認しましょう。
5 登録証の確認を
ベビーシッターが保育士や認定ベビーシッター(注釈)の資格を持っている場合は、登録証の提示を求めて確認しましょう。
(注釈)「認定ベビーシッター」とは、公益社団法人全国保育サービス協会が、ベビーシッターとして必要な専門知識及び技術を有すると認定した人です。詳しくは、全国保育サービス協会ホームページの資格認定制度のサイトを参照してください。
6 保険の確認を
万が一の事故に備えて、保険に加入しているか確認しましょう。
7 預けている間もチェックを
子どもを預けている間も、様子を電話やメールで確認するようにしましょう。
8 緊急時における対応を
預けている子どもの体調が急変するなどの緊急事態が生じた際に、ベビーシッターからすぐに連絡を受けることができる体制を整えましょう。
9 子どもの様子の確認を
ベビーシッターから子どもの引き渡しを受ける際、どんなことをして遊んだのかといった保育の内容や預かっている間の子どもの様子について、ベビーシッターから報告を受けましょう。
10 不満や疑問点は率直に
ベビーシッターに対する不満や疑問点が生じた場合は、派遣した事業者等にすぐ相談しましょう。
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更新日:2022年10月03日