まさか!子どものオンラインゲーム無断課金に注意【令和6年12月9日掲載】

子どもが保護者に無断でオンラインゲームの課金をし、高額な請求を受けるトラブルは依然として増加傾向にあります。

オンラインゲームの課金の多くは、スマートフォンのアカウントに事前登録された決済方法(クレジットカードやキャリア決済など)で行われます。こうした保護者のアカウントが使える(ログインした)状態の端末を子供に貸与し、無断で課金されたケース、或るいは親がパスワードや指紋・顔認証などを設定していたものの、子どもが勝手にパスワード変更や追加の認証をしていたケースもあります。

また、スマートフォンの通信契約をすると、キャリア決済は自動的に利用できるようになります。この場合、事前の決済登録を経ずに課金できてしまうので、注意が必要です。

事例集

事例1

小学生の子どもに学習用としてタブレットを与え、親のスマホと同じアカウントで使用させていたところ、子どもが無断でゲーム課金をしていた。アカウントには親のクレジットカードを登録していた。

事例2

親の古いスマホを小学生の子どもに与えたところ、50万円もゲーム課金していた。スマホには、親のアカウントでクレジットカードの情報を登録していた。課金するにはパスワードを設定していたが、子どもが顔認証を設定していた。

事例3

通信事業者から「キャリア決済が上限の10万円に達した」と連絡があり、調べると中学生の子どもが自分のスマホで何度もゲーム課金をしていた。クレジットカードの登録はしていないので、課金できるとは思っていなかった。

消費者へのアドバイス

  1. 保護者(親、祖父母、親戚など)の端末を子どもに使わせる場合は、アカウントを使えない(ログオフした)状態にしましょう。
  2. 子ども用として端末を与える場合、子ども専用のアカウントを作り、保護者のアカウントで「ペアレンタルコントロール」を利用して管理しましょう。
  3. 未成年者が保護者の同意なく課金した場合は、未成年者契約の取り消しが可能な場合がありますが、保護者のアカウントで課金していた場合、「子どもが使った」という証明が難しいことがあります。

困った時は、日高市消費生活相談センターへお問い合わせください。

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更新日:2024年12月09日