市長あいさつ（令和7年6月1日）

新緑の季節から梅雨の季節に入りました。蒸し暑く過ごしにくい日が続きますが、通学路では、雨の景色に色とりどりの傘の花が咲いていて心を和ませてくれます。

さて、去る5月11日、生涯学習センターにおいて、日高市国際交流協会定期総会が行われました。日高市交際交流協会は、平成10年3月に誕生してから今日まで、身近な生活における国際交流活動を幅広く行い、異文化の相互理解を深めるとともに友好親善を図り、地域における国際交流の推進に寄与してきました。現在、日高市には約40か国の人たちが暮らしています。日常生活の中で、多様な言語や文化に触れることは、他者への配慮や相互理解力を養い、国際社会のルールや思いやりの心を学ぶことにもつながります。今後も、日高市国際交流協会の会員の皆さんには、日高市と外国の方々との懸け橋としてご活躍いただければと思います。

16日には、飯能市役所を会場として、埼玉県西部地域まちづくり協議会の総会および職員研修報告会が開催されました。この協議会は、豊かで魅力あふれる地域づくりを目的として、所沢市・飯能市・狭山市・入間市・日高市の5市で構成されており、文化・福祉・体育・公園・図書館など対象となる施設が、それぞれの市民と同じ料金、条件でご利用いただける相互利用の協定を締結しています。また、将来に渡って、健康で安心して暮らすことのできる環境を次世代へ引き継いでいくために、令和3年2月に「ゼロカーボンシティ」共同宣言を行っています。日高市におきましても、近隣4市と共に、令和32年（2050年）までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す施策を展開し、市域を超えて、持続可能なまちであり続けるとともに、新たな人の流れを生む魅力的なまちとなることを目指しています。