市長あいさつ
市長あいさつ(令和6年11月1日)
朝夕の冷え込みから晩秋の訪れを感じる季節となりました。11月は秋から冬への時の移ろいを気づかせてくれる素晴らしい時季でもあります。市民の皆さんにおかれましては、健康管理に十分気をつけて冬を迎えていただきたいと思います。
さて、市では例年10月1日の日高市民の日に、日高市定例表彰式を執り行っており、広く市民の模範となるべき功績のあった個人および団体の皆さんを表彰しています。34回目を迎えた本年は、消防功労、社会福祉功労、保健衛生功労のそれぞれの分野において、長年にわたり、当市発展のために多大なご尽力をいただいた18人に、心からの敬意と感謝の意を込めて表彰状を贈呈いたしました。表彰を受けられました皆さんのさらなるご活躍を楽しみにしております。
また、10月10日には、近隣4市(日高市、飯能市、狭山市、入間市)と三和エナジー株式会社および吉岡製油有限会社の間で「廃食油のリサイクルに関する連携協定」を締結しました。給食センターや保育所等の公共施設から排出される廃食油をリサイクルし、バイオ燃料の原料として使用するもので、サーキュラーエコノミーおよびカーボンニュートラルを推進することができ、資源の地産地消につながる大変有意義なものとなっています。重機や公用車のディーゼル燃料としても利用可能であることから、再生可能エネルギーの利用・促進に大きく貢献できるものと期待しております。
ゼロカーボンシティの実現に向けては、令和3年2月に、埼玉県西部地域まちづくり協議会において、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ共同宣言」を表明しています。今回の協定と併せて、「省エネルギー化の推進」、「再生可能エネルギーの利用・促進」、「森林の整備・保全・活用」の3つの柱を軸に地球温暖化対策に取り組んでまいります。