市長あいさつ（令和5年12月1日）

12月に入り、一年で最も昼の時間が短くなる冬至の季節となりました。昔からかぼちゃを食べたり、柚子湯に入るなどの風習がありますので、日本の文化を楽しみながら、健康でお過ごしいただきたいと思います。

去る10 月27日に市内唯一の高校である埼玉県立日高高等学校（日高高校）の創立50周年記念式典が行われ、日高高校後援会長と創立 50周年記念式典実行委員会委員長として出席しました。
振り返りますと、日高高校は当時の日高町をはじめとする地域の皆さんの熱い期待のもとに、昭和49年4月に276人の入学者を迎え開校しました。以来、数多くの地元の生徒を受け入れ、平成元年には普通科に情報コースを新設、社会に必要とされる人材を育成し、多くの卒業生が活躍されています。この創立50周年を契機として、日高高校から地域の期待に応え、社会で活躍できる生徒が今後ますます輩出されますことを期待しています。

さて、11月は、にぎやかな日高市を取り戻すべく、公民館の文化祭をはじめ、日高市消防団特別点検や日高市民まつり、日高市青少年の主張大会、日高かわせみの里ツーデーウオークなどを開催しましたところ、多くの市民の皆さんにご参加いただき、ありがとうございました。
特に日高市民まつり1日目には、まつりと合わせて約3万人の皆さんに7年ぶりとなる花火大会を堪能していただきました。もともと花火大会は、令和3年に市制施行30周年記念花火大会として計画しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によりやむなく中止となりました。今回、改めて市の活気やにぎわいを取り戻し、花火を通じて市民の皆さんに笑顔と元気を届けられるよう、「ひだか花火大会restart皆で創る新たな幕開け」として開催することができ、うれしく思います。開催に際し、ご支援・ご協力、ご協賛いただきました多くの皆さんに、心より感謝申し上げます。

今年も残すところ、あとわずかとなりました。市民の皆さんには本年も市発展のため、さまざまな分野でご支援、ご協力を賜り、心からお礼を申し上げます。
年末のこの時期は、数年ぶりに忘年会を開催する人や、大掃除、お正月の準備など、何かと気ぜわしくなりますが、健康に留意され、希望に満ちあふれた新年をお迎えいただきたいと思います。