市長あいさつ(令和5年10月1日)

日高市総合防災訓練会場であいさつをする防災服を着た谷ケ崎市長

10月に入り、市内では体育祭や文化祭が予定されるなど、スポーツの秋、芸術の秋にふさわしい季節となりました。体を動かしたり、すてきな作品に触れるなど、秋を満喫していただきたいと思います。

さて、今年は、関東大震災から100年という節目の年に当たります。当時の記録では本市で震度5と推定され、市内で家屋の全半壊が17件あったとされています。
近年、頻発している台風やゲリラ豪雨などの自然災害への対応と併せて、今後起こりうる首都直下地震発生も想定した災害への備えと防災意識の向上が必要であると考えます。
去る9月3日には、自治会、消防機関、事業所等の関係機関にご協力をいただき、令和元年度以来4年ぶりとなる総合防災訓練を実施することができました。
市民の安否確認訓練では、79ある行政区のうち、76 の行政区で約18,000世帯のご参加をいただきました。各行政区の役員の皆さんには、訓練の準備などにご尽力いただき、主催者として心からお礼を申し上げます。
この安否確認訓練は、今後も毎年継続して実施したいと考えていますので、より短時間で安否確認ができるよう、確認方法や集計方法など、各行政区での取り組みを引き続き検討いただきますよう、お願いします。
その後の訓練では、市役所をメイン会場として、16の行政区から80人を超える人にご参加いただき、初期消火訓練をはじめ、応急救護訓練、搬送・誘導訓練、煙体験ハウスによる煙中体験を実施しました。また、飯能日高消防署の救助隊による救出救助訓練、日高市消防団による道路障害除去訓練、ドローンを活用した情報収集訓練など、実災害を想定した訓練展示とともに、防災のPRブースでは、企業や団体の皆様のご協力による啓発活動を実施していただきました。
サブ会場である市内5つの公民館では、36の行政区から約260人に参加いただき、日高市消防団の訓練指導のもと、初期消火訓練、応急救護訓練、AEDを使用した心肺蘇生法習得訓練を実施しました。
朝早くから訓練の準備をしていただきました多くの関係者の皆さんに、深く感謝申し上げます。
災害は、いつ、どんな状況で発生するか予想ができません。本市では、「土砂災害ハザードマップ」「地震ハザードマップ」に加え、水害などに関する情報をまとめた「日高市防災ハザードマップ」を作成していますので、市のホームページから確認いただくなど、万一の発生に備えていただきますよう、お願いします。

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更新日:2023年10月01日