市長あいさつ(令和5年9月1日)
9月に入り、朝晩はピーク時より、幾分涼しく感じるようになりましたが、まだまだ厳しい暑さが続いています。引き続き熱中症に注意して過ごしていただきたいと思います。
さて、夏といえば市内各地域の夏祭りが恒例となっていましたが、新型コロナウイルスの影響により、各種イベントとともに、この数年は開催を自粛された自治会が多かったと思います。今年は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことに伴い、夏祭りを開催する自治会が増え、4年ぶりにご招待をいただき、お伺いしました。
あらゆる世代の皆さんが盆踊りやお囃子、お神輿の練り歩き、ヨーヨー釣りや焼きそばなど、夜まで賑やかな夏祭りを楽しんでいました。このような地域の夏祭りは、いつまでも残したい地域の良き文化であり、日本の良き文化であると思います。そして、地域に住む皆さんや里帰りされた家族の皆さんにとっても、顔を合わせる大切な機会であり、開催を待ち望んでいたことと思います。
しかし、この4年という歳月は、夏祭りを再び開催する自治会の皆さんにとっても、とても長く、役員の人からは現実問題として夏祭りの開催に際して、準備がとても大変だったと伺いました。以前のように例年開催していれば、多くの役員が祭りの流れを知っており、次年度の開催もスムーズにいきますが、一度開催を止めてしまうと、役員交代や祭り開催の要領を知る人が減っていくことなどで、開催が難しくなってしまうということでした。
そのような中、役員の皆さんは、大変なご労苦を乗り越えて、開催にこぎつけたものと思います。本当にお疲れさまです。そして、新型コロナウイルスの新規患者が5類移行後も増加していることもあり、引き続き開催を見合わせるという判断をされた自治会もございますが、地域の良き文化である夏祭りを、いつでも再開できるようにご検討いただきますとともに、暑さ対策として開催時期を遅らせたり、役員の皆さんのご負担を見直すなどしながら、今後も継続して開催していただきますよう、お願いします。
更新日:2023年09月01日