市長あいさつ(令和5年8月1日)
8 月に入り、立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いています。こまめな水分補給をするとともに、適度にエアコンを使用し、熱中症に注意して過ごしていただきたいと思います。
さて、本市において、八高線と川越線が乗り入れる鉄道交通の主要な玄関口であるJR高麗川駅は、本年、開業90周年を迎えました。JR東日本と本市は、昨年 11 月に八高線・川越線高麗川駅自由通路整備及び駅舎整備に関する施行協定を締結。2月に工事を着手し、準備工事として仮設の駅運営施設を設置しました。
いよいよ建築工事がスタートしますが、令和8年3月末までの長期にわたる工事が安全に行われるよう、去る7月6日に「高麗川駅自由通路及び駅舎新築工事安全祈願祭」が執り行われました。工事期間中は、駅をご利用になる皆さんをはじめ、近隣にお住まいの皆さん、高麗川駅周辺の道路を利用される皆さんに、ご不便をおかけしますが、ご理解いただきますよう、よろしくお願いします。
そして、昭和8年の開業から今日まで長きにわたり利用されてきました現駅舎は、いよいよ今月から順次取り壊しとなる予定です。私も幼少の頃から慣れ親しんできた駅舎ですので、愛着もあり、寂しい気持ちもありますが、これまで高麗川駅には西口しかなく、東西の行き来は、かなり遠回りをする必要があったため、高麗川駅東西自由通路の設置と、東口の開設、新駅舎の整備により、高麗川駅へのアクセスが飛躍的に向上することから、ご利用される多くの皆さんに喜んでいただけるのではないかと期待しています。
なお、現駅舎の屋根の色が特徴的な赤色であるため、新駅舎・自由通路の塗装色は赤色をベースとし、自由通路の両面ガラス面に設置する透かし絵のデザインについては、アンケート調査の結果、4 案の中から曼珠沙華が選ばれました。そのほかにも高麗川駅西口の自由通路1階部に女子トイレ、男子トイレ、バリアフリートイレを整備する予定となっていますので、利用開始となる日を楽しみにお待ちいただきたいと思います。
更新日:2023年08月01日