市長あいさつ(令和5年6月1日)
6月に入り、いよいよアジサイが美しく咲き誇る季節となりました。
曇りや雨の日が多くなり、大雨による災害が発生しやすい時期でもありますので、今一度、非常用品の確認などをしていただきたいと思います。
さて、去る5月12日、高萩公民館を会場として、埼玉県西部地域まちづくり協議会(通称:ダイアプラン)の総会および職員研修報告会を開催しました。
埼玉県西部地域まちづくり協議会は、所沢市・飯能市・狭山市・入間市・日高市の5市で構成され、豊かで魅力あふれる地域づくりを目的として、現在は「第3次埼玉県西部地域まちづくり構想・計画」を策定し、実現に向けて広域的な視点でさまざまな活動を行っています。
これまでに、構成する5市の文化・福祉・体育・公園・図書館の対象となる施設が、それぞれの市民と同じ料金・条件でご利用いただける相互利用の協定を締結し、その他、ゴミ処理について緊急事態が発生し協力が必要となった場合の相互応援を行うための協定を締結しています。
また、「ゼロカーボンシティ」共同宣言により、将来に渡って健康で安心して暮らすことができる環境を次世代へ引き継いでいくために、5市の特徴を生かしながら、市域を超え、令和32年(2050年)までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す施策を展開しています。
そして、より具体的・専門的な行政課題に取り組むため、清掃部会、図書館部会、地域情報化部会、男女共同参画部会、広域行政研究部会、環境部会、観光部会、公共交通部会の8つの専門部会を設置し、担当部署の職員により調査、研究を行っています。
今後もこの協議会を通じて、5市の圏域が持続可能なまちであり続けるとともに、新たな人の流れを生む魅力的なまちとなることを目指し、課題の解決を図るとともに、第3次埼玉県西部地域まちづくり構想の将来像である「未来にきらめく文化都市圏」の実現に向けて5市で連携して取り組んでいきます。
更新日:2023年06月01日