市長あいさつ(令和3年10月1日)
10月になり、秋晴れが心地よい季節となりました。
かねてより飯能県土整備事務所による整備が進められてきました国道407号バイパスの一部区間が、去る9月12日に開通しました。このバイパスは、平成21年から調査が開始され、市内の日光街道杉並木の保全をはじめ、渋滞緩和や圏央鶴ヶ島インターチェンジへのアクセス向上を目的として、延長2.8キロメートル、幅員25メートル、片側2車線で計画されました。本年3月には、高萩北杉並木交差点から900メートル北までの区間が開通し、このたび、当市森戸新田と鶴ヶ島市高倉までの1.3キロメートルと合わせて、市内の整備区間2.2キロメートルが完了し、供用を開始しました。
これまでの市内の国道407号線は、日光街道杉並木と呼ばれる歴史を感じる路線ではありましたが、片側1車線のため慢性的な渋滞が発生し、また、過去には大雪による通行止めなどもあり、市民生活や地域経済に多大な影響を及ぼしている状況でした。
今回、市内の整備予定区間が全線開通し、圏央道とのアクセスが一段と強化され、沿線自治体から県内外への移動が一層容易になることで、住民の利便性向上や経済活動の活性化が図られると大いに期待しています。
さて、新型コロナウイルス感染症対策は、緊急事態宣言が9月末で全面的に解除となりましたが、医療ひっ迫を避け、新規陽性者を増やさないために、できるだけ新規感染者数を減少させる必要があります。
引き続きのお願いとなりますが、こまめな手洗い、定期的な室内換気、家庭内でのマスク着用など感染防止対策の徹底をお願いします。
また、新型コロナウイルスワクチン接種は、これまで医療機関の皆さんをはじめ、多くの皆さんのご協力により、接種希望者のほぼ全員が9月末までに1回目の接種を終了しています。
なお、未接種の皆さんの今後の対応は、数か所の医療機関で引き続き、希望する人が接種できるような体制を整えています。
市ホームページ等でご案内していますので、接種を希望する人は、接種可能な医療機関の確認をしていただき、一日も早い新型コロナウイルス感染症の感染収束へのご協力をお願いします。
更新日:2021年10月01日