市長あいさつ(令和3年9月1日)

中学生海外留学疑似体験の様子と会場の様子を視察する谷ケ崎市長

9月になりましたが、厳しい残暑が続きます。市民の皆さんには無理をせず、エアコンの使用やこまめな水分補給による熱中症予防を引き続きお願いします。

 

さて、当市では、人づくりの一環として、平成7年度より「中学生海外派遣事業」を実施してきましたが、昨年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、事業を中止せざるをえませんでした。
本年度も、新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、海外渡航が難しい状況ではありますが、身近な場所において、擬似的に海外留学を体験することができる「海外留学擬似体験事業」を実施しました。この事業は8月3日から7日までの5日間、文化体育館「ひだかアリーナ」を会場に「留学体験1DAYツアー」として、市内中学の2年生253人が参加しました。会場では、まるで海外留学をしたかのように、空港や飛行機内、レストランなど臨場感のある会場設営を行ない、参加した生徒たちは、空港職員やキャビンアテンダント、レストラン従業員などに扮した英語指導助手(AET)との英会話にチャレンジしたほか、英語での模擬ショッピング体験やオーストラリアに居住する人とオンラインでのコミュニケーションを図りました。
この事業での体験を通じ、多くの生徒たちが海外の生活、文化等に対する興味・関心を持ち、国際感覚を高めるよいきっかけにしていただき、将来、多岐にわたる分野で活躍することを期待しています。

 

新型コロナウイルス感染症対策については、これまでもこまめな手洗い、定期的な室内換気、家庭内でのマスク着用など感染防止対策の徹底をお願いしているところですが、新型コロナウイルス新規感染者の急増により、自宅療養を余儀なくされている人が増加しています。
当市では、自宅療養をしている人の命と健康を守るため、埼玉県からの支援物資が届くまでの間、食料品の配布やパルスオキシメーターの貸与、保健所への人的支援を実施しています。

 

また、新型コロナウイルスワクチン接種については、接種を希望する全ての皆さんが早期に、かつ、安心・安全に接種できるよう医療機関を始め、各関係機関と引き続き連携し、ワクチン接種を進めていきます。
なお、ワクチン接種を希望する妊婦やパートナーの人で、予約が取れていない場合は、保健相談センターで個別に相談を受け付けています。接種予約や予約確認などは、市ホームページ等で案内していますので、接種を希望する人は、接種可能な医療機関の確認をしていただき、一日も早い新型コロナウイルス感染症の感染収束へのご協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

政策秘書課 秘書担当(本庁舎 2階)

郵便番号:350-1292 日高市大字南平沢1020番地
電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
お問い合わせフォームへ

更新日:2021年09月01日