市長あいさつ（令和3年6月1日）

6月となり、いよいよ梅雨入りが近づいてきました。

さて、去る5月18日、株式会社旭フーズ代表取締役である菊地拓也さんにお越しいただき、当市との「災害時における食糧品の優先提供等に関する協定」締結式を行いました。この協定は、災害が発生した際に、市からの要請により、市が指定する場所への食糧品の提供をはじめ、救援物資の集積および配送等の拠点として、株式会社旭フーズの施設の一部をご提供いただくものです。

市では、災害の発生に備えて、地方公共団体、市内事業所、企業、各種団体等のご協力をいただき、平成3年以降に61の防災協定を締結しています。今回この協定を新たに締結でき、市民の安全・安心をもう一段高められたことに心より感謝します。

さて、当市は新型コロナウイルス感染症に対する、まん延防止等重点措置の対象地域ではありませんが、感染拡大を防止するため、埼玉県から、まん延防止等重点措置等に基づく協力要請を受けています。ここで、協力要請期間が6月20日まで延長されました。引き続き、

• 営業時間の短縮を要請した時間以降の飲食店を利用しないこと
• 県境をまたぐ移動の自粛
• 路上・公園などにおける飲酒を控えること

などの要請とともに、こまめな手洗い、定期的な室内換気、家庭内でのマスク着用などについても、ご協力をお願いします。

また、新型コロナウイルスワクチン接種は、地域の医療従事者の皆さんのご協力をいただきながら、5月17日から市内の医療機関での「個別接種」が始まりました。続いて、6月6日からは「ひだかアリーナ」をはじめとした公共施設での「集団接種」を開始します。

今後、ワクチン接種を加速化させ、7月末までに希望する高齢者の皆さんがワクチン接種を受けられるよう、全庁を挙げて取り組んでいきます。

なお、基礎疾患を有する人、高齢者施設等に従事する人ならびに60歳から64歳までの人のワクチン接種は、6月下旬に接種券を送付する予定です。60歳未満の皆さんにも、準備が整い次第、順次接種券を送付します。

今後、詳細が決まり次第、接種予約の方法やスケジュールなどの情報を広報や市ホームページ等でお知らせしますので、よろしくお願いします。