市長あいさつ(令和3年4月1日)
3月から4月にかけて、市内でも、桜や菜の花が咲き誇り、春の息吹が感じられるようになりました。
皆さん、日高市総合福祉センター「高麗の郷」の敷地の南東に、貴重な「カバザクラ」があるのをご存じでしょうか。この桜の木は、樹齢800年といわれ、日本五大桜として大正11年10月12日に国の指定を受けた天然記念物である「石戸蒲ザクラ」の苗木で、北本市から友好の象徴として平成8年に寄贈され、その年の8月末に完成した「高麗の郷」へ9月に植樹したものです。当時の日高市は10月1日に市制施行5周年を迎える年でしたので、植樹から約四半世紀が経過したことになり、桜も大きく成長しています。今年は開花のピークが過ぎてしまいましたが、ソメイヨシノと花びらの形や色の違いも楽しめますので、桜の咲く時期に「高麗の郷」をご利用される皆さんだけではなく、散歩の途中など、多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。
4月1日から新年度が始まり、当市の新たなまちづくりの指針となる「第6次日高市総合計画」がスタートしました。この計画に定めた将来都市像「誰もが安心して住み続けられる ふれあい清流文化都市 日高」の実現に向け、雇用の創出、移住・定住の促進、結婚・出産・子育てへの支援や豊かな地域づくりに重点を置き、今後のまちづくりに取り組んでまいりますので、市民の皆さんの一層のご支援・ご協力をお願いいたします。
さて、緊急事態宣言が解除され2週間近くが経過しましたが、県では再度の感染拡大を防ぐため、4月21日までは不要不急の外出自粛や県境をまたぐ移動の自粛などの協力要請が出されております。市民の皆さんには、こまめな手洗い、定期的な室内換気、家庭内でのマスク着用などについて、引き続きご協力をお願いします。
また、新型コロナウイルスワクチン接種についてですが、市民の皆さんへのワクチン接種が円滑に実施できるよう準備を進めているところです。詳細が決まり次第、市ホームページ、広報ひだか等でお知らせしますので、よろしくお願いします。
更新日:2021年04月01日