国際交流の紹介

今日では、日本と世界との結びつきはあらゆる分野で必要不可欠となってきています。

日高市でも、ブラジルやペルーをはじめ、約30か国の人たちが800人程度暮らしています。

このような中、平成10年3月8日に、身近な生活における国際交流活動を幅広く推進し、異文化の相互理解を深めるとともに友好親善を図り、市の国際化を推進していくことを趣意に、「日高市国際交流協会」が誕生しました。

また、平成8年10月1日に大韓民国の烏山(オサン)市と友好都市提携を結び、スポーツや文化交流などを図っています。

日高市国際交流協会(HIFA)

国際交流協会は、平成10年に発足した国際交流を通して、国際理解を進める団体です。

日高市を中心に外国の方々と市民レベルの交流を行い、地域の中で協力し合ってお互いの理解を深めています。

友好都市交流活動

烏山(オサン)市は、歴史的に高句麗の地であり、大韓民国の首都ソウルから南に56キロメートル、京畿道(日本の県に当たる)の南西部に位置し、ソウルの衛星都市として発展してきました。

平成元年1月1日に市制を施行し、平成31年3月末現在、人口22万377人、面積42.76平方キロメートルの都市で、市の中央を京釜(京畿道・釜山)鉄道、国道、地方道が、市の東部には、京釜高速道路が南北に貫通する交通の要衝地です。

地形は、小さな盆地により形成され、北部から南部にかけて平地が広がっています。

産業は、電子部品、化学、機械、製紙工業が主産業で、さらに大韓民国の代表的な高麗人参の加工、バイオテクノロジーによるミニトマトの生産も有名です。市の中心部を一歩出ると田園風景が広がり、また、高層住宅群が林立する工・農・住の調和のとれた複合型の田園都市です。

友好都市提携の経緯

日高市では、国際交流活動等の推進を図るため、平成5年度・6年度の2年間、「日高市国際交流推進プロジェクトチーム」を設置して、市内の国際化の検討ならびに海外との交流のある学校・企業の調査、近隣市の視察等、調査検討した結果、平成6年3月、「歴史、文化等交流の深い国と市制施行5周年を目途に友好都市提携を検討する」という提言を市長に提出しました。

この提言をもとに、友好都市提携先の国として大韓民国を選定し、東京にある大韓民国文化院の推薦を受け、埼玉県総務部国際課内の財団法人自治体国際化協会を通じて、平成7年10月3日から6日までの間、候補都市として二つの都市(烏山(オサン)市、楊平(ヤンピョン)郡)を、視察調査しました。

視察結果を踏まえ、烏山市が歴史的に高句麗の地であり、高麗郡のおかれた日高市との歴史的なつながりや、面積、人口(6万8,192人(平成7年10月))などの規模、地勢など当市と相似点の多い都市、烏山(オサン)市を選定し、平成8年2月には、烏山(オサン)市総務課長ほか職員が、烏山(オサン)市長の親書を携え当市を訪問するとともに、友好都市提携を前提に、その内容について協議しました。

その後、さらに協議を重ねた末、平成8年10月1日に総合福祉センター「高麗の郷」において友好都市締結調印を行いました。

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更新日:2020年04月01日