12月号(金川直美さん)

「2025世界クラシック&エクイップベンチプレス選手権大会」エクイップ部門女子63キログラム級マスターズ2に出場し、3位入賞

金川直美さんと市長

金川直美さん(高萩)

今回の「ひだかの魅力再発見」は、聴覚障がいがありながら、ベンチプレスの世界大会に出場し、入賞した金川直美さんをご紹介します。

焦らず、コツコツと目標に向かって日々練習あるのみ!

表彰台の様子

表彰式の様子

ダイエットのために通い始めたジムで、オーナーに「やってみないか」と誘われたのが、ベンチプレスを始めたきっかけでした。

今回、世界大会に出場するため、ノルウェーのドランメンという都市に行きました。

長時間の移動でかなり疲労し、また大会が行われたのは5月だったのですが、ノルウェーはとても寒く、それに加え大会に向け減量中であったことも合わさり、かなりの逆境の中での挑戦でした。

大会当日は、3回ある試技のうち2回目の挑戦でバーベルのバーが支柱に触れてしまいました。そこで3回目では力を振り絞り92.5キログラムを挙げ、3人の審判から満場一致の成功判定を受けました。その判定を見て、思わずガッツポーズをとり、喜びのあまりセコンドとハイタッチをしたことが、今でも忘れられません。

今後の目標は、クラシック部門では80キログラムを、エクイップ部門では100キログラム以上を挙上できるよう頑張ります。

目標重量を挙げられるとうれしくなり、次の挙げたい重量を目標に、日々の練習を頑張れます。また全国大会で、知人や友達に会うことも楽しみです。やはり、みんなでスポーツをするのは楽しいです。そのうえ健康にもなれます。皆さんもぜひベンチプレスをやってみませんか。

ベンチプレスってどんな競技?

ベンチ台の上で、仰向けに寝て、バーベルを胸まで正確に下ろし、制止させてから、審判の合図で押し上げ、その重さを競う競技です。3回の試技を行い、成功した最も重い重量で順位が決まります。

競技には2種類あり、補助具を使用しない部門が「クラシック」、補助具を使用する部門が「エクイップ」です。

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更新日:2025年12月01日