8月号(山口祝子さん)

絵手紙サークルかたつむりの会

山口祝子さんと絵手紙サークルかたつむりの会の皆さん

山口 祝子さん(中鹿山)

今回の「ひだかの魅力再発見」は、高麗川南公民館で活動している「絵手紙サークル かたつむりの会」と講師の山口祝子さんをご紹介します。

日常の一瞬を切り取り、言葉を添えて想いを伝える10×15cmの小さな芸術の世界から100×70cmもの大きな石の絵手紙へ

小豆島にある石の絵手紙「まっ赤な使者」

小豆島にある石の絵手紙「まっ赤な使者」

「かたつむりの会」は20年以上活動している絵手紙サークルで、毎月第2・第4木曜日に現在15人で活動しています。私もサークルの一員として活動を始め、今では日本絵手紙協会公認講師として絵手紙の楽しさを伝える立場となりました。

絵手紙は、描いた絵に言葉を一言添えます。同じ題材でも描くときの気持ちで異なる作品が出来上がる味わい深さが魅力です。

花こう岩の産地として名高い香川県にある小豆島に「石の絵手紙ロード」があります。大きな花こう岩に絵手紙を貼り付けてできた作品が、各所に設置されていて、島内を巡りながらの鑑賞は楽しいものです。

私も講師として活動する傍ら、全国の仲間と絵手紙の交流をする中で、石の絵手紙の制作依頼を受けました。1枚の絵手紙から繋がったこの縁を何としても繋げたいという思いを形とするため、作品づくりに取り組みました。モチーフとして選んだのは美しい日高の秋を紹介できる曼珠沙華です。

こうして作り上げた作品が、全国の人の目に留まり日高市を知ってもらう機会の一つとなればうれしいです。

高麗川南公民館文化祭には毎年作品を出展しています。今年はこの石の絵手紙の複製原画も展示予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

市政情報課 広報・市政情報担当 (本庁舎 2階)

郵便番号:350-1292 日高市大字南平沢1020番地
電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
お問い合わせフォームへ

更新日:2023年08月01日