7月号(杉浦 孝宣さん)

一般社団法人不登校・引きこもり予防協会

「一般社団法人不登校・引きこもり予防協会」で活動している杉浦孝宣さん

杉浦 孝宣さん(高萩)

今回の「ひだかの魅力再発見」は、「一般社団法人不登校・引きこもり予防協会」をご紹介します。

規則正しい生活をする・自律して自身をつける・社会貢献をするの3ステップで不登校・引きこもりを解消します!

支援者とともに学ぶ不登校の子どもたちの様子

支援者とともに学ぶ不登校の子どもたちの様子

不登校の子どもは9年連続で過去最多を更新しています。現在全国で約30万人もの子どもが不登校であり、15歳から64歳までのひきこもり状態である人は146万人いると言われています。

親子間でもコミュニケーションが取れず他人とのつながりが無くなると、子どもがどこにも居場所が無いと感じ、引きこもりの状態となり、見守るだけでは解決が難しくなります。

不登校・ひきこもりは今に始まった問題ではありません。私は30年以上この問題に取り組んできました。心を閉ざしてしまった子どもは、親や先生のような「大人」では信頼関係を築くことが困難です。私たちは「学生インターン」と呼ぶ、それまで関わってきて立ち直った子どもたちとともに、今悩んでいる子どもに働きかけます。年齢が近く、同じ悩みを共有している子ども同士ですから、通じるものがあります。そこから生まれた信頼関係をもとに粘り強く支援を行います。単に家から出る、学校へ通うというだけにとどまらず、就職して社会に貢献できるようになるまで長期的にケアを続けています。

日高市は、不登校・ひきこもりから立ち直るために必要な環境や社会資源を整えていけると感じます。今後は地域と力を合わせて活動していきたいです。

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更新日:2023年07月01日