12月号(熊倉 聡泰さん)
第64次南極地域観測隊

熊倉 聡泰さん(高萩)
今回の「ひだかの魅力再発見」は、第64次南極地域観測隊に参加する、熊倉聡泰さんをご紹介します。
過酷な環境下にある南極生活で 観測の手助けとなるよう、 基地の設備や生活の維持を担います

南極移動基地ユニット
私は、設営系の越冬隊員として参加し、越冬隊唯一の建築・土木担当として建物の修繕・維持管理業務や研究施設の解体工事、隊員宿舎の基礎工事、南極移動基地ユニットにおける活動支援などを行う予定です。
南極では、限られた人数で基地を運営するため、各分野の専門家であることが求められます。そのため、研修を受けたり資格を取得したりするなど出発に向けて準備しました。帰国は、令和6年春の予定です。
地球温暖化が進む現代で、南極地域の観測から、どうしたら地球を守ることができるのか考えることができます。今回南極地域観測隊に参加し、観測をサポートして未来の地球を守っていくことは、私にとって大事な使命だと考えています。
南極地域観測隊について
11月11日に、第64次南極地域観測隊が南極の昭和基地に向けて出発しました。
南極地域観測は、国際協力のもと国が実施する事業の一つです。日本の活動拠点となる昭和基地では、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学、地学など幅広い分野で観測が続けられています。
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更新日:2022年12月01日