5月号(東急こまがわ自治体会長 佐藤力さん)
埼玉県SDGsパートナー登録

東急こまがわ自治会会長 佐藤 力さん(鹿山)
今回の「ひだかの魅力再発見」は、令和3年1月31日に埼玉県SDGsパートナー登録を受けた東急こまがわ自治会会長の佐藤力さんにお話を伺いました。
どこかハードルが高く感じてしまうSDGsですが、普段当たり前にやっていることに過ぎないのです。

東急こまがわ自治会区長一同
私が自治会長を務めた昨年、各地で 減少傾向にある自治会員 数が増加し、720世帯となっ たことは驚きでもあり、うれしく感じています。
コロナ禍で各種イベントが中止となる中、課題も多く見つかりました。一つは、少子高齢化 が進み、空き家問題や移動手段の確保など自治会のみならず地域全体で解決していかなければならない問題です。また、役員のなり手不足も実感しました。
さらに、意見の違いによるぶつかり合いなどもある中で、互いを尊重し合う多様性の仕組みづくりは欠かせないと感じました。
そこで私は、今まで通りの自治会活動に加え、さらに自治会活動を盛り上げようと考え、埼玉県SDGsパートナー登録に動き出ました。
東急こまがわ自治会では、 「お互いの人権・思想・信条を尊しつつ、互いに連携し、親睦深め、助け合い、住み良い地域と環境づくりに努める」ことを方針に、環境・社会・経済の3つの分野における取り組みと指標を定めました。
この取り組みを自治会員で協力して行い、成功を共有していくことで、自治会全体の振興につながると考えています。ゆくゆくは当自治会のみならず、近隣自治会をはじめ、市全体に波及していくといいですね。
SDGsとは?
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。193の国連加盟国が達成を目指す「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性がある社会の実までの17の目標 (ゴール)です。現在、県では192の企業・団体等が埼玉県SDGsパートナーとして登録しています。
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更新日:2021年05月01日