7月号(樋口麻子さん)
女性の活躍 創業塾で学び市内で開業

今回の「ひだかの魅力再発見」は、市内で企業向けのお弁当屋を営む樋口麻子さんをご紹介します。
日高って人柄が温かい。「おいしかった!」の一言が私の原動力になっています。

毎日手作りしています
元は調理師として働いていましたが、忙しく働く人たちに、おいしいお弁当を届けたいという思いから昨年9月に市内でお弁当の宅配を始めました。
起業を思い立ったとき、日高市商工会による創業塾のことを知りました。創業塾では異業種の仲間がたくさんできました。今でも分け隔てなく、互いに情報を交換し合ったりして、良い刺激となっています。始めた頃は、本気でやっていると思われず、くやしい思いをしたこともありました。
日高市の皆さんは、温かい人が多く、商工会をはじめ企業の方も親身になってくれるので、とてもありがたく思っています。私自身も日高で育ち、昔からなじみのあるお店が事業の協力を
申し出てくれたときは、うれしく思いました。
新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休校で、学童に通う子どもたちにお弁当を提供すると、保護者から感謝の言葉をいただくこともあり、少しでもお母さんやお父さんの手助けになればと思っています。私も2児の母ですが、夫の協力もあり、家庭と仕事の両立ができています。
これからは、もっと老若男女関係なく自分のやりたいことを実現できるような社会になっていくような気がしています。
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更新日:2020年07月01日