5月号(クリーン萩の会)

今回の「ひだかの魅力再発見」は、県道路協会からの表彰を受けた道路美化活動団体「クリーン萩の会」をご紹介します。
自分たちの暮らす地域の道路は、私たちがきれいにしています。この活動が引き継がれ、ごみがなくなる日が来ることを願っています。

令和元年度道路愛護功労者表彰
私たちは、2か月に1度、土・日曜日のどちらか1日に鎌倉街道の約600メートルの道路美化活動を行っています。
40代から80代のメンバーで、毎回10人前後で活動しています。市からは平成23年に道路美化活動団体として認定されました。
活動は、午前9時から始まり、1時間程度でごみ袋が15袋ほどになり、多いときは約30袋集まることもあります。ごみは生活ごみから家電製品まで多岐にわたります。消火器や動物の死骸など、どうしてこんな物が?と思ってしまうものが捨てられていることもあります。
活動する際には、全員で揃いの帽子とビブスを身に着けています。蛍光色で目立つので、車を運転する人が美化活動を行っていることに気づき、車窓からのポイ捨ての抑止にもつながっていると考えています。
私たちが清掃している鎌倉街道には、石碑があります。この石碑の周辺は、ごみを捨てられていることが多くあります。この道は、鎌倉時代に日蓮というお坊さんが佐渡へ島流しにあったときに、通った由緒ある道を聞き、励みになります。
自分たちの暮らす地域がきれいであるため、これからも活動に力を尽くしていきたいです。
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更新日:2020年05月01日