市の特産「うど」

日高市のうどは、土の中に深く掘りぬいた「うど穴」と呼ばれる地下むろで育てられます。
こうして手間暇かけて育てられたうどは、山うどに比べて、真っ白で柔らかく、あくがほとんどありません。
主に京都などの高級料亭などで使用され、関西地方への出荷、または市内直売所での販売となるため、市場にはあまり出回らない貴重なものです。
旬の時期は、2月から4月までで市内直売所などで購入できます。
ぜひ、この時期にしか食べられない春の味わいを堪能してはいかがでしょうか。
「日高のうど」ができるまで
4月から6月
「植え付け・追肥」
植え付けは4月中旬から5月下旬頃に行います。
9月
「開花」
うどの花は白く綿のような丸い形をしています。
9月下旬には、畑一面にきれいな花が咲き誇ります。
11月
「掘り取り」
霜が降りる頃になると、うどの葉や茎などの地上部は枯れ始めます。機械で根ごと掘り取り、根株を人の手ですくいあげます。
12月から2月
「むろへ伏せ込み」
畑からうどを掘り起こし、地下の「むろ」へ植え込みします。(伏せ込み)
18から20度の温度管理と成長具合を見ながら、3,4日ごとに散水し、約1か月かけて育てます。
1月から4月
「収穫」
伏せ込み後、約1か月で収穫時期を迎えます。

1月から4月
「出荷」
収穫されたうどは、市内の直売所や関西地方へ出荷されます。
「うど」を使用したレシピ

左:うどの油いため 右:うどの和風サラダ
【うどの油いため】
材料4人分
うど:茎、穂6本
油揚げ:1枚
にんじん:2分の1本
ごま油:適量
しょう油、顆粒だし:適量
1.うどは皮をむかずに5センチメートルに切る。
2.にんじん・油揚げは5センチメートルの細切りにする。
3.鍋にごま油を熱し、1と2を炒め、しょう油、顆粒だしで味付けする。
【うどの和風サラダ】
材料4人分
うど:1本
みそ:大さじ1
マヨネーズ:大さじ2
レタス:2枚
ブロッコリー:2房
1.うどは皮をむき短冊切りにして酢水につける。
2.みそとマヨネーズを合わせる。
3.うどは水切りし、2と和える。

【うどのきんぴら】
材料4人分
うど:200グラム
にんじん:50グラム
豚肉:100グラム
サラダ油:大さじ2分の1
砂糖:大さじ2分の1
しょう油:大さじ1と2分の1
酒:大さじ2分の1
七味唐辛子:少々
1.うどは5センチメートル長さの細切りにして水にさらしておく。にんじんも5センチメートル長さの細切りにする。
2.フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を炒める。次に水気を切ったうどとにんじんを加えてさっと炒め、砂糖、しょうゆ、酒で調味し、七味唐辛子を加える。
3.器に盛りつける。
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更新日:2018年02月07日