ふるさと納税の上限額の計算方法
ふるさと納税を行うと、寄附した金額のうち2千円を超える部分が、一定の上限額まで所得税と住民税(市民税・県民税)から全額控除されます。
ふるさと納税に係る住民税からの控除は、基本的な控除と特例控除ががありますが、特例控除には上限額が設けられているため、一定の金額からは、特例控除が受けられなくなります。
(注釈)ふるさと納税の寄附金控除は、寄付した年の所得等から算出した税額が控除されます。寄付する時点では、その年の所得や所得控除が確定していないため、正確な上限額を算出することはできません。下記の計算方法は、前年の所得等を参考に目安としてご利用ください。
計算方法
所得割額の20パーセントの額÷係数×100+2,000円=ふるさと納税上限額
(注釈)税額控除等により個人差があるため、あくまでおおよその計算となります。
所得割額の20パーセントの額
給与天引きの人の場合
特別徴収税額通知書の税額欄の市民税所得割額6と県民税所得割額6の額の合計額の20パーセントの額
その他の人の場合
市民税・県民税納税通知書3枚目の所得割額欄の差引後所得割額の市民税(円)と県民税(円)の合計額の20パーセントの額
係数の出し方
給与天引きの人の場合
特別徴収税額通知書の課税標準欄の総所得3の額(A)
その他の人の場合
市民税・県民税納税通知書3枚目の所得割額欄の差引後所得割額の総所得の課税標準額(円)の額(B)
係数一覧
(A)または(B)の額 | 係数 |
---|---|
195万円まで | 84.895 |
195万1円から330万円まで | 79.79 |
330万1円から695万円まで | 69.58 |
695万1円から900万円まで | 66.517 |
900万1円から1800万円まで | 56.307 |
1800万1円から4000万円まで | 49.16 |
4000万1円以上 | 44.055 |
(注釈)上記の計算は一般的な例として掲載していますので、計算が異なることがあります。
更新日:2022年01月11日