4月は「若年層の性暴力被害予防月間」です
若年層の性暴力被害について
10代から20代の若年層を狙った性犯罪・性暴力は、その未熟さにつけ込んだ許しがたい重大な人権侵害であり、決して許されるものではありません。
政府は、「第5次男女共同参画基本計画 -全ての女性が輝く令和の社会へ-」において、入学・就職等に伴い、若年層の生活環境が大きく変わり、被害に遭うリスクが高まる時期である4月を「若年層の性暴力被害予防月間」と定めています。

身の回りでは、こんな被害が起きています
- AV出演被害
「モデル・アイドルになりませんか」と声をかけられ、ついていったらアダルトビデオの撮影を強要された。 - JKビジネス
「高収入アルバイト」「おしゃべりするだけ」等として募集されているものに内容を調べることなく応募し行ってみると、性的な行為や露出度の高い服の着用を強要された。 - レイプドラッグ
食べ物や飲み物に睡眠薬を入れられ、性暴力の被害に遭う。勧められた飲み物や食べ物を口にしたら眠くなり、気がついたら複数の人と性行為をさせられ動画も撮られた。 - SNSを利用した性被害
x(旧Twitter)で知り合った人と親しくなり、言われるがままに下着の写真や裸の写真を送ってしまった。「拡散されたくなかったら言うことを聞け」と脅された。 - セクシャルハラスメント
仕事の悩みを抱えていたところ、上司から「相談にのるよ」と言われホテルの部屋に呼ばれた。 - 痴漢
通学・通勤途中の電車の中で痴漢被害に遭う。 - デートDV
恋人同士の間で起こる暴力をデートDVといいます。同意のない性的な行為は「性暴力」です。相手と対等な関係でなかったり、嫌だと言えない状況であったりしたら、本当の同意があったことにはなりません。
相談窓口
相手の同意のない性的な行為は性暴力であり、許されるものではありません。
もし、自分が同意していない性的な行為をされたら、それは性暴力です。
ひとりで抱え込まずに相談してください。
- SNSで相談:Cure time.jp
- 電話で相談:♯8891(性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップセンター
♯8130(性犯罪被害者相談電話・警察)
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2025年04月24日