平成29年12月号特集「年末に振り返る家庭ごみの減量」
平成29年4月分から9月分までの市民1人当たりの可燃ごみ量は100.1キログラムで、昨年の同時期(99.7キログラム)と比較して0.4キログラム増加しています。しかし、市民の皆さんが「1人1日10グラム(小さじ2杯分)」の可燃ごみを減量すると、6か月間で1人当たり約1.8キログラム(総額で約410万円)の可燃ごみが減量できます。節減できた処理費用は、他の事業に活用することも可能です。
12月は、新年に向けて片付けや掃除をすることが多くなります。この機会に、毎日出される「ごみ」について振り返ってみましょう。
問い合わせ 環境課廃棄物対策担当
可燃ごみ減量のポイント
リサイクルできる紙類の分別
リサイクルできる紙類は「古紙・古布の日」や地域の集団資源回収に出すことで、市の歳入や実施団体の活動資金になります。
なお、まとめにくい小さな紙類の分別のために、雑紙専用回収袋を配布しています。ぜひご利用ください。
配布場所
環境課(市役所3階)、各公民館、各出張所
配布枚数
1人2枚まで
リサイクルできない紙類
- シュレッダーした紙
- シール台紙
- 油紙
- レシートなどの感熱紙
- 写真
- ビニール加工された紙
- アルミ加工の紙パック
- 金色・銀色の紙 など
生ごみの水切りの徹底
生ごみなどに含まれる水分が可燃ごみの重さの約半分を占めています。その水分を減らすことができれば、処理費用の節減につながります。水切りネットなどを上手に利用しましょう。
枝葉や雑草は十分に乾燥する
草葉の水分や付着している土の重さも処理費用に含まれます。よく乾かしてから出しましょう。
生ごみ処理容器の購入補助
コンポスト容器、EM容器
1世帯につき5年間で2基まで
購入費用の2分の1の額(1基当たりの上限額3,000円)
電気式生ごみ処理機
1世帯につき5年間で1基まで
購入費用の2分の1の額(1基当たりの上限額2万円)
集積所はルールとマナーを守って利用しましょう
- ごみ集積所は、合理的な収集と衛生面を考えて各地区の皆さんで設置・管理をしています。
- 年末年始はごみの収集がありません。集積所にごみを放置しないようにしましょう。
- ごみを出すときは、必ず透明または半透明の袋を使用してください。
- 枝やダンボールは散乱しますので、ひも等で束ねて出しましょう。
- カラスやネコにごみが荒らされている集積所があります。前日に出さない、ネットをかける、扉を閉める等を徹底しましょう。
ごみの出し方Q&A
ごみの出し方の中でよくある質問を紹介します。
なお、市ホームページ「日高ちゃんねる!」では、ごみの出し方を動画で紹介しています。
今後も随時動画を公開していきますので、ぜひご覧ください。
Q. なぜガラスやセトモノが「可燃ごみ」の日に出せるの?
A. 太平洋セメント株式会社埼玉工場で、約1,450度の高温で処理され、セメント原料の一部として取り込まれるからです。
Q.化粧品のビンは「ビン・カン」の日に出せるの?
A. いいえ。「ビン・カン」の日に出せるのは飲料用、食品用のビン・カンです。ガラスやセトモノは「可燃ごみ」の日に袋を別にして「キケン」と表示して出してください。
Q.「可燃ごみ」は50センチメートル以下でないと出せないの?
A. はい。50センチメートル以上の大きさのものはごみ処理設備の投入口に入らないため、50センチメートル以下にして出してください。
Q.スプレー缶は「ビン・カン」の日に出せるの?
A. いいえ。スプレー缶は「有害ごみ」の日に出してください。他の収集日に出すと火災や破裂事故の原因となり、大変危険です。
Q.市で収集できないごみはどんなものがあるの?
A. テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、ピアノ、タイヤ、バッテリー、畳、消火器、塗料缶、コンクリート、農薬、漬物石、バイク、ボウリングの玉などです。これらは専門業者や取扱店に依頼し、適正に処分してくだい。
Q. ごみの収集にもっと早く(または遅く)来てほしい!
A. 市内には約880か所の集積所があり、個別に時間を指定することは困難です。また、道路状況やごみ量により収集時間も一定ではありません。ごみは当日の朝8時までに出してください。
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更新日:2017年12月01日