9月号(鈴木 香純さん)

金ごま栽培に励む若き就農者

金ゴマ畑にいる鈴木香純さん

鈴木 香純さん(女影)

今回の「ひだかの魅力再発見」は、市内で金ごま栽培に励む鈴木香純さんをご紹介します。

金ごまの育ちや収穫量だけじゃない、人柄の良さが日高で農業を続ける原動力です。

鈴木さんが手掛けている金すりごま、金いりごま、うどん、そうめん

鈴木さんが手掛けている商品

国産ごまの食料自給率は、わずか0.1%未満。ごまは手間がかかる割に収穫量が少なく、手作業が多いことから農業の近代化に伴い、自給率が下がり今では99.9%以上を輸入に頼るようになっています。
私は、市の新規就農支援制度を利用して金ごま栽培を営んでいます。日高市の気候風土に適応した金ごまを大切に育み、国産ごまの復興に取り組んで、7年目になりました。
金ごまを栽培する畑の周辺は、ご近所の皆さんの散歩コースとなっていて声を掛けられることもしばしば。皆さん、気さくで親しみやすいですね。また、以前は都内に住んでいたので自然豊かでのんびり暮らすことのできるところが気に入っています。
今までは一人だけのビジョンで進める良さがありましたが、共感してくれる仲間が増えたらもっといいなと思います。
最近では、金ごま栽培のみならず、小麦の栽培も始めました。今後は食文化の背景と併せて金ごま・小麦の魅力、日高市の魅力を発信していきたいです。

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更新日:2022年09月01日